London徒然草

「ばく」のロンドン日記

僕が守ります

2007-02-27 | わんこ

何をしてるいるのお?



ねじの緩んだ、「ピップ君の引き出し」を修理するため、中身を床にぶちまけたら.....。
ピップ君、側から離れません。
1時間近くこの通り。
近づくと、うーーーとか、言ってます。

あの~、いったい誰から、何から、君のうんPバッグとか、リードを守っているんでしょうか?


ローマの休日 雑記

2007-02-26 | 飼い主ネタ
ローマから戻って日常が戻っています。
朝起きて,寝ぼけマナコでお弁当を作り,子供達を送り迎えする毎日。
いつも思うのですが、非日常から日常に戻った後、「本当にあんな事があったのだろうか?」と思う事がよくあります。

ローマのこんな素顔が好きでした。













ローマの街の印象は、「石の町」でした。
建物はもちろん、道路も石を敷きつめてありました。産出される大理石もふんだんに。
そして、建物の廻りや、広場、公園にイギリスに必ずあって、イタリアにないもの、それは「芝生」でした。
緑の芝生が、何処にもない....。建物の前に大きな鉢の寄せ植えや、ハンギングバスケットもなし。

でも、ローマにあって,イギリスにないもの,それは噴水でした。

そして、街の歴史がながいため、道幅が狭くそのせいで、Smart Carのような、とってもちっちゃい車と、風よけ付きのスクーターがいーっぱいでした。
イギリスでよく見かける4x4は希少。
駐車に関してはとっても過酷な状況のようで、神業的縦列駐車テクニックがないと車は運転できないにちがいありません。

そして、ローマのワンコはかなりの確率で洋服を着ていました。
リードなどもオシャレでしたわ、イギリスにくらべて。







たまたま、洋服を着たワンコの写真は取り損ねましたけど。

そして、最後に、行き帰りの飛行機。
Ryan Airという、格安航空会社の飛行機に乗りました。
かつて航空会社2社に勤めた事がある私としては、目から鱗の体験。

ネットと電話でのみ,席を販売、航空券は発券せず。渡されるのは予約番号のみ。
そして、預け入れ荷物につき,£7(約1500円)を追加徴収されます。クレジットカードで代金を支払うとそのチャージとして£15(約3000円強)。あげくチェックインも,名前を手書きで,搭乗券にかくだけ。
席は早い者勝ちです。

人より早く,飛行機に乗り込みたい場合は,一人につき£2を追加で払うと、先にのせてくれるというので,5人分払ったのに、搭乗にはバスに乗らなくてはいけなくて,バスは追加を払った人もそうでない人も一緒でした(笑)
まさか、子供の隣の飛行機の席に着く為に、娘の手を握り、荷物を抱えて、飛行機に向かって全速力で走るとは思いもしませんでしたわ。
飛行機って,もう少し,特別なものだと思っていた私にとって,びっくり。
「これでも飛行機って飛ぶのねえ。これは空飛ぶ,バスだわ」
もちろん,機内では水の一杯も出ません。シックバックもないので,飛行機に酔うNo3を連れていた私は少し慌てました。

まあ,”5人で” ローマ往復、総計£200(約4万数千円)なので文句はいえませんね。

そして、帰国したロンドンの空港での出来事。
私達を待っていたのは、入国審査のそれは長~い列でした。土曜の夜11時半すぎでしたので、審査員も8人のみ。
私以外の家族はイギリスパスポートを持っているので、EUパスポートホルダーの列に並べますが,私は「その他」に並ばないといけません。それでも,EUの窓口は7つ。その他は,審査員たった一人です。私の列はまるで動かず。

しびれを切らした,列の中のアメリカ人がついに叫びました「EUは7人もいるのに,列はほとんどないじゃないか!こっちにもっとまわせよ,このアホ!これが観光しにこの国にやって来る人たちへの仕打ちかっ!」

するとしばらくして現れたのは,マシンガンを斜めに持った,190センチはあるだろうという警察官でした。
アメリカ人のおじさんに向かって、とっても丁寧な口調で「そちらの紳士,こちらにパスポートを持っておこし下さい。」

連れて行かれてしまいました~。

くわばらくわばら。
アメリカ人のおじさん、アメリカの入国審査も凄く待たされるのよ? 知っているよねえ。

翌朝,ピップ君を迎えにいくと、「ヨロコビの舞」を派手に踊ってくれましたとさ。

長いローマ旅行記、おつきあいありがとうございました。
おしまい。


ローマの休日 その4

2007-02-23 | Weblog
絢爛豪華なサンピエトロ寺院から、普通のバスにのって、コロッセオへ。
いきなり時代を古代ローマまで、2000年さかのぼります。








ここで、たくさんの血が流れたんだろうなあ。
収容人員5万人と言われている、ここに、人々がぎっしりと入り、上がった大歓声にひととき思いを馳せます。
正面に見える、質素な十字架がなんとなく、場違いな雰囲気ですね。
サンピエトロ寺院とは随分違うな。

翌日、朝8時に出発して、出掛けるはずが、皆で寝坊して、起きたのが8時。
わーわーと皆を叩き起こして、8時20分にはアパートメントを飛び出して、外に並ぶ事、1時間。

やってきました。

システィーナ礼拝堂を含む、バチカン博物館。

あいかわらず、まだ目覚めきっていない頭もびっくりの、ゴージャスな歴代法王の宮殿。



ラファエッロの間


その、床の繊細なモザイク。

そして、あこがれのシスティーナ礼拝堂。



実は撮影禁止だったんです.......。
で、知らずに一枚だけ一番有名なミケランジェロの最後の審判の、壁画を撮影して、子供達に注意されました。
で、一枚だけなのに、ぼけてます

壁、天井全面を、埋め尽くして描かれた、迫力の傑作絵画たち。
降り注いで来るような感覚に迫られます。

ねこまっくさんに教えてもらった、「ミゼレーレ」を、娘のipodで、この礼拝堂で聞いて来ました。

400年前に、この礼拝堂の為につくられたのかあ。


この後,バチカンを後にして、トレビの泉、パンテオン、ナヴォーナ広場と廻り、そこで、子供達は、マンガチックな似顔絵を描いてもらったりしました。


パンテオン、内部。37歳で亡くなったラファエッロのお墓。


何回も食べてしまった、ジェラートと(これはラズベリー♪)

お約束ですよね。ローマでこれは。

ローマシリーズ、次回でおわりにしますね......おつき合いいただいて、ありがとう。

ローマの休日 その3

2007-02-22 | 飼い主ネタ
さーて、張り切って出掛けよう、と、張り切って朝、起き出したら、外は大雨。
建物の中にいられる所=バチカンに行く事にしました。

アパートから、地下鉄で二駅。そこから歩く事、10分ほどで、長ーーい行列が見えて来ました。
バチカン博物館に入る為の列です。
とりあえず、その列には並ばずに、カソリックの総本山サンピエトロ寺院からおとずれる事にします。

こちらもチケットの売り場とセキュリティーチェックの為の長い列。でも、待っている間に、雨もあがりました。


この広場、新しい法王の選挙が行われている間、人々があつまっていましたよねえ。


広場をぐるりと囲む、聖人が乗った長さ240メートルの回廊の内側に下がる照明。


入り口を入ってすぐの壁。

ミケランジェロのクーポラ(丸屋根)に、まず登る事に。
途中高さ132メートルのドームの根元のテラスまではサッカーで鍛えた足が自慢の息子以外は、リフトを使用。
ちょうど建物の大きなサークルの部分まで行く事ができます。
高所恐怖症のオットは、ここまでで降参。





クーポラのテラスから、見下ろす、サンピエトロ寺院の内部。

この後、頂上までの92メートルは、とっても狭い、急な階段を体を斜めに傾けながら、ロープにつかまりながらせっせと登らないと行けません。
でも登った人だけこんな景色を見ることができます。


サンピエトロ広場から続く大通りと、その左手には、サンタンジェロ城、そしてテヴェレ川も一望です。



そして、寺院の内部。




宗教の、それは、人が神を信じる心の、恐ろしいほどのパワーをこれでもかと実感する体験でありました。
壁、床、柱、扉、寺院の隅から隅まで、全ての部分が、すはらしい絵か、モザイクか、彫刻かで、埋め尽くされています。



このあと、システィーナ礼拝堂を含む、バチカン博物館に急ぐと、なんとこの日は、12時半で入場終了で、もう入れませんとの事。


翌日、出直す事として、この後,コロッセオにバスに乗って、向かいました。

今日の最後の写真は、バチカンの入り口にいた、護衛スタッフ。
この制服と、この帽子。仮面舞踏会とか、映画の中のものだと思っていたら、まだ現役です。

とっても、イタリア!

長いレポートになってスミマセン。
またまた続く.....

ローマの休日 その2

2007-02-20 | 飼い主ネタ
我が家の子供達、子供と言っても、もう大きいので、ホテルに滞在すると、少しややこしい事に。
5人一部屋というのは通常ありえないので、ツイン一部屋、トリプル一部屋と取ると、部屋が離れてしまう確率が。

という事で、今回はアパートメントを借りる事にしました。

ポポロ広場から目と鼻の先の、80平米ほどの2ベッドルーム、2バスルーム、ダイニング、リビング、キッチンの物件。

小さな通りに面した大きな木のドアを入っていくと、

こんな大理石を使った通路が続き、階段をえっちらおっちら三階まで登ります。

部屋のドアを開けると、イタリア建築家がコーディネートしたというふれこみの、モダンな空間。
あっ、もちろんオットさんがこの物件は選びました。









キッチンもついていたので、お茶などは勝手に飲む事ができて、パイナップル入り、チョコレートコーティングされた、パネトーネなどを買って来て食べました。
確かに、オシャレでいいのですが、皆でくつろいで座る事のできる椅子がたりませ~ん。ぶうぶう。

一休みして、探索に出発。

夕食はピザですよ~。



偶然飛び込んだ、ピゼリア。
薄ーーい生地で、生地に結構味がついているんですね。シンプルなトッピングと、ぱりぱりの食感。
イタリアに来たなあ~と実感した瞬間でした。

ワインでほろ酔いになって、帰り道。


すてきな、ジェラート屋さんを見つけました。
真剣に選んでいる、No1。

後でわかったのですが、このお店「Giolitti」と言う、かの有名なお店だったそうで、100年ほども続く老舗らしいです。
みんな二つづつ違う味を選びコーンにのせてもらって、歩きながら食べました。
が、さすがに最後は寒くなって来てしまい、皆でぶるぶる。

そして、翌朝。
起きたら大雨でした

続く........


優雅なお昼寝

2007-02-12 | ロンドン暮らし
うれしかった事二つ

なくしてしまったと思っていた,ピアスの片方が出て来た~♪

大事にしているものに限ってなくしたりするんですよね。
ふと耳に手をやったとき,何も触れない時の驚きと、それに続くがっかり。

でも、ひどくがっかりしていたら,オットが,すんごく珍しく、「それなら、こんど新しいのを買ってあげよう」だって。
実際に,買ってくれなかったとしても,そういってくれた事が、嬉しかったなあ。
で、喜んで”見つかった”って話したら,「買わずにすんだねえ」だって。言うんじゃなかったな。

ビデオデッキを手に入れました。

先日こわれてしまったデッキ、ねじ回し片手にふたを開けて掃除機でホコリを吸ってみたりしました。
が、やはり電源は入らず。
日本人コミュニティー向けの情報誌で見つけて、問い合わせて,さっそく取りにいきました。
帰国なさるそうで,破格値の£10(2200円)でいいですよ、って。さっそく接続して、大成功。



さて、先日の雪騒ぎで子供達の学校は二日の臨時休校。
そのまま今週は「ハーフタームホリディー」という学期の真ん中の一週間のお休みに突入してしまいました。

娘のお友達、ご家族の事情で,数日間お預かりしているのですが,彼女、チェロがとっても上手なんです。
王立音楽学院に通ってチェロのレッスンをしています。
この彼女に憧れて,我が家のNo3もチェロを習い始めました。

今日の午後、二人で遊んでいると思ったら,なんと音楽遊び。二人でチェロの二重奏を始めてくれました。
いい音ですよねえ。チェロ。
No3は、いろいろ教えてもらいながら、なんとか音楽になっておりましたわ。

そして、この人は?といえば、



優雅なお昼寝(お気に入りのブランケット付き)をしておりました。
やれやれ。

石垣島からの絵はがき

2007-02-09 | 飼い主ネタ


天気予報が,ばっちりと的中して、朝起きたらこんな事に。



さっそく,ピップ君は文字通り,庭駆け回り、子供も長靴でひと遊び。あげく学校は臨時休校!だそうで、なぜだ?
どうやら,明日も学校は休みらしいです。この国って、無理しない性格ですよねえ。
ここぞとばかり、子供達に部屋の片付けを申し渡したのもつかの間,No2は、友達と大雪合戦をするそうで,とっとと逃げていきました。

それにしても、ピップ君、今日の散歩はたのしかったねえ。




寒いねえ~,なんて言いながら,届いた郵便を見ていたら,こんな絵ハガキが。



大仏ジーこと、日本の父と、母からでした。なんと滞在中の石垣島から。

脳梗塞の後遺症で,寒いと麻痺した半身が痛む父のために、冬の間は暖かい地で過ごす事に決めて、暖かくなるまであちらに二人で滞在するそうです。
のんびり島巡りをするそうで,いまのところ楽しんでいるようです。よかったねえ。
この避寒滞在に、地元ならではのアドバイスをして下さった、そらももさん、いろいろありがとうございました。

またまたブログのお友達に助けていただきました。

しかし,石垣島,24度だって.....いいなあ。

オットからのメール-積みすぎ注意

2007-02-07 | オットからのメール
オットから、メールが届きました。

滅多に家に電話もしてこないし、一度仕事にでたら、何処にいるかもわからないし、私の携帯の番号を知らなかったという人物なのに、めずらしいと思ったら、
こんなものをどこかから見つけて送って来ました。

私のパソコンの練習台第2弾に、使ってしまおう。
会社で仕事のフリして、奥さんにこんなものを送って、オットさんはだいじょうぶかあ??