London徒然草

「ばく」のロンドン日記

ほとんど病気

2007-11-30 | 飼い主ネタ
いい天気になった,今日のお散歩。

ひろ~~~~いフィールド。
だ~~れもいなくて、貸し切り,ひとりじめ~!!
よかったねえ。この環境は,恵まれているよ、きみ。



一人と一匹、がしがしと、ぬかるんだフィールドを突っ切って、
1時間のお散歩。満足して,帰路につきました。



さて、今年も後一ヶ月を残すだけとなりました。

実は、私、自他ともに認める,文房具オタクでして、
新種のペン、カラーペン、万年筆、シャーボ、などの筆記用具はもとより、
パンチ、消しゴム、電卓、ホワイトなどなど、買わずにはいられない~!
そして中でもカレンダー,ダイアリーに関しても、
この季節になり、来年のシリーズが店頭に並び始めると、もう、たまりません。

わくわくドキドキ、見て歩くのがたのしくて,来年一年,どんな手帳と
すごそうか,それにあうペンはどうしよう、とお店をのぞいては
長い時間を費やして、手に取っては、にやにや。

日本に住んでいるときは、銀座の伊東屋、ロフト,東急ハンズなど、
わざわざ出かけていっては、1時間も2時間も見て回ったなあ。
楽しかった!

ロンドンでは,日本と比べると文房具の種類も極めて少なく,
実用一点張りのものが主流ですが、それなりに極めているものも多く,
それなりに,また楽し

この,長い検討セッションが終わり、めでたく来年の手帳が決まると、
家族や友達の誕生日を写したり、手帳に合わせて住所録を作成したり、
こちょこちょと作業をするのが、また楽し

来年、2008年一年おつきあいする,手帳を、やっと決めました。



Filofaxの、赤レザー,スリムラインです。

モールスキンの,ダイアリーと最後までどうしようか迷いましたが,
決め手は記入できる欄の大きさ。

大きな声では言えませんが、Filofaxは、3種類目。
これは,ほとんど病気です。自覚症状はありますが,こればかりはやめられない!

今年は,ブイヨンさんところの、糸井さんプロデュースの、
「ほぼ日手帳」を愛用しました。これも大好きでしたが、
どうしてもまた新しいものに、浮気したくなるものでして。
本当は4月始まり(去年1月に用意したダイアリーから途中で浮気)
で,後3ヶ月あるのですが、ダメです! この時期,じっとできませんでした。

さて,皆さんは,どんな手帳を使われているのでしょうか?
興味があります。


父への詫び状

2007-11-26 | 飼い主ネタ




3歳から13歳まで、10年間ピアノを習っていました。
毎日、最低30分練習するように,いわれ続けました。
いつも、「まだ,ピアノの練習、おわってないでしょ!」

実は,ピアノがキライでした。
当時、どうしても楽しめなかった。

でも、母に、
「お父さんの夢なのよ,娘がピアノを弾くのが」
といわれて育ちました。

狭い家に不相応な,大きな真っ黒のYAMAHAのピアノ。
当時の我が家の家計を考えると,どんなに高い買い物だったことでしょう。

私が受験を言い訳にピアノをやめてから
実家の客間に誰にも触られずに約20年間、
放置された、あのピアノ。

結局,家を立て直す際,差し上げますという申し出にも,
誰にも見向いてもらえず
古い家とともに、取りこわされました。

当時,私の子供達は、まだ小さく,また,小さなマンションぐらしで、
とっておきたくても,場所がありませんでした。

それからロンドンに引っ越し、子供達がピアノを習いたいと言い出し、
とりあえず手に入れた小さい茶色いピアノ。
私が弾いていたピアノとは比べ物にならない代物でしたが,
5年近く,がんばってくれました。

でも、鍵盤は欠け,ペダルはきかず、そのせいで、ピアノの試験でも、
ペダルがうまく出来なかったと、No3に、試験後に号泣され,
ついに,新しいピアノをクリスマスのプレゼントのひとつとして、
オットさんが買ってくれました。

「好きなピアノを選んでいいよ」
といわれ、私が選んだのは、
YAMAHAの黒いピアノ。
日本からの輸入品です。

音も自分のピアノに近い音をどうしても選んでしまいます。

配送されてきました。
no2とno3は、まちきれずに、窓際で首を長くして,見ています。



私は、父の期待を裏切って,途中でやめてしまいましたが,
ピアノのおかげで、その後,ギターや,マンドリンなども
習うことが簡単だったし、大学まで音楽に関わっていたのだと
信じています。

今,我が家に届いたピアノは、3歳のとき、せっかく買ってもらった,
あのピアノの生まれ変わりとして,大切にしよう。

来週のコンサートで,
no2は、子犬のワルツと、くるみ割り人形の、花のワルツを、
no3は、トロイメライと、サティーを弾きます。

動画に撮って送りますので,見てやってください。

そして,期待に応えられなかった私から、
今まで,面と向かっては言えなかったけれど,ごめんなさい。

でも,あなたの孫達が、私のレベルをもう、超してくれました。







夫婦げんか

2007-11-23 | わんこ


私が、「ピップ!」と呼ぶと,



こんな顔をして見つめてくれて,



オットさんが,「Pip!」 と呼ぶと、この視線。

どちらへの彼の視線に,よりいっそう彼の愛がこもっているか、
軽く夫婦げんかするバカップル。

夫婦喧嘩は犬も食わないといいますが、
子供達は,すっかりあきれて見てるだけ....すまん。

久しぶりに木登りしました

2007-11-20 | わんこ


すっかり冬のロンドンです。

私の右目のコンタクトが、雨の夜、吹っ飛んでなくなったり、
トフィーちゃんちに、息子君のバイオリンのレッスンに行っている
ほんの短い間に、泥棒さんが入ったりして、イロイロありますが、
(トフィーちゃん、番犬失格の烙印)

朝起きると、真っ白い世界がひろがって



一面の霜。
真っさらの一日の始まりです。

さ~て、久しぶりに、この人が木に登りました。



散歩の途中、はちあわしてしまった黒猫ちゃん。

ものすごい勢いでピップ君、追いかけましたが、猫ちゃんは、必死の逃亡。
豚もおだてりゃ、ならぬ、猫も追いつめられれば、木に登るということで!

でも、ピップ君、猫ちゃんが登っていった木、それじゃないよ♪



ずいぶん高いところまで登って、こちら、高見の見物です。



残念ながら、もっと上まで登っていたのですが、コンデジしか持ち合わせていなかったので、
おりる途中でしか、シャッターが切れませんでした~。残念。

重ね重ね、登る木、間違ってますよん。
おばかちゃんねえ。

お出かけしたこと

2007-11-18 | 飼い主ネタ


珍しく,お出かけしました(笑)

まず、ワンコの祭典。「Discover Dog」

昨年もいきました。また,たくさ~ん、ワンコがいました

同じ記事になってしまうので、昨年のページを見てね

で、3日開けて,今度は 「Country Living Show」という、
美しいカントリーサイドで優雅に暮らす人,
またはそれを夢見る人のための専門雑誌,
カントリーリビングが主催する、クリスマス前のマーケットです。

今は亡き義理のお母様をつれてきたら、どんなにか喜ぶことでしょう。
何しろ、彼女、熱心なこの雑誌の信者でしたから。





センスあふれる品が沢山ありました。
驚くのは、イギリスにもこんなにきれいに着飾って
優雅な上品なおばさま達がたくさんいたのね~!
という客層。

あっ,日本人の皆さんもいっぱいいました(私もか!

そして、買い物の後は,優雅にランチ。




もちろん美味しゅうございましたが、ここで驚いたのは、
これ、



紅茶を頼んだ私の前に,どーんと黒い鉄瓶です
わお。

そして,その2日後、

オットの会社のパーティーです。
今度は子供達もつれて、夜のお出かけ。
赤い電球は、パーティーのための演出で,いつもではありませんので、あしからず



軽食しか用意されていなかったので、レストランで食事して,
帰り道、パーティー用の薄着のため,こんなの寒いのか?と思って,
車に乗ったら,車の温度計はマイナス2度。寒いわけだ

ああ,忙しい一週間だったなあ。





トフィーちゃん? いや、きつね君こんにちわ

2007-11-15 | ロンドン暮らし



少し前から、気づいていました。

が、とても繊細で,こちらが動くと逃げてしまうんです。
やっと!



きつねくん、おはよう。

朝,だいたい7時すこし過ぎに、こんな風に庭でうろうろ。
誰かさんの落とし物のにおいなど、クンクンかいだりしています。


で,当の本人に気づかれると大変だなあ~って、見てみると、

誰かさんは.....



猫のクラウディーのために、新しく買ってあげた
「黒猫ベッド、しっぽ付き」(オットは嫌悪)
を,ちゃっかり奪い取って、何も気づかず爆睡中です。

もし、この2匹、鉢合わせしたらどうなるのかしら?
ちょっとだけ好奇心


携帯カメラ

2007-11-09 | ロンドン暮らし



携帯にカメラがあることをすっかり忘れていました。
今日は仕事の帰りに,ふと,パチリ。



何を撮りたかったかというと、
地下鉄の行く先表示板。

実は,次の電車の行き先は、電車の先頭の表示を見てね!
となっています。

表示板もどこ行きか、わからないそうで(笑)
でただし、この国では,電車の表示を確認しても,
突然行き先が変更になることが。

何事も、簡単に信じてはいけません



そして,渋滞です。

その原因は、これ。



よく見ていただかないとわかりませんが,「馬」
この国ではよく馬が道路を歩いています。
たいがいは優雅に乗馬中..というのが多く、
馬は車と同等の扱いですので、ウインカーを出して,
追い越します。

今回は、焦らず、慌てず、のんびり歩いておりました。はい。



3枚目は,ますます良くわからないと思いますが,
お散歩途中のご夫人とその愛犬,巨大なジャーマンシェパード
「Lady」ちゃんの後ろ姿です。



足が悪く、杖をついています。一人と一匹で暮らしているそうで。
このladyちゃんは、レスキューセンターから引き取ったとのこと。
見ると口の周りに,白い線があります。
ジプシーと呼ばれる移動生活をする人たちに、劣悪な状況で飼われていたようで,
針金で口の周りを縛られていた後だそうです。

団体に保護され,彼女が引きとって、はじめは痩せておびえた表情をしていましたが,
今は見違えるほど,ふっくら、落ち着きました。
毎日3時半ころお散歩に行くと,必ず会えます。

大型犬、私にも飼えるかも!と,この後ろ姿をみて、思うのであります。



最後の写真はこれ。



この国では,日常のショッピングもネットで出来ます。
スーパーのサイトにアクセスして,品物をバスケットにポイポイと。
配達料はかかりますが、2時間のスロットで時間を指定すれば,
ドアまで届けてもらえます。

犬のえさや,猫の砂,えさ,ビールなど重いものの多いとき
利用しています。時間も節約できるので,助かるし。

ただ,頼んだものが品切れなどで揃わないなんてこともありますし、
今回はこれ。

万引き防止用の箱に,入れっぱなしでナイトクリームを持ってきてくれました。
店までわざわざ行って、事情を説明してあけてもらうのも面倒。

エーイ、こじ開けてしまえ,とペンチ2本で格闘すること30分。
なかなか開かない,頑固な留め金め~!!

ぶちこわして、やっと開いたときは、もうぐったり。

これも,この国らしい顛末ですねえ。








秋を見送る

2007-11-06 | ロンドン暮らし




「もう,散歩行った?」と突然、柴犬トフィーちゃんのママから電話をもらい,
突然,「ハムステッドヒース」に行ってきました。
北ロンドンの大きな緑地です。



11月とは思えない,いい天気の週末で,長年の経験から、
こんな気持ちのいい天気は,もうそうそう続く訳がありません。

車で15分。

相変わらずのワンコ天国。
ものすごい数と、種類のワンコが自由気ままに走り回って、
みんな幸せそうです。



ピップ君も途中で出あった,ジャックと大ガウガウ。

散歩する人たちが皆,立ち止まって見物するほどの,ガウガウでした。
相手のオーナーさんと,「ジャックだからねえ」と,お互い苦笑い。



トフィーちゃん、相変わらず、よ~~~っぽど珍しいらしく、
すれ違う犬を連れた人々の5人にひとりから、
「これはなんと言う犬? 狐のハーフ」と聞かれます。

その度に,「JAPANESE SHIBAです」とお返事。



この写真、犬図鑑の、「柴犬」のページに載っていそうですよね~。

予想通り、翌日からあつい雲がたれこめ,気温もぐっと下がり、
北風の寒い天気となりました。

秋さん、また来年ね。

マイナス1パーセント

2007-11-02 | わんこ


夜、私が2階に上がっていくと、あまえんぼ王子が,追いかけてきます。

そして、いつも階段の踊り場に引いた毛布を、ねぐらとしている,
猫のクラウディー。
いつもは,微妙に距離をとって、すれちがうのですが、
昨夜はちと,いつもと違う??

ピップ君が,例の大のお気に入りのブランケットをくわえて、
何と,2階までずるずると引きずっていこうと、大挑戦。





ずるずる、よっこいしょ



ちょ~っと,通してくだしゃんせ~
御用のないもの、とうしゃせぬ~!



それなら、強行突破だもんね~



大成功....

この後、私たちのベッドの上、にブランケットを持ちあげて、
満足顔のピップ君でした。

さて、昨夜はハロウィーン、no3は、お友達宅でパーティー&ツアー



なぜか戻ってきた、彼女のバッグからは、生のジャガイモが。
スイートではなく、ジャガイモをいきなりくれた家があったそうで!



そして、今朝、顔を洗って、ふと鏡をみたら、眉毛に白い毛が。

あまりのショックに、「ついにここまで」と、へたりそうになりましたが、
よく見たら、あ~ら、ピップの毛でした。

脅かさないでくれ~!

最後に、スポーツジムに通い始めて1ヶ月強。
成果は.......体重変動なし
でも、唯一、体脂肪が、マイナス1パーセント。

うーむ。

まあでも、もし毎月1パーセント減っていったら、1年で12パーセントだよね。
と、あくまでも、前向きな私でした