London徒然草

「ばく」のロンドン日記

もうすぐ、夏休み

2011-06-29 | わんこ


ウインブルドンのテニス大会も盛り上がり、
クルム伊達さんの戦いぶりに感動したり
今週の始めには、気温がな、なんと33度なんていう、
この国では、めったにない気温におどろき、
恒例の、グラストンベリーでの、有名アーティストが出演する
大野外音楽祭があり、間違いなく”夏”のロンドンです。


ひなたぼっこを楽しむ我が家の、大ナマコと小ナマコ

もう、使う事もないだろう、と思われていた子供用ビニールプールも
この通り


ピップ君は入りたくない、と逃走中

私も大忙しで、仕事に学校行事に、動き回っています。
実は後数週間で、家族そろって、日本へ一時帰国。
ううー楽しみ♪

例に漏れず、財政が逼迫している国の財政、政権交代によって
大胆に、削減の嵐で、どうやら明日は、年金をめぐり、
学校の先生や入国管理官達までがストを決行する予定。

どうなることやらです。



さてさて、今日のびっくり
相変わらず,息子であります。

いつものように掃除機をかけ始めたら、あれれ??
吸い込みがあり得ないほど悪いのです。

おかしいなと思い、紙パックがいっぱいかな?と
ふたを開けてみると......



思いもしない光景が!

ホースの根元に突き刺さる3本のペン!
そういえば、息子が珍しく、車の掃除してましたわ。

まあ、ペンを3本もよく吸い込んだ物です。
掃除機も、吸わなくなるわけです。

で、このペンを取り出して、もう一度びっくり。
このうち一本は、女性用のアイライナーでありました。

えーっと、誰のものでしょうねえ???
まったくープンプンプン


原点

2011-06-23 | 飼い主ネタ


今日は仕事が立て続けで、
一日中、病院にいる羽目に。

お昼ごはんも食べそこね、キャンティーンで
遅いランチをしていると、
後ろから、コマンドをかける声が聞こえて来ました。

「pull pull turn.... good」



お許しをもらって、写真を撮らせてもらいました。
介助犬です。

「病院の、それも食堂」で、介助犬が
堂々とお仕事中。

食事をする、車椅子のオーナーさんの横で、
青い敷物を引いてもらって、じっと横たわっています。

えらいなあ

空気の循環のために、つけられている
扇風機がちょっと怖いみたい、
とオーナさんは笑っていました。

犬と人間との、一方的でない相互関係。
ある意味、理想です。

介助犬は青いベストを着ていますが、
セラピードッグになれると、黄色いベストを
着る資格が出来るのですよ。

ポピちゃんのセラピードッグとしての
試験も、だんだん迫ってきました。

ちょっとだけ、ドキドキです。



さて、我が家のお隣へ
スペインに住んでいる息子夫婦が、子どもたち二人を連れて
帰省してきました。

もう、スペインでは夏休みがはじまったのですね。
はやーい。

散歩から戻って来たとき、ばったり家の前で会いました。
ポピーちゃんを見て、
「新しい犬を飼ったんだねえ」
といわれたので、
「子どものころからの夢の大型犬だからねえ~」
とワタシ。

大型犬3頭飼っている彼らも、大の犬好きなので、
比較的良く話をするのですが、
おもむろに聞かれました。

「どうしてそんなに犬がすきになったの?」
そんな事考えた事もなかったので、
「そういう星に生まれついた」
と応えましたが、彼いわく
「そんなはずはない、絶対に原点があるはずだ」
と。

後で、いろいろ考えてみましたが、
やはり、幼いころ、毎年、夏休みに預けられた
両親の実家、どちらにも犬がいて、
特に、父方の家は、獣医だったので
あらゆるサイズの、あらゆる犬種が
子犬も含め、たくさんたくさんいて、
ひがな、犬たちと自由に遊んで過ごした

というのが、きっとワタシの原点なのだろうなあ。

今考えると、よかったなあ。

皆さんの犬好きの原点はどこでしょうか?



Wait and ...come come.

2011-06-21 | わんこ



オフリードでおさんぽ中のワンコたち。

ピップ君はのんびりさんなので、
私が、待っている間に、
ポピちゃん、どんどん行ってしまいました。
見えなくなっちゃった。

ポピーを呼ぶために、ワタシが大声で叫びますので、
再生するときはご注意を



動いている、ポピちゃんと、ピップ君だよん♪

この後、「2匹とも」キタナイモノに背中ツイストし、
ポピーちゃんは、小川に3回飛び込み、
やりたい放題でありました。


くつした

2011-06-16 | 飼い主ネタ


朝、起きて、ちょっと気分がすぐれない日、ありますよね。

そんなときは、自分を励ますつもりで、
あえて、カラフルな靴下をはいてみます。

白地に色とりどりの水玉とか、
白と赤のストライプとか。

ささやかですが、そんな事で、
ちょっぴり元気になる、単純なワタシ。


ピップ君、おっきいポピーちゃんのおしりにくっついて
いるのですが、なぜか、前後の足でおしりをプッシュ



さて、その「くつした」ですが、
家族が多いと、量もすごいものでして。
息子の週三回のサッカーのときなど、
なぜか、2枚,かさねばきをするし、
娘の制服の分もあるし、干すとき、
洗濯かごから次から、次へと、
出てくる出てくる・・

乾いて,たたむ時も,膨大な量のくつしたを
セットにするのが、またまた,一苦労。

誰の物かすぐわかる物はいいのですが、
白いスニーカーソックスなど、サイズが微妙な物が
大中小と3種類。

黒いくつしたも、セットを探すのが
これまた,意地悪なパズルのようになるものです。


で、お尻を押されているポピーちゃんは、
お気に入りのおもちゃを咥えながら、熟睡中


ごくまれに、オットさんが洗濯物を
たたんでくれるときがあるのですが、
実は後が大変・・・

セットが、ばらばら、大きさミスマッチ、持ち主マチガイで、
行方不明になったり、靴下セットがばらばらになってしまったり。

で、息子のところにワタシの靴下などが紛れ込んだりしたら、
もうそれは、ミステリーゾーンへ吸い込まれて、
ついぞ行方不明となるのであります。

しかし、息子、たまに、右と左、まったく違う靴下を
履いていることがあります。
形だけじゃなくて、色もです。

「そんなのは、別にどうでもいい」
そうで・・・

本当に、この人は、ワタシの息子なのだろうか??

クツシタひとつにも、いろいろな物語があるものですね。



hatty

2011-06-13 | わんこ



RSPCA(英国動物虐待防止協会)
のリホームセンターに行きました。

いつもはスクールバスを使っている娘を
迎えに行かなければいけないハメになり、
センターはちょうど、家と、学校の途中に位置しているので、
途中で立ち寄りましょう。



日本へ帰国したお友達が「処分して」と置いて行った
大振りのタオルも、もったいないので、
こういった施設に寄付しようとおもっていて
随分そのままになっていたし。



もしかしたら、コリー系の子犬がいないかなあ?
なんて思って。



犬だけじゃありません。
うさぎ、鳥、猫はもちろん、馬まで!
おりましたよ。

いえいえ、我が家に、ではありません。

散歩友達の、ハッティーが13歳で、天寿を全うしたからです。
オーナーさん、気丈にしていますが、ご主人に先立たれてから、
長く一人暮らし、でもあれこれ精力的に暮らす、
その傍らにいつも一緒だったハッティーでした。

辛くないわけがありません。

少ししたら、新しい犬を飼うつもり、
と話していたので、その際は私を是非、ドライバーとして
任命下さい、なんて話していたのでした。

ハッティーを思い出して、記事を探したら、
随分前ですが、こんなところに。

2006年の記事

わんこ天国



いつもは行かない時間に、たまたまお散歩に行ったら! 比較的マイルドな天気だったこともあって....。

わんこ天国でした。



オーナーさん達も『今日の散歩は快適ね~なんて』話しながら、
みんな機嫌がいいので,おことわりして、写真をぱちり。
後ろのマフラーをしているわんこは、オーナーの奥様が日本人との事。

日本語もわかるよ~と言われました。
それじゃー 日本語で『おすわり』と言ってみましたが,座ったのは,
なぜか日本語が、絶対わからない筈の一匹のみ。『なぜだ~♪』
 
ピップの名誉のために...彼もおすわりという日本語は知りませんので,あしからず...。オーナーさん,お尻を押して,座らせようと努力中。



白いソックスの、甘えんぼで、大人で、かわいがられていた、散歩友達のハッティ。
日本語も実はわかっていた?かもしれない、ハッティ。

今見たら、後ろの、茶色いマキシーも、数年前に虹の橋を渡っています。

今回、残念ながら、ハッティーのオーナーだった彼女が探している
コリー系の子犬はいませんでした。

というか、保護されていた犬の95%は
スタフォードシャーテリアと言われる犬種。

「ステイタスドッグ」と呼ばれる
強面の犬をアクセサリーもしくは武器として飼うというという風潮が
今、イギリスでも大きな社会問題となっていますが
そうして、飼われた物の、数年経つと、捨てられたり、
簡単に現金をえる為に、野方図に繁殖させられ、
道端で売ったりされた犬が、こういう所に来るのでしょう。

これらの犬以外には、黒ラブ2頭、一緒でないとダメ、
とか、
10歳以上のチワワ、こちらも2頭一緒
とか、
ジャックも数匹いました。

少しでも,施設の運営の足しになれば、と売店をのぞいたら、
イギリスではめったに見ない、かわいいカラーを発見



パステルカラーだぞ♪

でも、ポピちゃん、最近毎日散歩で、川に飛び込むので
散歩のときは、外して、汚してもよい違う物に付け替えております。

よそ行きのカラーだね
ちなみに、ポピちゃんの、およそって、どこだろ?


パトロール

2011-06-10 | わんこ


このところ、天気がいいと、開け放したドアから
庭の端まで走っていって・・・・



パトロールに余念がありません。

庭に隣接するフィールドを
散歩する人たちに、存在をアピール。

散歩する犬がいたら、熱を入れてアピール。
(わん、わん、わん、わん)

通り過ぎてしまうと





おかえり~
ちょっとご近所迷惑なんですけど・・


やりたい放題

2011-06-06 | わんこ


オフリードで散歩デビューしたポピちゃん。
フリーのかけ声で、吹っ飛んでいって、
やりたい放題です。

小川に飛び込み、


どこかに消えて戻ってきたと思ったら、
すさまじい異臭騒ぎ


よーく見ると

このとおり。
フレッシュなキツネの落とし物とみた...

でも、声さえ届けば、「Wait」
と、「This way」「come」

の、コマンドに従えるようになり、

他の犬と遊んでも、切り上げて、適当に戻ってくる
ができるように

まあ、まだ、5メートルのロングリードを保険の為に引きずっておりますが。

あと、一つ微妙な部分。
人が好き、で、
散歩をしている人に、
撫でて撫でて~、とたまに、行ってしまう所。

いやがられていても、KYです。

歓迎されていないときは、
悟ってほしい,、、高望みのし過ぎでしょうか?

お散歩が格段に楽しくなりました。
数ヶ月前は、毎回、泣きたい気分だったのに、
本当によかった。 

そして話は変わりますが、
今日、結構伸びていた髪の毛を短くしました。

久しぶりの短さ。

失恋したわけじゃありませんが、
このところ、「トシトッタ」と実感する事が多く
気分を変えたかったのかな、私。

やはり昔から言うように、
何かを変えたいときに髪を切ったりするものなのですな。


£266

2011-06-02 | ロンドン暮らし


うーむ
£266 


まえへならえポピちゃん

我が家の口座から266ポンドが引き落とされました。
名目はオリンピックのチケット代です。

実は来年開かれる,ロンドンのオリンピックの観戦チケットの申し込みが先日あり、
家族会議の末、我が家も、10競技ほど申し込みました。

で、この観戦チケット、まず、期日までに申し込みをします。
そして、今週くらいまでに、抽選が行われ、あたったチケットの代金が登録しているビザカードから引き落とされます。

でも、この時点で、複数申し込んでいる場合、どの競技があたったかは,わからないんです。
6月の末に、あたった競技が知らさせる,という不思議なシステム。



で、数日前、266ポンドが引き落とされていたわけです。

いろいろ計算すると、きっと、あたったのは,たったの一競技、
それも、ウエンブリーのサッカーの決勝だけだあ........

全部あたったら,総額はとんでもない金額になるので、
いろいろ考えて申し込んだけど、柔道も、水泳も陸上も、自転車も
もちろん、開会式も、はずれたってことですねえ、うえーん。

こんなにあたらないんだったら、もっといっぱい申し込めばよかった...


シャチョーのポーズ

まだ、売り切れなかったチケットの販売が、これからあるそうですが、
ちょっとかなり、ショックであります。

次回はいっぱいもうしこむぞー。
そして、ボランティアとして是非参加しなければと
思いを新たにしたのでありました。

いろいろ、思うようにはいかないものですね。



タイガーマム,そして,昭和の価値観

2011-06-01 | 子供達


あっという間にどんどこ月日は流れ,あっという間に6月ですか....はや..

日本は,気温差が激しく,乱高下しているようで,日本にいる娘から体調が今イチだとメールが来ました。
すべてうまく行っているときは,何の連絡もない事はわかっているので,たよりのないときは安心しています。
連絡をしてきたと言う事は,日本の私の母に,一応連絡して、後方バックアップをたのもうかな?と迷いましたが,
ここは、あえてやめましょう。

私も子離れしないといけませんから。


なぜか庭でシンクロワンコ。

今年のはじめ,アメリカを発端に話題になったキーワード、
「タイガーマム」

簡単に言ってしまえば、自分の子供の能力を最大に引き出す努力を惜しまず、
おケイコごとや教育に、勢力を傾け,おしりを叩きまくるお母さんの事をいいます。

発端となったのは,アメリカの有名大学で教鞭をとる中国系の女性が自分の二人の娘達の育てかたを記した本。

子供に対するアジアと,欧米いや、私はイギリスしか実態は知らないので、イギリスとの
子供に対する考え方の、大きな違い。。。

アジア系で成功したと言われる音楽家や、ビジネスマンになった人たちは殆どが
そういった親に育てられたと言って過言でないというのは,周知の事実ですよね。

これは我が家庭でも,大きな軋轢でもあるのですが、
考え方が、徹底的に違うのであります。

「少しでも子供がのびるように,環境を整え、与えられる物は与え,努力させれば,のびる」
と言う,アジア的考え方と、
「栴檀は双葉より芳しい,すぐれた子供は、もともと、そう生まれついた者であって、天から与えられたものである」
という、イギリス的考え方。


くっついて、仲良くお昼寝。

この根本的な考えの違いは、天と地、ほどの違い。

学校でも、こちらでは,出される宿題が多すぎる,といって
文句が親から噴出するなどという、日本では考えられない事態が起こったりします。

学校で朝から夕方まで勉強しているのに、家に帰ってまでそんなに勉強させてどうする?
というのです。
なので、塾なども存在しませんしねえ。

もちろん我が家、私はアジア的価値観を、オットさんはイギリス的価値観の持ち主。
挙げ句、私ときたら、バブル、まっただ中に10代後半から20代前半を過ごし、
”昭和の価値観”を引きずったままいるのでありました。

No1が、大学を卒業後、就職を探しているときも、
私は、あれやこれやと口を出し、昔のお知り合いの皆様にも
お願いをし、娘の就職を頼むなど、親ばか丸出し。

最終的に選ぶ会社も、卒業学部に関連する、お固い,安泰と思われる会社をすすめる私に対し、
娘は、「私には、こちらの方が絶対に、あうと思う」
と、着道楽の自分の意志を通し、アパレル業界へ。

結果的に、今、仕事が本当に楽しい、といい、入社2ヶ月で
昇進、昇給したというのを見ると、本人の選んだ道が、ただしかったのだなあ、と
思う次第であります。

結局、就職先も私があれこれ口を出した部分は、うまくいかず、
自分で、決めてわざわざアメリカのボストンで開かれるジョブフェアーまで飛んで行って
そこで見つけて来たものでした。

それも、黒のスーツに白い襟付きブラウスが、日本の会社場合、必須だからといい送り出した物の
本人は、そんなダサイかっこはいや、と、黒いスーツに中はレースの襟なしキャミソールに、
9センチヒールで、いったそうで。

後日談で、その娘の「他の人との違い」が、今の会社の人の目を引き、内定をもらったそうでありました。

自分の道は自分で切り開く、ということだな、
と、私も、思う。
「タイガーマムはやめて、本人を信じる、そして、自分の価値観を押し付けるのはやめよう」
と、思うのです。
でもでも、かたや、息子の事になると、
そうも言っていられない、という葛藤が、最近のストレスの元であります......うううう。

今回は、長々と、私の愚痴を読んでくださってありがとう....



さてさて、今日はこれから、またポピちゃんのとレーニングです!

天気も上々、がんばって行こう♪

私って、犬にも、タイガーマムかしら??