London徒然草

「ばく」のロンドン日記

年末

2010-12-29 | ロンドン暮らし


クリスマスは、



サーモンのスフレ



メキャベツ、根菜のロースト、紫キャベツのマリネ、
ダックロースト



パネトーネ、ラズベリージャム塗りの中にアイスクリーム
詰め、ダークチョコがけ

飲んで食べて、飲んで食べて、また食べて・・・

苦しくて動けないのに、
今度はケンブリッジの親戚の家で、また食べて・・・

食べ物の写真はもういいですよね(笑)

クリスマス仕様のインテリアが素敵




実はゲストは犬も大歓迎といわれていたのですが、
ポピーちゃんを1時間以上も車に乗せる勇気と覚悟が持てず、
ピップ君は大勢の人が集まるところが苦手なのと、
前日に、癲癇の発作をおこしたので、どちらも
おるすばんとなりました。

残念無念。

で、



ゲストのワンコ、飼い主さんがトイレに行ったら、
ドアの前で待ってます(かわいい
この子はボーダーコリーのクロス。



そして、フィールドスパニエルのソロ。



この家の黒ラブちゃん。



いい大人も含む15人ほどが、パブクイズと呼ばれる
ゲームに興じている間は、みんなの間で、どったりと横になって
3匹は昼寝~!

そして、そして、
大晦日も、恒例、
「紅白歌合戦を見ながら今年を見送る会」
を開く予定です。

年明け、体重計に乗るのが怖いなあ。

プレゼントですか?
ふふふ、オットさんからは、ティファニーのダイヤの指輪でありました。

うれし~い♪


大雪

2010-12-20 | わんこ




今日も今日とて、ソファーで昼寝。

でも寝入ってひっくり返ると....


お腹に見事な、縫いあと。

当日だけは、悲しい声で、心地悪いと、文句を垂れておりまして、痛々しかったのですが、
翌日にはすっかり、元通り。避妊手術と、マイクロチップの埋め込み、終了♪



降り出して、どんどん積もった雪も、ものともせず、こちらの心配も何のその。


かたや、中年ピップは、ちょっと喜んでみたものの、あとは、
「出来ればトイレ以外、外に出たくありません」
だそうで。

ロンドン、またまた雪で、出かける事もままならず、
No3は、スクールバスで2時間も、かかって帰宅
No1は、ショッピングセンターが、緊急で閉店のため
帰ろうとして、駐車場から出るだけで2時間もかかり
また、今週半ばも雪予報。
どこも凍って、つるつるで、
買い物にも恐くて行かれません。

このままクリスマスに突入してしまうのでしょうか?

今年は無事ターキーが食べられるのでしょうか!
冷蔵庫の食料も底をついて来たので、長靴リュックで、買い出しかなあ?

困ってます。


キツネさんだね

2010-12-15 | わんこ


日曜日に、またまた、左前足を痛めた、ピップ君。




ずっと足をかばって、歩いています。
しばらくお散歩も、お休み。
大好きなソファーに上がってほしくないのですが、
どうしても登りたいそうで。

クッションで階段をつくって上げて、
大好きな自分のベッドもおいてもらって、
新しい赤いブラケットをかけてもらって、
甘やかされてます。

今日はだいぶいいようで、痛めた足をついてほぼ普通に歩いていて、
ほっとしました

さて、ピップ君は、テレビに全く見向きもしませんし、
感心も払いませんが、

犬もいろいろみたいです。



動物が出てくると、それは必死に見守るポピーちゃん。
先日は熊をみて、飛び退いていました。

パソコンも、ラップトップを使っていると、覗き込み、
ポインターを目で追いかけて画面をなめたりします...
びしょびしょになるから、やめてくれ~!

テレビに反応する犬としない犬。
なぜなんでしょうね。



明日は、ポピーちゃん、避妊手術にいってきます。
私の方が泣いちゃうかもしれません。


南極へ行こう!

2010-12-12 | 飼い主ネタ


クリスマスで、ものすごーい混雑しているのは百も承知で、
風邪で倒れた夫を見捨てて、おいて、娘とお出かけです。



町はクリスマス一色
まずはチャイナタウンで軽く腹ごしらえ。
パネトーネ、おいしそう!



かの,有名なピカデリーサーカスの「エロスの象」



なぜ,こんな私らしくないお出かけをしたかと言うと、

Premiere Japan: THE CHEF OF THE SOUTH POLE @ BAFTA 
映画「南極料理人」の上映があったからでありました。



じつは,最近,映画もほとんど見ていないと言う事に気付き、
たとえば、友人が貸してくれた「アバター」のDVDも数週間以上,そのまま放置。
映画館からもめっきり足が遠のいているし、話題作すら,見ていない事に愕然!

なぜだろう、昔は結構、映画が好きだったのになあ....

理由1. 映画を見る時当然、英語で字幕がないー相当の集中が要求されるため映画館ならともかく
    家族が家にいたり、犬がトイレに出たがったり,なんだかだと言われると,集中がきれて訳がわからなくなる。
理由2 やはり,話しかけられたり、浸っているときに、「私の靴下どこ?」などと言われ,のめり込めない。
理由3 日常、2時間以上何もせずに座っている暇はない。かといって夜も,週末もその暇がない。


映画館に行かないとダメなんだなあ。

ということで、無理矢理見ようという自身のキャンペーンを実施。

とりあえず,家で見られるものから!
「スタンドバイミー」(20年前に見たが、テレビでやっていたので,録画してあった)- 20代で見たのと,違う映画か?(驚)
「グラントリノ」(まままさん始め,皆さんがお薦めしていたのでDVDをかってあった)- 号泣
「アバター」(人一倍酔いやすい私は3Dでは,無理と思っていたら友人がDVDを貸してくれた) - ......なるほど 


なんて言う調子で,ほんの少しづつ。

で、いつもなら、セントラルロンドンまで出て行くのは気乗りがしない癖に、
「南極料理人」は見てみたい!!



会場は、映像のアワードなども主催するBAFTA
小さめですが,とても座り心地のいい椅子と,メンバーオンリーのバーもあり、
この建物の中に,はいるだけでも価値があったかも♪



映画ですか??

久しぶりに、大爆笑しました。
堺雅人さん,淡々としていていいですね。他のメンバーも、いずれ劣らぬくせ者ぞろい。
やけに,海老フライとおにぎりが食べたくなって帰路を急ぎました。

やっぱり、面倒だ,と家にこもっていてはいけないし
興味を捨てたら,人間枯れて行くのだ、と実感した夜となりました。

本も最近面白い本がないなあ,なんて思っていましたけど、
じつは自分の心が,固くなってしまっているからなんだろうなあ....

くすん


ロンドンならではの体験ー運転免許試験の巻

2010-12-09 | ロンドン暮らし


昨日、17歳の息子が、免許をとりました。

こちら、教習所が存在しなく、いきなり路上教習だし、
自分の車で、仮免許練習中のマークさえつければ
免許取得して3年以上の人間が同乗してさえいれば
どこでもそれで運転できます。

7月から練習していた息子、
やっと試験の日が来て、一回目は
停止線をほんの少し越して停止したとかで、不合格。

昨日が2回目の挑戦でありました。

出席のうるさい彼の学校にちゃんと規定の48時間前に欠席の連絡
この試験だけは、なかなか予約がとれないので、
事前に言えば特別に遅刻、早退も許可されます。

そして当日、プロの教官と、試験用の車も特別に手配。

さて、出かけようというそのとき、
家の電話が鳴りました。

「こちら運転免許試験センターですが、息子さんいますか?」

電話を取り次ぐと、なにやら、ふんふんと、きいている息子。
電話を切った後、彼が言うには、

「今日は試験が都合により出来なくなったので、
21日に来てください」だって・・・・

本人もキツネにつままれたような顔をしていますが
私と長女は「えええええっ~~~~??」

なぜ、キャンセルなのか、21日は何時に試験なのか、
どこで試験なのか、誰が電話をかけてきたのか、まったく不明。

「どうして、言い返さなかったの??理由ぐらい聞け、
どうやって21日の試験の詳細が届くのか?そんなのありえないと言え~」

と、ガールズチーム、大噴火。

息子はねえ、、ウルトラ人のいい、オットさんに似ているんですよねえ、
こういうところ。

すぐ、電話の折り返し機能をつかって電話してもつながらず、
センター本部に電話しても、機械の対応で埒が明かず。

手配したインストラクターは家に到着し
犬たちは吠えるし、、わんわんわん。

ここで、この国滞在12年で学ばされた学んだ事。

「体当たり」

これしかありません。

おろおろする息子と、怒っている長女をとりあえず、
我が家の車に押し込み、試験会場に急ぎます。

車の中で現地に向かいながら、作戦会議。

「いい、さっきの電話の証拠は、何もないからキャンセルなんて
何も聞いていないふりをしなさい。」

「何か言われたら、予約の紙を見せて、ほら、予約ありますと、
言い張りなさい」

「そこで、人のいいあなたは、負けるかもしれないから、
お姉ちゃんを援軍につけてあげます」

で!



結局、息子、そのまま試験を受ける事が出来て、
晴れて合格いたしましたとさ。

最後まで呼ばれなくて、名前を聞かれたそうですが、
結局、えーっと、じゃあ試験行きましょう
といわれたそうで。

あの試験一時間前の電話はいったい、なんだったんでしょうか??

この国も、長くなると、こういうことに
対応する能力も磨かれてくるものでありますね。

ちょっと寂しい気がしますけど。

そして、早速運転したい息子。
保険会社に、仮免から試験に通った旨を連絡しました。

「おめでとうございます。それでは、早速今から切り替えます。
免許取得ということで、保険料が上がります。
現在年間、1380ポンドですが、今日から2330ポンド
追加になります」

(参照ー現在一ポンド、130円くらいです)

私は、またしても、大噴火してしまったのでありました。

ああ、真剣に宝くじ、当たりたいっす。


クリスマスツリー

2010-12-08 | ロンドン暮らし


今年のツリーは、波乱のはじまり。

週末、少し具合が悪かった私は、ツリーの買出しをパス。
夕方遅かったので、当日配達が無理だそうで、
後日配達されるといわれた日は、仕事が入っています。
ムカッ!

「いつでも家にいると思うな、おかあさん」

幸い学校の始まりが遅かった息子が受け取ってくれましたが、
受け取ってそのまま、ドカーンと玄関に放置。

家に入れませんけど・・・



犬たちも興味津々
ポピーちゃんも初めてだよねえ。



枝を少し落としたり。
スタンドにあわせて幹の形を整えて、
(子供たち、やってください・・・)

いつまでも小さいつもりの子供たち。。

そろそろ、私は家族で一番チビで、年寄りなんだから、
自分たちでやってください!!



スタンドに、立てるのに、3人がかりで大騒ぎ、
ついでに、兄弟大喧嘩。



困ったねえ、



まあ、でも、なんとか、飾りつけ終了ですか?



保護色

2010-12-03 | わんこ


氷点下の気温が続くロンドン。

新しい雪もふり、歩くと滑って大変危険ですが、
毎日元気に走り回っております。


ピップ君、ど~こだ?見えますか?

ポピーちゃんの白い毛は,どちらかと言うと,ボーンチャイナのような色だし、
大きさもあるので、それほどではないのですが,
ピップ君の白は、セラミックのような白で、
保護色化して,どこにいるのはまったくみえなくなってしまうことしばし。

最近,散歩にでても、なかなかついてこなかったりするので,
無視して,置いて行ってしまう事も多いのですが、
年をとって,頑固じじいになりつつあるのか??

まあ、そのうち,勝手に帰ってくるだろうと、こっちもそのままにしておきます。
でも,ここまで寒いと、どこもかしこも凍っているので,
散歩に行っても、犬達が「全く」汚れません。

何でも一つくらいはいいことがあるもんだ。

道も大きい通りは,雪も融けて大丈夫なのですが,
小さい脇道は,凍ってつるつる。

そんな中,自動車免許教習中の息子。
恐ろしくて運転させられないと言っては見るものの、
言う事など聞きません。

恐怖って,こういう事を本当は言うのかもしれません。

先日、免許取得の試験に落ちたので、次回は絶対に受かりたいそうで,
それはわかりますが,こっちは身も凍る思いであります。

しかし,車の免許の取得方法が、まったく日本と違うと言え,
試験に落ちて,次回の予約をしようとすると,次は2ヶ月半後しか予約が入らないって
どういうシステムなんでしょうかね?

まあ、キャンセルをチェックしてくれる,方法があって(当然有料)
来週また,試験をうけるようですが。

そして、我が家の子どもを見ていて思う事。

「地図が読めない」

コンピューターが普及して来てから物心ついた世代は
地図も読めないし、辞書も引けないのですね。

彼の車にはナビがついていないので,地図を見るしかないでしょ、と言って、
見せても,全くダメなのでありました。

世の中,どうなって行くんだろう?

そういえば,旅行に行っても、地図を読むのは私の役目。
子供達はあとからついてくるだけです。

先日,歩いていて道に迷ったときは、携帯電話にナビしてもらったとか。

彼の今年のクリスマスプレゼントのトップは、カーナビであります。
時代は変わると言うべきか,地図が読める人種は、
どんどんと少数派になって行く事が
間違いなさそうな,情勢です。