廃藩置県後、1873年(明治6年)まで岐阜県庁があった岐阜県笠松町、今では人口約2.2万人の小さな町。
最も有名なのは笠松競馬という地方から1988年に中央競馬に進出し大活躍のオグリキャップでしょう。
今でも競馬場の真ん中には畑が点在している本当に長閑な雰囲気です。
「笠松町歴史未来館」で干支展が開催されています。
ほんとに小ぶりな資料館ですが館員の方の熱意がじ~んと伝わってくるような雰囲気です。
館内の展示は少しでも分かり易く、気楽に来館してもらおうと展示方法がとても行き届いていますので
お近くの方は是非とお薦めです。
そしてソフトドリンクもフリー!になっています。
干支展では様々な置物などのほか、ご覧のような切手シートも展示されています。
掲載順にインドネシア・シェラレオネ共和国(アフリカ)・ブータン・マカオです。
シェラレオネ共和国は世界で3番目に平均寿命の短い国だそうですが、なぜ中国の
農暦が使用されているのか不思議です。
他の国の切手シートも展示中ですがお国柄を比べるのも楽しいですね。
この館内には常時、円空仏(本物)も2点展示されています。
般若心経 第8節 「空不異色」
「母なる無の空間はあらゆる事物と一体である。
無の空間においてこそ、全てが存在するのである」
と解説されています。第15節まで掲載済ですが第8節を飛ばしてしまいました!