人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

もう一人の自分

2020-01-05 18:35:51 | 日記

「芸は身を助ける」「趣味は身を助ける」

年末年始のTVをぼんやりと視聴しながら「究める大切さ」を感じました。

(それぞれの世界で生きていくためにも、もうひとりの自分が大切と)

演歌歌手の石原詢子さんの「詩吟」、長山洋子さんの「津軽三味線」は長年の研鑽に

より大きな武器になっているように感じます。

石原詢子さんは詩舞、剣舞の師範代でもあるそうですし、長山洋子さんは澤田流名取です。

 

趣味なのか芸なのか分かりませんが三山ひろしさんは「けん玉」の段位もあり

年末恒例の紅白歌合戦でも

(三山さんの唄っていた題名は忘れたけど、けん玉の歌手だったよネ)

と記憶に残りますね。

日本けん玉協会の存在も知りPR効果もありました。

 

明智光秀関連でお城番組が放映され、三遊亭昇太さん、高橋英樹さんがご登場です。

お二人は趣味として「お城」関連に詳しく、お陰でお城番組の常連に、という次第です。

当に「趣味を究めれば武器になる」

 

一方、俳優・滝田栄さんや歌手の秋川雅史さんは仏像彫刻で素晴らしい作品を制作されて

いますが、その腕前に反してTV番組に登場されることは少ないように思います。

おふたりは趣味の領域を超えられていますが、「芸術」というジャンルではTV放映の

コンテンツにマッチしないのかもしれません。

 

大衆受けには(遊びのスピリットと一般受け)というキーワードが必要なようです。

一部の例外はありますが「芸術」は愛好家以外は「敬して近づかず」という面もあります。