London徒然草

「ばく」のロンドン日記

新しいカーペット

2005-11-29 | ロンドン暮らし


やっと,カーペットの張り替え,夕べ8時過ぎまでかかって終りました。

家族で,家具をよいしょよいしょと、元に戻し、軽く掃除機をかけたら,夜の10時を回ってしまい、慌てて,子供たちには寝てもらいました。

お約束のように、息子が運んでいたタンスの引き出しを足の上に落とし,猫は,いきなり新しいカーペットで爪とぎを始め,上へ下への大騒ぎ。やいやい言いながら,皆で,「よく,一年以上も,このインテリアで耐えたよね~」と、ひとしきり歓談。これで,クリスマスはもう少し、晴れた気分で過ごせます。kids No1は早速、お友達を呼んで,パーティーをしたいそうです。どうぞ、どうぞ。

写真は,階段の Before & After。家がとっても明るくなりました♪。

実は,まだ,キッチンの床と壁がぼろぼろなんですが,ことしは,ここまでですね~。また,来年。
工事は続く~。



クイズ、これは何でしょう?

2005-11-28 | ロンドン暮らし


さて,もうお分かりかと思いますが,これ,我が家の二階のカーペット。
お引っ越しして来てから,1年2ヶ月、家のリフォームの原則,上から,天井,壁,電気,などなどのリフォームを経て,今日、カーペットやさんが来て,ばりばりとはぎ取っています。

バンザーーーーーイ。

しっかし、この家の前オーナーは,どういうセンスをしていたのでしょうね~。
うう、このすばらしいカーペットとおさらば出来て,本当にうれしい。

今日中に終る予定(?)ですので、バルコニーや,あらゆる所に動かしている家具もそのあと,戻さなければなりません、、、が、いいの。
出来上がりが,楽しみなのです。うきうき。

ピップ君これからは,二階のカーペット、汚さないでね~。

最後に,昨日のクリスマスバザーで、kids no3が、ワタシに豪華なピンクのハートの形をした石がついた,指輪をお土産に買って来てくれました。昔,よく,駄菓子屋さんにあった、スポンジの台にはめ込んである,あれです。
ママは,うれしかったぞー。お土産、ありがとね。


「これ,本物だと思う?それともニセモノだと思う?」と今日聞かれたので,「うーん,本物」と答えておきました。

普段の週末

2005-11-27 | ロンドン暮らし


雪の予報は,ロンドンでは当たらず,西の方や,北の方に雪が降りました。パリは降ったようですね。
子供たちはがっかり。
ピップの散歩は,朝出かけると、地面が凍っていて,ピップがぜんぜん汚れません。シャワーをしなくていいので、助かるのですが,こちらは帽子を忘れると耳がちぎれそうです。

子供たちは,ハリーポッタ-の新しい映画を見に行ったり,DVDで,スターウオーズのエピソード3を見たり、切り取ってつくる紙のお城のモデルをつくったりで、家で,まったりと過ごす機会が増えました。この季節,仕方がない...。

上の娘がお友達のお誕生日で,ロンドンアイに乗ってきました。ちょうど夕暮れ時で,とてもきれいだったそうです。クリスマスのイルミネーションもブルーで統一,おしゃれです。



昨日,こちらでとっても有名なサッカーの選手だった,ジョージ・ベストという人がなくなり、ダイアナ妃以来の規模の葬儀になるだろうと報道されていました。

いまいち体調がすっきりしない私は、日本食が恋しくて,今晩は野菜たっぷりの豚汁を作って、お豆腐と油揚げも入れて,仕上げに納豆まで食べました。夫も豚汁は,日本のシチューだよね,と言ってお気に入りです。(目はテレビのウエールズ対オーストラリアのラグビーの試合にくぎづけでしたが...そして、彼は,納豆はニガテです)
満足満足。

明日は昼は小学校のクリスマスバザーのお手伝いで,夕方から,アイススケートです。
そして子供たちに、来週の週末はクリスマスツリーを買いに行く約束をさせられました。
今日は早くベッドに入って,本でもゆっくり読もうと思います。

お誕生日おめでとう

2005-11-25 | わんこ
11月25日は,ピップのお誕生日。

4歳になりました。2002年の1月末から,我が家のメンバーになりました。うちに来た時は,こんなにちいさかったんだね。

今や,こいつのいない生活は考えられません。

お礼を言うね。ピップ,ありがと。そして、お誕生日おめでとう。

猫嫌い

2005-11-25 | わんこ
待ちわびていた,おさんぽに行こうと、庭のゲートを開けると、そこに,一匹の猫が.........。

音を立てて切れたピップの理性が、ぶちっと聞こえて(?)、時速100キロで追いかけられた,哀れ猫の運命はいかに~。

ものすごい勢いで,高さ30メートルはある樫の木,通称「トトロの木」-子供たちがそう呼んでいるーの高さ10メートルほどもある枝に登っていました。こちらの猫もやるもんです。写真にはうまく写りませんでしたが,左の枝の根元にうずくまっていて,ピップは,あきらめきれずにぴょんぴょんとJRジャンプ。全く下の方に枝がないので,さすがの木登り犬も手が出せず。

木に登ってしまった猫ちゃんが,降りて来れるか,心配しましたが,散歩から帰ったときには,もう姿はありませんでした。ほっ。

猫なら,うちにもいるのにね、どうしてそんなに嫌いなんだろ?

追伸........ハンドルネーム、「n208hh」なのですが,ブログを始めるとき,何も考えずにつくったgooのIDを使っていました。しかし、アルファベットと、数字というあまりに味も素っ気もない組み合わせのため,どうも自分のような気がしないでここまできました。
で、これから,「ばく」を使わせていただこうかと思います。実は、旧姓でも、今の姓でもずーっと、周りから,ばくちゃんと呼ばれて来たので,差し支えなければ,使ってやって下さい。しばらく私も,併記しようと思います。混乱したらごめんなさーい。
これで、少しは自分らしい気がするぞ。(爆)ははは。


最後に、世界で一番醜い犬に認定されちゃったサムくんだそうです。おやおや。

THE TOOTH FAIRY

2005-11-22 | ロンドン暮らし
kIds No3が、朝から,ぐずぐず言っていると思ったら,乳歯が抜けそうで抜けなくて,ぶら下がっていて気持ち悪いのだそうだ。
見てみると、確かに半分くっついていて,半分とれかかっている。そりゃ,気持ち悪いわね。夕方 テレビを見ながら,「あっ」と叫んだと思ったら,ついにめでたく抜けた~!

と、いきなり,ニコニコ顔。
いそいそと一冊の小さい本のような物を持ち出してきました。



この国では,「歯の妖精」が抜けた歯を,抜けた子が、抜けたその日に、枕の下に入れておくと、取りに来て,ポケットマネーをおいて行ってくれると信じられています。

この”本のような物”は,その妖精に関するお話や,抜けた歯にかんして、詳細に記録できる小さな本と、抜けた歯を入れる美しい金の小箱がセットになっているもの。ご丁寧に鍵までかかるのです。

もちろん歯は,きれいに洗って小箱におさめ,きれいなハンカチを枕元に引いて,その上に「抜けた歯入り金の小箱」をおいて,娘はニコニコしながら,ベッドへ。歯が抜けたとき,ニコニコしていたのには,こんな理由が。

今回,妖精は1ポンド(約200円)をおいて,彼女の歯を持ち去りました。(これくらいが,今の妖精の相場らしい....)

日本では下の歯が抜けると、屋根に投げましたよね...。今でもみんな地面に埋めたり,投げたりしているのかなあ、マンション暮らしの時はどうするんだろう...?

子供3人の乳歯コレクションに新たな一本を足しながら,この歯全部プラス永久歯も私のおなかにいるときに出来ていたんだ~と思うと、自然の偉大さと不思議さに畏敬の念を感じるのでした。

それにしても,所変われば,なんとやら~。

ワニだった。

2005-11-21 | わんこ
やはり.......。ワニだった。




この長さ。半端じゃあありません。皆さんとこのJRTより,約10センチ長いと,上から見るとこんな事に。

でも、前から,見るとこんなに可愛いんです。



赤ずきんちゃんのフリ。

ピップ、ごめん,みんなに君の秘密をばらしてしまったママである。
悪気は.....ちょっとある?




鷹揚さの効用?

2005-11-20 | ロンドン暮らし
ぶるぶる。
朝起きるとマイナス4度。セントラルヒーティングが自動的に,設定気温以下になると暖房をいれてくれ、家中暖かいので,本当にありがたい,今日この頃。.....もしガスボイラーが壊れたら,直るまで日本に帰ろうとまで思ってしまいます。



なんと、今回、大ボケをかましてしまいました。
Kids No3のピアノの試験に大遅刻。

こちらでは,楽器を習っていると、グレードと言って,その人が,どの程度出来るのかが、誰もが解るシステムがあります。定期的にうまくなるたびにその試験をグレード1から受けて行き,グレード5まで行けば,たいしたもの。7まで行くとプロ並みです。試験結果は4段階。不合格,合格、いい合格、すんごく良く出来た合格の3つです。

で、その試験のために学校を休んで待っていた娘と、先日泊まりにきた、お義姉さんに使ってもらったお布団を布団圧縮袋に詰め込むために格闘していて、ふと、気がつきました。「キャーーーー、試験時間だ!」

慌てて,車をかっ飛ばし、試験会場に赴きましたが,彼女の割り当てられた時間の終了時刻も遥かにすぎています。
おそるおそる、受付の年配の女性に事情を話すと、「時間を勘違いしたのね~。まあ誰にもそういう事はあるものよ!。試験官に聞いてみるから,待合室で待っていてね」と言ってくれました。そんな風に言ってもらえるとは思ってもいなかったので,娘に平謝りしつつ、待っていると、「もう一人終ると、ランチタイムだから,そのときに,試験をしましょう、もう少し待てますか? 娘さんは悪くないのだから,緊張しなくていいのよ」と。

で,結局,試験を受けさせてくれました。ほっ。

この国に来て,人々の約束の守らなさや、いい加減さを、さんざん悪く言ってきましたが、今度ばかりは,この鷹揚さに救われました。これが日本だったら,私もきっとあきらめて,会場に行ってみる事もしなかっただろうなあ....。



そして,珍しく娘と一緒に、ピップの散歩。3時過ぎなのに,薄暗く、歩いていると耳が痛いほどの寒さです。霜も,一日中融けずにのこっています。
今回の顛末をはなし、最近ぼけて来たかもと、夫に話すと、「いいよ~,一緒にぼけよう」と言ってくれました。

よかった。

似たような、全然違う顛末のはなしが,pumpkinさんさんの所にありました。トラバろう。

Uncle Rayとのお別れ。

2005-11-18 | ロンドン暮らし


お葬式も日本と違いますね。
昨年、お義母が亡くなった時は土葬でしたので,あの,良く映画に出てくるような,墓地でのサービスでした。今回は個人の希望で火葬。お義母の弟のUncle Rayとのお別れにケンブリッジまで,出かけました。
車で約一時間半。この建物がチャペルに続いています。お棺は,ハーストと呼ばれるガラス張りの車に乗って到着。4人の男性の肩に乗せられてチャペルに入ります。遺影もなく、正面は牧師様の小さく高くなった説教台。右前方に棺を安置する台。左前方にパイプオルガンとオルガニスト、牧師様のお話、讃美歌,娘からのお話、友人のお話、讃美歌。と全部で,40分ほどのお式。
全てが終ると、棺の周りに自動で,カーテンが閉まって行き、それで,一同退席です。
チャペルの中庭に,故人に手向けられた花があり,それを見ながら,しばらく歓談。



昨日は,午後3時前後の気温が4度くらいで、じっとしていると寒くて震えが来ました。

そして、そのまま,解散。
近親者は,ここから,故人が,昨年から,約一年半住んでいた,娘さんの家で、簡単なビュッフェスタイルの軽食と共に,歓談します。家に飾られている写真などを見ながら....。

故人の灰はどうするのでしょう。あとからきっと取りに行くのですね。誰かが。

こじんまりとしていながら, 故人を偲ぶ気持ちがあふれていました。でも,質素です、とても。
そのかわり、故人の社会的地位とか,懐具合とかそういうものは,全く入りこん来ておらず、香典も全くなく、一種の潔さを感じたのは、確かです。

この話題はあまり,明るい話ではないので、こちらへの投稿はどうしようかな?と迷いましたが,誰もが通る道だし、悪い事じゃないと思って、取り上げました。気分を害した方がいたら,ごめんなさい。

                            *

この葬儀に参列するために,お義姉さんが、北ウエールズから来て,我が家に一泊しました。朝,ピップを散歩に連れて行ってくれました。が、ピップったら,お義姉さんをほったらかして、”一人で”いつもの散歩コースを回って,帰って来てしまったのです。しばらく待ってもお義姉さんは帰ってこないし、夫と二人,今度は私たちが、お義姉さんを探しに出かけるはめになりました。途方にくれていたお義姉さんを見つけて,一件落着。

そして、Uncle Rayに、一番かわいがってもらった,お義兄さんは,今,南米に1ヶ月の旅行に行っていて、おじさんが亡くなった事もまだ知りません。

夫が,お義父様が亡くなったとき、やはり南米にいて、全く知らなかった事がおもいだされ、何か不思議な因縁のようなものを感じます。



ピップとの,2ショット。私の影に,ピップの影が,KISSしています♪ (kimixさんパクりました♪)

クリスマスローズ

2005-11-17 | ガーデニング
すっかり,寒くなってしまったここ,ロンドンです。

この次の楽しみはクリスマス。まだ、1ヶ月もあるのに、人々も町もそわそわし始めています。

クリスマスと言えば,ことし、早々に庭のクリスマスローズが咲き始めました。
この家に引っ越してくるとき,どうしてもあきらめきれなくて,前の家の庭から掘り起こして,かついで来た4種類。そのうちの一番好きな花の,つぼみが出て来たな~と思ったら,開花。

クリスマス頃に咲くので、この名前がついたと聞きましたが、いつもの年より,全然早い開花です。引っ越す前に日に大慌てで,庭からほりあげ、それっきりほったらかしだったのに....。

植物のこういう ”けなげな所” が,とっても好きです。
えらいね、えらいね、と褒めてあげました。