London徒然草

「ばく」のロンドン日記

そんな所で寝なくても..

2006-02-28 | わんこ

あのー。

いくら、ママがPCのデスクに長い時間座っているからって、何もそんな所で寝なくてもいいんじゃなーい?
ママのおしりは、小さくないのよ。他にどこでも眠る所はあるとおもうのですがねえ。


なめちゃん

2006-02-27 | ガーデニング
昨日、カタツムリの話を出ましたら、みなさんから、あまり日本では見かけなくなったとのお話を頂きました。

こちらでは、カタツムリはもとより、ナメクジも、それはそれはたくさん山のようにいて、草花のにっくき天敵です。

植木をいろいそと買って帰って来て、るんるんと植えた翌日、見事に消えている事もしばしば。
全部平らげられしまって、かけらとか、茎だけが残っているのを見ると、怒りが沸々と~~~~。

ところで、こちらの、なめちゃん。
でかいんです。なんと10センチほどが平均的な大きさ。今まで見た最大のものは、15センチ近くもありました。




こちらは、少し平均より小さめ。でもそばのクヌギの葉っぱを見ていただければ、想像がつくかしらん?
そして、よく写真では見えませんが、ふちはオレンジと黒のストライプ。暖かい日の雨上がりには歩道の上にもたくさんはい出していて、踏んだ日には、犬の落とし物と同じくらいの悲劇が。すべるんです。

カタツムリと、ナメクジの天敵はハリモグラなので、おうちによっては、ハリモグラさんが庭に住み着いてくれる様に、それなりの歓迎様式を整えて、お待ちする家もあるんです。我が家はピップ君がいるので、ムリですなあ。

ロンドンにお越しの際は、是非一度、巨大ナメちゃんに会って行かれてください。

今日のピップ君のおさんぽは、一匹だけ、ラブちゃんにあいました。

マジックかたつむり

2006-02-25 | ロンドン暮らし
朝から、まぶしいばかりの太陽の光です。
気持ちはうきうき。太陽の光って、なんてうれしいんでしょ。

夫の入れてくれた紅茶を持って、さっそく庭に出てみました。
が、
さむっ。

冷たい北風が肌をさすようです。やれやれ。
早々に引き上げようとしたら、ふと不思議なものが目に入ってきました。



宙に浮く、かたつむりです。

芽を出した水仙が空っぽのカタツムリの殻を押し上げたものと判明。
水仙さんは、重くていい迷惑でしょうね。そーっと、はずしてあげました。

春さん♪近いよね。来るなら早く来てくれ~。



ピップ君は、この通りのんきに暮らしております。

無条件バトン

2006-02-23 | 飼い主ネタ

ご主人は、アメリカ人、E*N*JOYのKAYさんから、『無条件バトル』なるものをいただきました~。
いろいろなバトンがあるものですなあ。さっそく行ってみよ~!

Q1 無条件でトキメク~○○な人を3人

美形な男の人。
そりゃ-私は立派なオバサンかもしれませんが、きれいな人を見るのは好きだしトキメクわ~。
誰ですかっ?気持ち悪いなんて言っているのは!
好みの美形は、金城武、岡田准一、木村拓哉、速水もこみちなんかも、最近素敵だわ!って思ってます。
本物の金城様の記者会見に、仕事上のコネで潜り込んで、実物を見たら、あまりにやせていてびっくりしたけど。
いいんです。面食いで、ミーハーと呼んでっ
あっ、わが息子も、けっこう、イイセン行っていると思っているばか親です。
ちなみに、私と全く似ていなくて、親子と言われた事がありません。
一つだけ、口をキチンんとしめてくれると、見た目IQが30くらい上がるのでどうぞよろしく。息子!
 
Q2 無条件で嫌いなモノを3つ

戦争。これは、不毛です。

遊園地の乗り物などで、ぐるぐる回されるもの。
平衡感覚が敏感なので、すぐ、ノックアウトで立ち直るのに、相当時間がかかります。

ミミズ
小さい頃、お友達の家からの帰り道、夏の早朝の公園ははい出して来たミミズが地面一面。その上を目をつぶってはしりぬけてから、ミミズをみると、血の気が引く。ただし、ロンドンに来てから、庭をシャベルで掘ると、ひと堀3匹なので、だいぶならされて、昔ほど、だめではなくなった。 

Q3 無条件でお金をかけられる○○を5つ

無条件で、かけられるだけの器量が自分にありませーん。かなしい。
でも、あえて言えば、

旅行
非日常も好き、ふらふらするのが好き、好奇心が満たされるのも、好きです。


欲しければ、買っちゃうなあ~。

PC
ないと、困る。

住む所とその環境
これは、たぶん夫の影響...。

こどもたち。

Q4 無条件で好きな○○を3つ

犬。ピップに限らず。
小さい頃から、犬は好きでした。捨て犬を拾って来た事も数知れず。  


花好きな母の影響を知らず知らずのうちに受けていました。

家族みんな。


Q5 無条件でバトンを受け取っていただける6人

とってもむずかしいです~。だれか~受けとってくださいなあ~
もし、見かけて、そんな気なってくれたら、
紫蘇の効用の、shisoさんの、ときめく人を聞いてみたいし、
肩の凝らないスローライフのスーパー主婦、tenchanさん
すばらしい花コレクションをお持ちの、花あそびのぴ~さん
に、バトンを拾っていただくとうれしいなあ.....。

地の果て、アイスランド

2006-02-22 | 飼い主ネタ

今日は,写真が多くて重いかもしれません...。
アイスランドの、ごく一部を簡単にご紹介。

火口。日本人にはおなじみですね。写真で見るより,深~いです。不思議な色。


グトルフォスの滝。この上流にはラングホフス氷河があります。でかっ。






おなじみ,間欠泉!ドコッと大音響と共に,三回ほど熱湯を吹き上げます。



景色ですな。一般的な。



この下の2枚は、地理的に、すんごいところ(らしい)。左側と右側は地殻状、左がアメリカ大陸が乗っているプレート、右はヨーロッパが乗っているプレートだそうです。今でも左右に引き離されているそうです。





最後に,レイキャビクの中心地。
土曜日の午後とはいえ、店もまばら,人もまばら,車もまばら。
15分歩いたら,いきなり住宅街になってしまいました。驚いた。



アイスランドの一番の現実的な驚きは,物価の高さでした。

家族5人で,スナック程度のホットドッグと、ジュースなどを食べて,約1万円。
『嘘だ~』とおもって、スーパ-マーケットに行ってみました。パン800gの一斤、1000円。ハム5枚で600円です。この国の人はどうやって,食べているんだろ?素敵なセーターやウールのセーターなども帽子て4000円、セーターは20.000円以上です。北欧系の値段でした。

この池で,パンをちぎって白鳥にあげている人がいましたが,ケチな主婦の私は,「もったいなーい。」
お魚はおいしいけど,高ーい。
行かれる予定のある方は,心してどうぞ。

さて、お預けの身になったピップ君。
まず,トフィーちゃんの家に着いて,ドアを入って5秒後、トフィーちゃんママの,ハンドバックに向けて、いきなりおしっこ。キャー!!!平謝りに謝って,出かけました。そして,たった3日半の滞在だったのに、翌日4回も吐いたそうで、その吐瀉物を食べてしまったトフィーちゃんもゲロゲロ。2匹でとんでもない事になっていたそうです。そして、あるまじきマーキング。トフィー家の家具の足に、盛大にやらかしたそうです。やれやれ......。

もう我が家は、永遠に旅行にはいけないかも。

そして,猫のクラちゃん。
えさと水をお友達にお願いして行きましたが,お友達が来てくれたら,彼女が見当たらなくて、びっくり。探したら,子供の部屋に閉じ込められていたとか。見つけ出して、ドアを開けたら,飲まず食わずだったため、キッチンにすっ飛んで行って20分もごはんを食べ続けたとか。

あー死んでなくて、よかったし。

きちんと猫を自分で確認してから,ドアを閉めさせるべきだったと、反省。
やはり,我が家はどたばたファミリーに,間違いないようです。

復活,そして アイスランド

2006-02-21 | 飼い主ネタ
すっかり復活しました。
改めて,励まして下さった皆様,本当に救われました。ありがとう。

もともと予定していた家族旅行に行ってきました。行っても楽しめるか悩みましたし、もともと私の母も一緒の予定だったのに,当然ロンドンに来る事が出来ず、母は日本。といって旅行の延期もキャンセルも出来ず。思い切って出かけました。
3泊4日の旅。

行き先は,北極圏もすぐそこの,アイスランド。

ロンドンから3時間飛行機でさらに北へ。これはもう,自虐的とも思える行き先です。
目的は,温泉と、オーロラ。

この時期,光り輝く太陽と、プールサイドでのビールをたのしみたければ、アフリカの真ん中あたりまで行かないと,味わえません。ということで、こうなったら,思い切って寒くても、少し変わった所へ!という事で,1月には決まっていた旅行でした。

アイスランドは、これはもう、すんごい所でした。木が生えないほどの気候と土壌。見渡す限り、鬼押出しのような、火山岩がごろごろ、そして昭和新山のような山々に4つの氷河。
26万人しか,人が住んでいず、2パーセントの土地にしか作物は育たない不毛の地です。

でも,火山があるので,温泉があります。
ブルーラグーンといいます。実際は地底から吹き出す温泉ではなくて、地熱を利用しているパワーステーションから出る熱湯に近いお湯を,湖にためています。
地中のミネラルが溶け出して,白濁のうす水色の露天プール?が、なんと広さ5.000平方メートル。



ブルーラグーンの入り口。周りは,火山岩のがれきで,木も草も見当たりません。はえているのは苔のみ。



細い小道を歩いて行くと、もうもうと上がる湯気が見えてきます。



こちらは,入り口横にある,池。この池には温水が引いてありません。



池のふちに堆積しているミネラル分。



そしてこちらが,水着を来て入る。巨大な温泉? 温水プール?です。



この日はマイナス3度くらいの気温で、顔以外は表に出せず、忍者の様に足の屈伸で高さを調節。
水をなめると少ししょっぱい。
ミネラルをためてある場所から,白いドロ状のものをすくって顔に塗ったり体に塗ったり,サウナやミストバスに入ったり,まったりと一日過ごしました。

このすぐとなりにある小さな家族経営のホテル、『Northern Light Inn』に泊まりました。
周りは,ブルーラグーンと同じ、火山岩のがれきが,延々と見渡す限りで、恐竜が今,そこを歩いていてもおかしくなさそうな場所にぽつんと一件建っています。
夜10時頃からは,コートを着込んで,オーロラ待ち。そうそう、オーロラは英語で,Northern Light といいます。

見上げると、満天の星。こんなにたくさん星ってあったのね、と皆で感動。

11時近く、青いオーロラが天の川の様に出はじめました。ひらひらと踊ったりはしませんでしたが,青から緑に色を変えて,濃くなったり薄くなったり。宿のスタッフが熱いコーヒーや紅茶を用意してくれて,暖をとりながら、ドアを出たり入ったり。

自然の偉大さに圧倒され続けた、アイスランドです。

この続きは,また明日。

ピップ君はどうしていたかって? トフィーちゃんの家にお泊まりしました。
こちらもいろいろやらかしまして,続きは明日。

ありがとうございました

2006-02-16 | Weblog


皆様からのお気持ち,ありがとうございました。

おかげで,おばあちゃんの事,気持ちの整理が、だいぶ出来たような気がします。

もしかしたら,危ないかもという連絡から,亡くなるまでの間がとても短かったので,自分の心の準備も,覚悟もできていなくて、取り乱してしまいました。式には間に合わなくても帰るべき、と強く言ってくれた夫にも、ありがとう。

20年近くも前、結婚が決まって,親戚一同で会食した時、他の親戚は,日本の人でなくて大丈夫?などと私に聞いてきましたが,おばあちゃんだけは,ひとり握手を求めた彼の手を,じっと握って,「孫を,私の大事な孫を、お願いしますね」と頭を深くさげて一生懸命言っていた事を夫と、思い出すねって話して。

こちらのお友達も、家で膝をかかえて泣いていた私を、昨夜、無理矢理,映画に連れ出してくれて,『何でもいいから,思い出した事を話しなよ。聞いてあげる』と言ってくれて,泣きながら一緒に聞いてくれました。

おばあちゃんに、40年以上前に買ってもらった、この”わたしのおひな様”も、娘達と一緒に飾り、
買って来た白い菊に写真を供え、キャンドルをともし続けて。

元気を出そうと思います。

最後に,もう一度,皆さん,本当にありがとう。
今日のロンドンは悲しいほどお天気でした。



バレンタインというのに

2006-02-14 | Weblog

小学校に上がる前後の数年間、私は拒食症でした。

未熟児で生まれ、小さい頃から体が弱く、毎週の病院がよい。神経も細くて、ストレスによって引き起こされる”自家中毒”と言われる原因もなく吐く症状も、週末になるとおこり、親は心配で、私にしっかりとした食事を食べさせようと努力しました。

その結果、食べる事が心の負担となり、苦痛で苦痛でたまらなくなって。

今でも覚えています。ごはんの時間が恐怖だった事。
”ひょっこりひょうたん島”の絵のついた小さな小さなお茶碗に盛られた、一膳のごはん。
『これさえ食べれば、ここから、解放される』と、胸がつぶれる思いでお箸に乗せた記憶。
体も人一倍小さく、骨が透けて見えるほどでした。

小学校1年の時はとてもよかった視力も、栄養失調のため突然0.1まで下がり、親はますます心配して。

でも、治ったんです。
きっかけは、夏休みの初日から、最終日まで預けられた、静岡の「おばあちゃんち」

母と祖母は性格が、正反対。
鷹揚でおおらかで、ずぼらとも言える祖母。掃除もいい加減、食事のしたくも適当。細かい事は全然かまわず。

勉強も、ピアノもしなくて良くて、スピッツ犬のルルと遊び、裏の小川でかえる遊びに、沢ガニとりにドジョウすくい、ニワトリのえさを作ったり、たまごを拾ったり、アオダイショウの脱皮を一日中見ていたり、近所のヤギをつっついたり、地元のプールに勝手に行ったり。

お店をしていたおばあちゃんは、ほぼ放任。野ザル生活を楽しみました。

ごはんも、食べたくないと言うと、『じゃー、いいか。』卵かけごはんを毎食毎食食べても、「まあ、いいか」
おかげさまで一夏、ほぼ毎日、庭のニワトリが産んだ、たまご掛けごはんを食べ続けました。

夏休みの最終日に迎えに来た両親が、驚くほど真っ黒になった私は、それからごはんが少しずつ食べれる様になりました。
今では、拒食症になってみたいほどなのにね。

私に、何ひとつ見返りを求めずに、あふれる愛をくれた、祖母が13日に亡くなりました。
93歳の大往生。寝込んだのは1日のみ。最後まで意識もはっきり。
自宅のベッドで眠りながら亡くなったので、これ以上は望みますまい。

ひとつだけ、今、私が一番早い飛行機に飛び乗っても、告別式にも、お葬式にも間に合いません。
お骨になる前に、お別れが言いたかった。
手を握ってありがとうって言いたかった。
それだけが、心残りです。

私が昨年末送ったクリスマスカードが、祖母の枕の下から出て来たそうです。
つらいです。

ごめんなさい。今日はこんな記事で。

ハーフタームホリディー

2006-02-13 | にゃんこ
子供達の学校が、またしても休みになりました。
学期の真ん中にある、ハーフタームという休みです。なぜ、学期の真ん中に1週間休みになるのか理解不能ですが、とにかく休み。
PCの争奪戦も激化。

やれやれ。夫も子供も元気で留守がいいのですがね~。
文句を言ってはいけないですな。

我が家の「マイペースハンター猫、クラウディー様
制服のたぐいなど山ほどの洗濯を2階にほして、降りてくると、とっておきのカワイイ顔をして、階段に座っておりました。
バニスターにかかった子供のコートに入っている...つもり。


でも、後ろから見たら.......見えてるよ~!

きつねのような太いしっぽが!

こんな風にとぼけているのに、ハンターとしては凄腕で、ピップなんか目じゃありません。ねずみ、小さな鳥、蛾、などなど。
お持ち帰りの名人です。リビングのソファ-の下にお土産の鳥さんをおいてくれた事も。ゴミだと思って拾ったら、小さなねずみの足で、腰を抜かしたことも。やってくれます。

ピップ君は、夕方、Kids No3にガウして、家族中から叱られて、それからずっとPCのおいてあるデスクの下で謹慎中。
こういう時は現行犯で叱って、家族一致団結して、徹底無視です。
お仕置き、お仕置き。
反省しろよ~。



前科2犯

2006-02-11 | わんこ
このところ、お日様が顔を出す日が多くて、うれしいです。
寒くても、お日様の光は気持ちいいもんね~。
朝は、7時半頃明るくなり、夕方は5時頃まで明るく、日が長くなりました。



ぴー様は、すっかりくつろぎモードです。
さてさて、いつものように、おさんぽに行きましょうか?

庭に出て、長靴に履き替えて、いつもの様にゲートを開けようとあるいていくと........。
ゲートのすぐそばに、な、なんと、茶色い25センチくらいの鳥さんの死骸が。

大きさから言って、クラウディーには無理なので、ピップの仕業だろうな~。
昨日は確かに形跡がなかったから、夕べか、今朝庭に用足しに走って行った時に違いありません。

突然の事にびっくりして、頭はパニックになった私。
必死にこころを落ち着かせ、使い捨ての手袋を取りに帰り、ゲートの外のグリーンの木立の中に、穴をほって埋めました。
鳥さん、ごめんね。

『ピップ君の仕業ですか?』と聞いてみましたが、返事はなし。やれやれ。

気を取り直して、おさんぽにでかけると、先日の日本語がわかるらしい白足袋君に、会いました。
オーナーさんの話によると、彼は、ラブラドールと、ボーダーコリーのクロスだとか。
しっぽの先もしろくって、白ネクタイもしています。

私と、ボール遊びをしたくて、必死の白足袋。
例のファンキーな長靴で蹴ったり、投げたりしてあげました。ピップは、少しジェラス。




以前、散歩の途中で、鳩さんをゲットして、前科一犯だったピップ君,前科2犯なんだろうな。今日から。