London徒然草

「ばく」のロンドン日記

だんだん気分は

2008-11-28 | ロンドン暮らし


食料品の買い出しにスーパーに出かけたら、
店中がすっかり、クリスマスモードに変わっていました。

ツリーや飾り付け、カード、チョコやクッキーの詰め合わせ、
アルコールや、クリスマスプディングなどなど....



子供たちの為に、今年も買ってきました。

アドベントカレンダー

12月に1日から毎日カレンダーの小さな小窓を開けていきます。
と、そこには、きれいなクリスマス関連の絵が書いてある,
というのがスタンダード。
24日は、一回り大きい窓で、立派になっているのが恒例です。

現在は、絵に変わって、各窓一つ一つに小さなチョコレートが入っている
ものが殆どになってしまいました。

子供たち、堂々と朝起きて一番に、窓を開けて、
チョコをほおばりながら階下におりてきます。
まあ、これもクリスマスの一つの風物詩。

ポインセチアも色鮮やかで、ついつい衝動買い。

そして、トナカイさんは、ピップ君へのプレゼント。
お散歩仲間のゴールデンの「ミックくん」からです。

日本へ、本帰国となりました。
元気でね...飛行機での長旅。
無事でありますように

このトナカイ、すべて食べる事のできるわんこ用。

さて、今朝は、仕事に行く途中、レストランの前庭で、
毛深い、たくましいおじさんたちが3人掛かりで
大きいツリーを立てているのに遭遇。

病院の入り口では、トラックからツリーがおろされている場面にも
遭遇しました。

ほんわかした出来事

赤ちゃんの初めての予防注射でのお仕事で、
生後2ヶ月の赤ちゃん、まだピップ君より体重が軽いのに
両太ももに計2本の注射。

針を刺すとき、親は自分の痛みのように感じますよね。

赤ちゃんのお母さんと、「自分のときより辛いし、痛く感じるね~」
なんて話しながらの帰り道。

お医者様に念のため赤ちゃん用に「解熱鎮痛剤」を薬局で
買って帰るように言われたので、薬局にもおつきあい。

薬局のカウンター越しに、対応してくれたおかあさん。

事情を話すと、
「お母さん、赤ちゃんと一緒に泣かなかった?
私は自分の子供の初めての予防注射のとき
自分の方がわあわあ泣いてしまったのよ。」

って。

どうも、大人になると、自分の心を「こうあるべき」という
型に気づかないうちに自分で自分をはめ込んで、生きているなあ。

そうか、大人でも、泣きたかったら泣いたっていいんだ。



ね、ピップ君。




いつものお散歩、梅コース

2008-11-22 | わんこ


復活した,悪ガキ。

いきなり気が狂ったような大騒ぎをしだしたので,
何事かと見てみると、



窓の外に、いたずら者のリス。

まるで,けしかけるように窓ガラスを引っ掻いたりして
ちょっかいを出しています。

そして、今日もいつものお散歩に行ってこよう~
これから仕事なので,「梅コース」で我慢してね。



ピップ君,ど~こだ。

すっかり葉っぱも落ちて,冬景色の我が家の裏のフィールド。
長靴で出かけても、膝の上あたりまで泥ハネがあがってしまうようになりました...

来年の春まで,これからずっとこの状態がつづきます



お散歩途中の、我が家の並び。
ロットワイラー君、昼間は庭に出されている事が多いよね。

ピップが通りかかると、大騒ぎなのですが...



このかたは,今度は自分がちょっかいを出してみたりします
性格ワルイ?

そして、だいたい何匹かはすれ違う,お友達たち。



こんな風にゆっくり歩いて,40分強

ピップ君の「梅コース」のお散歩です。
この他,「竹コース」「松コース」もあるので,またご紹介しましょうね。

散歩する所にだけは,とっても恵まれたロンドンの田舎であります。





復活

2008-11-19 | わんこ





我が家の悪ガキ、

こんなだった傷の抜糸も済んで,すっかりお元気

ドロドロの林間コースのお散歩も復活。
毎日長靴履いて,おつきあいです。

よかったね。



と思ったら,私が2年ぶりに風邪をひいてしまいました。
それも,ほぼ回復。

二人で復活です! 


クリスマスのイルミネーションの点灯式のニュースが毎日ニュースで流れています。

これから,町中が飾り付けられて,華やいでくるシーズンです。



冷たい雨

2008-11-13 | 子供達


息子のサッカーの試合を応援に行きました。



短くて足のでる洋服など普段は着なくなった息子が
グラウンドを走り回っています。
細い足だけど,ずいぶん筋肉がつきましたね。

カメラのファインダー越しに,彼を追いかけながら
ふと思い出しました。

あの足におおきな傷跡があったかもしれなかったんだ。



私たち家族が日本で暮らしていた,彼が2歳のとき。

6歳、2歳の二人の子供を保育園、学校,ベビーシッターさんとフル回転で,
預け、フルタイムで働いていた頃。

文字通り、息つく暇もないほど、時間的に余裕のない日々。

まだ幼く、待つ事のできない息子の食事を、帰宅して、一分でも素早く
用意する為に、毎週末に5食分の下ごしらえをしておいたものでした。

ある日、

いつもの通り、荷物を置いて,いきなりエプロンで、揚げるだけにした
コロッケの支度をしていると、台所のわたしの足下にまとわりついて、

「おなかが減った~,遊んでくれ~、だっこしろ~!」

と泣くわ転がるわ。

仕方なく左手で,抱き上げ、半ズボンの彼の足を自分の腰にまわし
コロッケを右手の菜箸で持ち上げたとき、手元が狂い、
コロッケは暖めた油の中に滑って落下。

落ちたコロッケが跳ね上げた、熱くなった油は大量に跳ね返り
そのまま息子の足に.....。

泣き叫ぶ息子をバスルームに監禁して、水シャワーをかけ続けましたが,
皮膚は赤ではなく、みるみるうちに真っ黒に。

30分ほど水をかけ続けてから,近所の救急病院に駆け込みました。

見て下さった先生に、
「処置が早かったけれど、子供の皮膚は薄いので,痕が残るかもしれません」
といわれ、自分の不注意で起こしてしまった事態の大きさに愕然としたのでした。

「お母さんも足に水ぶくれができていますよ」
と先生に言われるまで、自分も火傷している事に全く気づいていなかった自分。

文句も言わず一緒に無理やり連れてこられたにも関わらず、
じっと病院のベンチで待っていてくれた、娘を連れて
自分も包帯を巻いてもらった足で、病院のドアを出ようとすると、
泣きっ面に蜂とは,この事でしょう。

大粒の雨が降っていました。

もちろん傘など持ち合わせておらず、まいてもらった息子の足の包帯が
ぬれるのを気にしながら、ベビーカーを押してぬれながらの帰り道。

ベビーカーのハンドルにつかまって、一緒に歩く上の娘は
ふと見ると,素足にサンダルばきで、ちいさい足をびしょびしょに濡らしながら、
日が暮れて、肌寒くなっているのに、Tシャツ一枚で上着もなし。

それに気づいた瞬間、それまで我慢していた涙が止まらなくなりました。

歩きながら、おいおい号泣する私に,娘が、
「ママ,もう泣かないで、お願いだから」

このあと、子供が3人に増えても、それでも働き続けた私ですが,
このときほど、仕事を辞めようかと迷った事はなかったな。

幸い,息子の足は傷跡も残らず済みました。

私だけに限らず、今でも働くお母さんたちは,いろいろな葛藤と
日々,たたかっているのでしょう。
私は、心から応援したいと思います。

明日は,今日より,楽になる,と自分に言い聞かせていた日々を
今では懐かしく思い出すのです。




このかたの耳には、きっと傷跡がのこるでしょうね。
手術をする前の、デキモノの証拠写真でも残しておこうかねえ。
こんな薄い耳の、表面だけを3針も縫うのも大変だっただろうなあ。
獣医さん。


イヌ、トリ、スリ?

2008-11-08 | ロンドン暮らし


ご心配頂きました、ピップ君も、病院へチェックにいきまして、
傷口の治りも良好、組織検査もケラチン(タンパク質の一種)の
おできだったとこが判明。

平和な日々が戻っております。

いきなりますます甘えっ子になった、愛犬におつき合いして、
一緒の部屋でなるべく過ごしつつ,ふと窓を見ると、
いろいろなお客様が見られます。



写真だとうまくお伝えできませんが、巨大な、青サギ(だと思う)
いきなり庭の木の枝に。
あまりに大きいので、何事かと思うほど。

そして、こんな方も、忙しくしております。



一瞬、目に入った時、なんだかさっぱりわかりませんでしたが、
まあ、なんと枝の木の実を採るべく、「必死」な、りすさん。
こんな細い枝に、逆さ吊り。

リスというか、これは、スリですなあ。

この時期、冬に備えて、せっせと木の実などを集めており、
あっちこっちでちょこまかと忙しくしています。

そして、やっと庭に出してもらえるようになった、このかたも。



きょうから、コンクリートの道のお散歩の許可がでました。


よかったね、ピップ。

おかえり

2008-11-05 | わんこ




無事に、病院から家に帰ってきました。

相当心細かったみたい。ひいひいと、叫んでいました。
あんな小さなデキモノだったのに、結構大きくえぐってあって、
ばくさんは、家に帰ってきて、見たら泣いちゃいました。

耳は大きな血管のそばだったので、出血がなかなか止まらず。

ホッとして、眠っているピップ。
がんばったね。

今日は大好きなチキンを用意するからね。

ご心配くださった皆さん、ありがとうございました。

しかし、請求を見てどひゃあ~。
910ポンド(20万円くらい)だそうです。まあ、歯もピカピカにしてもらったし、
仕方がない....けど

保険に入っていて、助かった~。

クロアチア?

2008-11-03 | ロンドン暮らし


先日の雪の翌日







犬も子供も,大喜び

パジャマの上にコートを着て,庭で雪だるまをつくっていた子供、約一名。
朝7時前に,遊園地へ積もった雪をものともせず遊びにいった子供、約一名。

みんな元気です。

元気と言えば,このかたも。



「スイスと、クロアチア!?に旅行に行って、帰りの日程を見たら
ロンドン経由だからロンドンに、行くわ!」

とのことで、ロンドンに立ち寄った我が母。
家族でホテルに会いにいき、一緒に夕食をとりました。

子供たちも大喜び。

しかし、クロアチアとは、思い切った行き先ですね。
まあ、元気で何よりです。

皆様にご心配いただいているピップ君のプチ手術、明日いってきま~す。

最後に
昨日の,F1ブラジルグランプリ、イギリス人、ルイス・ハミルトンが、
最終ラップ最終コーナーで、執念、奇跡の大逆転劇。
結果最年少のF1チャンピオンとなった瞬間、
飛び上がった息子と夫、ピップ君,お尻には噛み付きませんでたが、
一緒に大興奮しておりました。

びっくり。