久しぶりに真夏日(30℃越え)を迎えた9月もど真ん中、4日の地歌(三弦・筝)に次いで
シャンソン・ライブを聴きに(観に?)行ってきました。
場所は和歌山市島崎町・ぶらくり横丁にある珈琲もくれんさん。
電車で行こうか車で行こうか前日まで悩んでました。
電車で行くとJR和歌山線(単線・普通のみ)で行っても、大阪周り(阪和線快速or紀勢線特急)
で行っても最寄駅から和歌山まで2時間チョイ。
車で行けば京奈和道を経由して自宅から現地の最寄りのコインまで1時間45分ほど。
のんびり景色を見て行くか自分で運転して行くかの選択だ。
結果的に予定していた通り昨日で仕事が一段落したので車で行くことに。
早めに着いたので紀州・徳川・五十五万石の藩庁、和歌山城を一回りしてみた。
和歌山市なんて何年振りだろう? 学生時代に釣りに和歌山港や新和歌の浦へ来たこと
もあったし、6~7年前には一つ東の岩出市の根来寺や、紀の川市の粉河寺に来たが、城や
紀三井寺などを周ったのは何十年も前のことで記憶も薄い。
ライブは喫茶店の2階で打ちっぱなしコンクリートの天井に古びた天井扇と鏝跡の塗り壁と
なんともレトロな雰囲気の椅子は20席ばかりのこじんまりとした良い雰囲気でした。
14時半開場の15時開演で、下の喫茶店から鉄の階段をコツコツコツと昇る。
たまたまひょんなことから関東のプロのシャンソン歌手の方とお知り合いになり、大阪や
神戸でのライブに押しかけていたら、そのうちの1回に共演していらしたのがSARAHさん。
知り合いのYU-MEさんはたまたま新潟遠征に出かけられていて、こちらに寄せてもらった。
関西のノリのMCで違和感なく聞けるのと彼女自身の雰囲気が何故かフィーリングに合って
初めて知ってから勝手にファンしてて、FacebookやInstagramに突っ込みコメントを入れ
させてもらっているのだが、小気味いいコメント返しをしてくださる。
ジャンルはシャンソンなんだけれど、その中でも軽快な3拍子の歌が良く似合っていて
どちらかと言えばハスキーっぽい声なんだけど心地よい響きです。
ギターは田村太一さん。
神戸在住で中学からギターはやっていたそうで、海外(アメリカ)に語学留学したときに見い
出されて、帰国後もギター教室をしながらライブ活動も関西だけでなく東京でもされていた
のだと、今日のトークで初めて少し知りました。
たまたまお客さんに、これから東京でバンド活動をしようとしている若者が居て、休憩時間に
盛り上がっていたのを傍聞きさせてもらいました。
ギタリストとしてはソウル歌手のSAKURAさんのライブで共演されていた『わたなべ ゆう』
さんや大学の同級生の息子さんがメジャー歌手のステージのバックバンドを担当していたり
と、ピカイチの人たちのは聞かせてもらっていたけれど、田村さんのテクニックも素晴らしい
と思いました。
ただ、歌手が歌って居る時もイントロや間奏の時も同じ音量でガンガンやっておられるのが
少々気になりました。
伴奏でなく協奏って感じですね。 伴奏が大きいと歌手も負けじと声を出すというのもわかる
けれど、もう少し控えめでも悪くはないのじゃ? って感じました。
まあ、一人一人が自己主張するのもセッションですからね。
それ以外のリズムテンポなんかは巧みに歌に合わせていらしたと思います。
2時間ほどのライブでしたが、とても楽しく聞かせてもらえて良かったと思います。
SARAHさんとはYU-MEさんやmiyaちゃんより昔からの知り合いです。
彼女はユニークなライブをあれこれやっておられますねえ。
大阪市内のもあるのだけれど、
基本、夜のライブなのでなかなか行けません。
丁々発止のファンができてうれしいことでしょう(笑)
私、純粋な大阪人間なのですが
突っ込みというのがどうも苦手でね~
気の利いたコメントが書けません。
ユニークというか自分達も楽しめるから見聞きしている私達も愉しいのでしょうね。
昨日、ご本人にも田舎暮らしで帰りの心配をしないといけないので、夜開演のライブは
なかなか参加しにくいと伝えました。
関西のノリは他地方の人々には軽率であったり下品だったりと評判が良くありませんね。
独特の文化だからこそ大切にしたいと思っています。
好奇心とフットワークの副産物ですかね?
「苦手」というのは
自分がうまく突っ込んだり
気の利いた返しができなかったり
という意味の「苦手」です。
できたらしたいけど、うまくできないのよ~
と、ご理解くださいね。
大丈夫、わかっていますよ。 (^.^)
後から思い出して「ああ突っ込んだら良かった。」
とか「こう返したら面白かったのに。」なんて ?
人の突っ込みとか巧い返しに「オオーなるほど~」と思うこと、僕でもあります。
負けてられません!
って勝ってもしゃーないんですけどね