元日から松の内を「大正月(おおしょうがつ)」14~16日を「小正月」というそうです。 この小正月には通称「どんど焼き」いわゆる「左義長」が各地で開催されています。 ただ場所によってはこの日にちに拘らないこともあるようです。「左義長」は旧年の神札や新年の門松、注連縄などを焼き、日(火)の神を迎え萬物の生育を祈る正月の神事とあります。 今朝は近くの神社に参拝、旧の神札などを持参し「どんど焼き」をお願いいたしました。 若い時はこうした行事に関心は薄かったのですが、年齢と共に日本古来の伝統行事に関心は移ってきています。 ウイキペディアで調べていましたら兼好「徒然草」にも登場するほどその歴史は古いようです。 偶々、手元に徒然草の本があり、確かに第180段に記載されています。 左義長(三毬杖)は、お正月に毬(まり)を打って遊んだ杖を、大内裏の真言院から大内裏の南隣にある神泉苑まで運び出して、天に向かって焼き上げる行事である。その時に「法成就の池にこそ」と唱えるのは、神泉苑の池のことをいうのである。(島内裕子校訂訳)ちくま学芸文庫 (原文にご興味ありましたら第180段をご参照ください)ご参考*兼好は1283年頃~1352年頃、鎌倉時代末期から南北朝に生きた文学者。 勇壮な左義長で有名なのは岐阜県海津市平田町今尾・秋葉神社。今年は2月9日(火)正午から午後4時ごろに開催です。過去の映像はユーチューブでご覧になれますがダイナミックな行事ですね。 海津市には日帰り天然温泉施設もありますが現在改装中で残念! また輪中で有名で「海津市歴史民俗資料館」ではその歴史を知ることもできます。ドライブ中に輪中を発見!ということもあるかもしれません。
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