London徒然草

「ばく」のロンドン日記

困ったちゃん

2007-05-30 | Weblog


またしても、子供達、学期半ばの1週間休み。
おかーさんは、忙しくなってしまいました。なぜか仕事もいっぱい。
やれやれ。

そして、No1は、先週で、今学年の授業も終了。
これから1ヶ月に渡って、Aレベルという大学へ行く為の試験が五月雨式にあり、
そのあと、7月に学校での卒業セレモニーと、映画などでよく見る、パーティーがあって、
高校もおわります。

3歳から始まった「毎日学校へ行く」という部分から卒業してしまったのですね。
あっという間という気もするし、長かったのも確かだし。

待てよ、....っていう事は、これから、ほぼ毎日、家にいるの??!!。
調子が狂うわ。(コンピューターも、取り合いになりまする--涙)




さて、昨日のことですが、お友達ジャックのパピー、「ラスティー」ちゃんと,遊んでいた我が家のNo2.

なでなでしていて、いきなり顔を噛まれて、唇が切れて出血さわぎ。
もともとオットゆずりで、ポッテリした唇が、腫れて、まるでたらこです。

実は、ラスティーのこの癖、どうしても直らなくて、顔を近づけられて、噛み付く事件が既に3件。
皆で困り果てております。

ドッグトレーナーにも、連絡して、見てもらう事にもなっているし、電話相談などもしているのですが、
「顔を近づけられると恐怖を感じてしまう犬」というのは、生まれつきいるそうで、
とにかく顔を近づけないようにするしか無い....とのアドバイス。

どなたか、このような犬に関して、いい情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、
是非,アドバイスいただけませんでしょうか??

からすくん

2007-05-26 | ロンドン暮らし

4月のとってもよいお天気だった、ロンドン。
5月になって、雨が続き、すずしくなってしまっていましたが、やっとまたいい天気がもどってきました。 

薔薇も咲き始めました。我が家の薔薇は後もう少しですが、こんな花が今、きれいです。



フォックスグローブ

キツネの手袋、という名前がかわいいですよね。
いろいろな花が咲き始め、毎日、庭の見回りが楽しく、朝、パジャマのまま庭に座って飲む、紅茶は格別です。

最近、庭をながめていて気づきました。

赤い胸をした、ロビン(こまどり)ちゃんが、パティオで、何かせっせとついばんでいます。
じっとみてみると、それはなんと、ピップの抜け毛。
白い毛をいっぱいくわえて、同じ方向に飛び去ります。
きっと巣づくりの材料にしているんだろうなあ。

見てみたいですよねえ、ピップの白い毛を使った、巣。



とうの本人(犬)は、今日もフィールドで、一心不乱に穴掘り。
こういうスタイルの、陶器の置き物があったなあ、そういえば。
きっと、呼んでも聞こえないので、放っておきましょう。

そして、鳥さんといえば、このお方。

お隣さんが庭にまく、古くなったパン。
こんな事をしていました。



バードバスに、つけて、柔らかくして、食べてます。
あたまいいなあ。

あまり固いと、この中に放置したまま、しばらく姿が見えません。
もちろん、後で取りに来ましたがね

あれあれ?

2007-05-21 | わんこ


あれあれ?

なんか似たような、ジャックが2匹。



竜宮城でもらった「開けてはいけない」といわれていた、つづらを開けてしまった、ピップ君。

あーらら、こらら。

ヒゲなんか、こんなにのびちゃって!



おともだちの、ロッキー君。
3泊4日のお泊まり会でーす。

ロンドンでネットを通じて、なんとなく集まった、ワンコ好きの会、犬友会の、ロッキー君。
オーナーご夫妻が、パリに小旅行の為、我が家でお預かり~!

実はピップ君より若い2歳半なんです
が、このおひげと、落ち着いた性格のせいで、どう見てもピップ君より年上に見えてしまいます。
そして、とっても人懐っこくて、スキあらば膝の上によじよじ。



外で朝ご飯を食べていた、No3も、このとおり。
だっこラッセルテリアであります。

まるで、小さい子供のように、私のいく所、どこでもついてあるき、
トイレにもおつきあい下さいます(笑)



幸せな風景です。

ピップ君、おともだちとお泊まり会が出来て、ヨカッタね♪
家族全員、楽しませていただきました。
また来てね

愛しい人

2007-05-18 | わんこ

日が延びて日没が8時を過ぎたロンドンです。

毎晩、毎晩7時前から、ピップ君、定位置に、スタンバイ。









玄関側の窓のソファーの背もたれに、張り付き、愛しい人を待ち続けます。

その人は、ダディーこと、オットさん。

彼は,何かとてつもなくどんなワンコに魅力的な人らしく、どんなワンコも彼を見ると、しっぽをふりふり。
まあ、妻としては女性にもてるよりは安心ですが........ね。

ポーカーフェイスのトフィーまで、飼い主さんファミリーが目を見張るでれでれぶり。
大いに嫉妬されている始末。

お目当ての人が見えると、ちぎれんばかりに、長いしっぽと,おしりまでフリフリして玄関にまっしぐら。

ボクサーから、ボーダーコリー、バグ、ウエスティーと、いろいろな犬と暮らして来た彼にも
ジャックのかわいさは格別のようです。
今や、子供も妻も、こんなふうに帰りを毎日待ってくれませんしね。

夫婦揃って、犬ばか、というお話でありました。

巨大、独占ドッグラン!

2007-05-15 | わんこ
先日、お伝えした、新水道本管付設工事

ついに我が家の裏庭にも。



ゲートを開けると,簡易フェンスが!
結果的に、この緑のエリアの白い歩道の左側、全てが

ピップ君と数頭の、我が家の並びの家のワンコ達の為の、
巨大ドッグランになりました。(苦笑)






ぜいたくねえ~(という事にしておこう)
何事も、前向きに♪



ピップ君、うれしい??

週末、もっとうれしい事が待っているよ! 

お楽しみにね♪

包装紙

2007-05-12 | ロンドン暮らし

朝起きて寝ぼけマナコで部屋を出てゆくと、




たまに,どういう風の吹き回しか、こんな風に,
「あなたをオシタイしております」
ふうの顔をして,座っている人がいます

こういう時は,顔を洗う間も、洗面所に飛び乗り、洗った顔に頭をすりすりして,
いつもとは違う猫になっています。

どんな引き金が,彼女を変えるんでしょうか?

ぜひ聞いてみたいものです。

さて、そんなこんなしていると,朝の8時前から玄関でピンポーン。
ピップは大興奮し,飛び出してきて、日本から小包が届きました。

送り主は,実家のお隣に住んでいた,同じ年の幼なじみ。
中身は,「お菓子」と書いてあります。

子供達はそれを見て大興奮。
何しろ日本のお菓子が大好き



ていねいに包装紙についている,テープをはがし、そっと梱包をといていると、中を早く見てみたい子供達は
「びりびりってすればいいのに、イライラするなあ~」

開けると、こしあん抹茶味のキットカットなど、うれしい物がたくさん。

「なぜ,びりびりしないの」といわれて、ふと気づきました。

昔,小さい頃、包装紙は大事に破らないようにとっておき、
箱に折って,ミカンの皮を入れたり、衣替えのとき、引き出しの下に引く紙としてつかったり、
4月、新学期が始まってもらった,真新しい教科書にカバーとしてかけたり。

国語の教科書は、「バラのマークの高島屋」だったり、
社会は,「西武」の丸いマークの包装紙だったり。

今はそんな事をする人はいないのでしょうね。

我が家では新学期,貰った教科書を積み上げて片っ端からカバーをかけるのが,年一回の行事でした。
今でも、私、うまいですよ~カバー掛け。

包装紙を、思いきり,びりびりとできない,私のルーツがそこにありました。



教科書,といえば,今年も先日,子供達が、補習校で頂いて来ました。
国語だけの補習校ですが,学年分の全ての真新しい教科書を,補習校を通して政府から頂けます。

もし、国籍をもっていれば,補習校に行っていなくても、領事館に行くと頂けるそうです。

新学年の,新しい教科書,日本にいる時は当たり前のことでした。
が、今考えると、すごい事ですよね。
カラーで,写真もふんだんに。資料集、地図帳まで。
印刷にも膨大な費用がかかっているはず。

イギリスの小学校、教科書というものがありません。
中学になると,ありますが、それらは全て学校からの貸与です。
通し番号がふってあり、学年が終ると返却します。
皆さん,取り扱いが荒いのか、見てみると結構くたびれています。

日本の政府から支給された教科書。
我が家では国語以外,使う事はほとんどなく、
3人分のま新しい教科書は、箱に入ってガレージの片隅で眠っています。

でも、捨てる気にはなれません。





こんどこそ! ルバーブジャム

2007-05-08 | ロンドン暮らし

日本のゴールデンウイークも終わりましたね。
イギリスも3連休でした。スパイダーマン3を見に行ったり、日本食をレストランに食べに行ったり。

さて、

先日、お風呂場掃除をしている間に、丸こげにしてしまったルバーブ。←クリック

こんどは、焦がさないわよ~!



つましい主婦としては、通常£2.99のところ、£1.99とはうれしいわ~
今回は前回に比べて、茎の緑がつよいけど、しかたない!



ざく切りにして、お砂糖を、どどどっと、レモン汁をしぼって、



1滴のお水も入れていませんが、あっという間に、こんなに水分が上がって来ます。
ルバームジャムの出来上がり。



今が盛りの、白いライラックの花と,朝食のテーブルに載りました。
薄く焼いたパンケーキを一緒に食べてもウマウマ~♪

日常の幸せ


忠犬,ジョージ

2007-05-04 | わんこ



今日読んだ新聞から.....

ニュージーランドで、2匹のピットブルに、お菓子屋さんからの帰り道に襲われた子供達。

4歳から11歳の5人。

そこに一緒に遊んでいた、一匹のジャックラッセルテリア(9歳)のジョージが
子供達を守ろうと、吠えて駆けつけたそうです。

おかげで,子供達はたすかりました。が、

ジョージはその2匹に攻撃され、ひどい怪我の為,安楽死させられたそうです。



 うえーん 


ピップ君,感想を一言ドウゾ 

CORIOLANUS

2007-05-01 | 飼い主ネタ
とってもめずらしく、お芝居を見て来ました。




蜷川カンパニーの「コリオレイナス」by Willian Shakespeare
ロンドン公演

とっても久しぶり(前回の蜷川さんは約20年前,やはりロンドンで)の観劇で,感激。

人間が、つくりだすことのできる無限のパワーに圧倒されました。
評論家でないので、エラそうな事は言えませんが。

私個人としては、「のめり込みました」

3時間半を超える長さにも関わらず、「あっという間」でした。

帰って来てから、その晩から、翌日午前中はこの舞台の事が「頭の中をぐるぐると廻っていました」


下世話な感想

人間って、あんなに沢山のセリフを覚える事ができるものなのねえ~。
舞台が,ほぼ全面、階段です。そこを俳優の皆さんは駆け下りたり、のぼったり。
激しい戦闘シーンもそのうえで。階段の多さは,舞台となったローマのイメージを再現していましたね。
反射するカガミを巧みに使って、観客である自分たちを、芝居の中の群衆と見せる演出!
そして、唐沢寿明さんって、頭が小さすぎ。白石加代子さんの、半分の大きさしかないじゃない。

イギリスの評論家には星3つをつけられていましたが、私は満点をあげたいとおもいます。
前から3番目の中央という、いい席だったので、ホコリや,つばまで飛んで来そうでした~。

しばしの現実逃避を楽しみました。

追記

どうやら,この舞台,日本で6日にNHKのBS2でテレビ放映されるらしいです。
(詳細不明です...すんません)
ご興味のある方は,是非♪