人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

日本人って、大らか!

2019-12-25 15:47:55 | 日記


4月8日・2月15日・12月8日の共通点はなんでしょう?
というクイズがあったとします。

答えは?

今年も残り少なくなりましたがクリスマスで盛り上がった人もいるでしょう。
拙宅の老夫婦にはマッタク カンケイナシ!
ケーキも買わず、教会にも行かず、家内は年末の正月準備で頭はイッパイのご様子。
小生は主に清掃担当。
普段、手の届かない場所などは清掃作業漏れになりがちです。
例えば玄関前の軒下門灯などは年末に脚立使用しての清掃になります。
年末の清掃が行事化しているのは良い習慣と思います。

清掃とは関係ない話題ですが、最近の日韓問題にしても日本人と韓国人の反応の
違いに民族性を比較してしまいます。

日本人は大らかと申しますか、こだわりが希薄で韓国人と異なり不買活動もせず
感情的にならず気に懸けないで泰然自若です。
まあ、まあという適度な曖昧さが潤滑剤的な効用になっているのでしょうか。
そして興味深いことにキリスト教徒でもなくてもクリスマスを祝い、日本人に関係なくても
バレンタインにはチョコレートに夢中になり、ハロウインでは仮装して楽しむ、などと
その行事がどんな経緯かなど気にせずに非日常世界を楽しみます。
そうなんですね、日本人は基本的にマジメですからOFFには思い切り羽を伸ばしたい、
という心理が働くのでしょう。

外国から輸入した行事でも直ぐに飛びつく、コダワラナイ、という民族なのでしょうか。
明治時代、海外の文化を積極的に取り入れた民族性と申しましょうか。

「大目にみる」という言葉もあります。

お正月でも1月2日からスーパーなどオープンですが元日のためにだけ立派なおせち料理を
購入する行動って凄いですね。
「おせち料理」を購入する行動が非日常世界の如くです。
普段、行くことが少ない一流料亭の味をおせち料理で味わう、という世界です。



逆に最も日頃お世話になっているお寺に関係する行事でみんなが楽しむ機会って
ないですね。
お釈迦様関連の新しいイベントも工夫次第で起爆剤になる可能性も全くないとは
いいきれないと思いますが。
どなたか発想を変えたご提案をと申しても修行の厳しい永平寺などはイメージが
壊れますので、若い人を呼び込むイベントに賛同いただくお寺は限られてくるかも・・・


4月8日はお釈迦様の誕生日、花まつりなどとも申します。
「花」をテーマにすれば華やかでいいと思いますが、どうなんでしょう。
2月15日は涅槃会で亡くなった日。
12月8日は悟りを開かれた日
とされています。

お寺の説教でもコムツカシイのは敬遠されて、落語のごとき笑いの入った説教が人気です。
マジメからちょっと飛び出した世界が期待されているようです。