寒い夜はゆっくりと少し熱めの入浴で身体を温めて、と。
ついに世界遺産・屋久島へ行くことは叶いませんでした。(今や過去形の文章で)
屋久杉とコケの神秘的な森を歩くって想像するだけでもワクワクですが。
縄文杉の人気は凄いですが、つい半世紀ほど前まで、その存在は知られず、
初めて縄文杉を見つけたのは役場の岩川貞次さんのようで岩川さんは
「大岩杉」と名づけたのですがある新聞が「生き続ける縄文の春」
「推定樹齢4千年」など記事を掲載、やがて縄文杉と呼ばれるようになったという。
島には「弥生杉」「大王杉」「仏陀杉」「紀元杉」などもあるとのことです。
そして屋久島では「ヒト2万、シカ2万、サル2万」といわれてきたそうですが
最近はその関係も崩れつつあるとのこと。
でも世界遺産に登録されるまでの歴史は、島で林業を営むひとなどの争いなども
あって決して順調ではなく多くの人々の保存活動があったこその現在です。
屋久島は鹿児島の佐多岬から南へ約60kmの島で
「屋久島は月のうち、35日は雨という位でございますからね・・・」
と屋久島を舞台にした林芙美子の小説「浮雲」で描かれた文章がガイドブックにも
引用されているそうです。(小生はこの小説を未読ですが)
サプライチェーンもないためコンビニはないとのこと。
島には有名な宮之浦岳(標高1936m)のほかに千米以上の山が45座もあるそうです。
人口約1.5万人。広さは東京23区の8割程度とか。
(以上引用・武田剛氏)
天然温泉は8ケ所でPH9.5とか9.7と表示されたかなり強アルカリ性の温泉場もあるようです。
ぬるぬる感を感じながら自然に抱かれて海の潮風に吹かれ乍ら入浴したいですね。
人工的な入浴剤では遥か離れた屋久島の温泉とは比較になりませんが
ちょっぴり想いを馳せて、という気分で暖まりました。
何事も(気がついたら先延ばしせずに実行)が大切なようです。
般若心経 第13節
「舎利子」
シャーリプトラよ。
釈尊の右腕と言われた弟子。
弟子の中で最も智慧が優れていたので「智慧第一」と呼ばれていた。