人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

中日書道会の寿展・名古屋電気文化会館

2021-11-11 18:38:46 | 篆刻


70歳以上であればどなたも出品できる書道展です。
公益社団法人 中部日本書道会主催

第30回記念 壽展
第2回    書の匠展

11月14日(日)まで(AM10~PM17)
最終日はPM16まで
名古屋市中区栄 電気文化会館にて開催中で鑑賞のため
久しぶりの大都会へ出かけました。

以前もブログでご紹介していますが公募展と異なり発表形式は
全くの自由です。
応募様式に拘束されない大きな作品展って珍しいと思います。
自由なサイズ表現、自由な表現様式、
入賞などと全く関係なく、師匠の指導に従う必要もなく
自由を楽しむ、大空を羽ばたく如くに。

お化粧ともいえる表装の方法も勉強になります。

多種多彩、入場料無料ですので日頃、書に関係ない方も
楽しめると思われます。



元・総理大臣の海部俊樹氏の作品です。
名誉顧問をされています。

他にも中部書壇の重鎮の諸先生方も出品されています。



小生も佛語「七施」を篆刻で出品しました。
眼施・和顔悦色施・言辞施・心施・身施・床座施・房舎施
が七施です。
何となく意味はご理解いただけると思いますが。

今、できることだけ考えて実行と思いつつも気力・体力の両立は
難しくなって参りましたがマア ナルヨウニナルですね。

96歳のご高齢書家も出品され、パワーに驚きます。

帰路、一宮市美術展に立ち寄りましたが若い人の姿が偶然かも
しれませんが少なく、その目的、運営方法は時代と共に変革を
迫られているかのようです。
また、展示サイズも中央展のマネのようになっていますが、
展示後に自宅で飾れるサイズの部も設けると出品者の方も
満足度が高まりそうですが、どうなんでしょう。
軸装での出品もあれば和室や洋間で飾って日々、自作の作品と
共に過ごせるという幸せ感もあると思うんですが。