皆様にご心配をかけた、私の”あしじるスリッパ”ですが、出てまいりました。
何と、私達夫婦のベッドの4個ある枕の下から。
そして、ちょうど真ん中、枕の間にあったので、一晩気づかず。朝、起きて枕を整えようとしたら、出て参りました。
ぎゃー♪
サッカーや外出で、誰も遊んでくれず、いじけたピップ君、二階のベッドの、それも枕の中ですか~!
さて、花が次々に咲いて、競演しているロンドン。あの夏日はどこへやら、曇り/雨、気温最高13度、最低10度と、またしても涼しくなってしまいました。
今、満開なのが、ライラック。
白、薄紫、濃い紫の花々がいい香りをまき散らしながら、競演です。庭に植えたくて、ガーデンセンターにいきましたが、どの色にするか、さんざん迷って、結局決められずに、買わずに帰って来てしまいました。そこで、前庭にある木や、ピップのお散歩の際見かける個人所有でない木から、一枝づつ失敬してきて、3色を挿し木してみました。 つくかな?
そして、金ぐさり。
またまた、お隣の庭の木ですが、南側の我が家に枝を張って、まるでうちの木みたい。
風を受けて、優雅に揺れて、窓に目をやるたびに見とれています。
学校から帰ってきた子供達と,キッチンでわいわいとおやつを食べていると,
今日No2(13歳)の友人の、ハリソンが学校で『オレ、後2ヶ月でおじさんになるらしい』とクラスで言い出したとの事。
彼の15歳のお姉さんが後2ヶ月で子供を産むそうです。当然結婚などしておらず、相手の人とももう別れており、一人で育てるそうです。といってもまだ、両親の家に住んでいますが。
社会福祉が充実してるこの国。 シングルマザ-は、優遇されていて、住む所も優先的に割り当てられ、ただ同然の家賃だけ払えば良く、その他に失業保険、チャイルドベネフィット(子供がいれば誰にでも所得に関係なく払われる。ちなみに我が家も3人のこどもに、合計で月2万円ほど払われている)などが国庫から払われる。子供が増えれば増えるほど、メリットが大きい。学校の給食費も免除。修学旅行の費用も公費でまかなわれる。
基本的に、働かなくても最低の生活はできてしまう。
そのため、ワーキングクラスの間では、そういった親からその子供も、同じように公的補助に頼って生活している人をたくさん見かける。税金が高いわけだなあ。(ため息)
一方で、この何日かの日本のニュースで、認知症になった親の面倒を見切れなくなった50代60代の未婚の男性が、親を殺して自分も自殺したり、自殺未遂をはかった、ニュースが立て続けに報道されていた。
仕事に行く事も、介護でままならなくなり、家賃にも、デイケアーの費用にも困り、生活保護も断られ、『もうこれまで』と,思ったと。
もし、その人達に配偶者がいれば、その配偶者が、好むと好まざるに関わらず、介護をするのだろうなあ。
貧乏な国の話ならともかく、世界第2位のGNPを誇る国の、この現実。
子供達と一緒に、そんな話題で、けんけんがくがく議論をしました。
こんな話が出来るようになったなんて、みんな大人になったね~。としみじみ。
最後に、大きくて立派な
コンカーの花。
秋になると、あの栗そっくりな、コンカーになります。形が巫女さんが手に持って振る、鈴みたいだね~と言ったら、『巫女』って何?だって。
巫女さんを、子供達に見せて、教えようとネットでイメージ検索したら、エッチな絵がたくさんでてきてしまいました。
なんだかなあ.......。
追記
巫女さんの、もつ鈴、神楽鈴というそうです。海のはなしさん、ありがとう。名前をしりませんでした。