過日、某駅・某所で待ち合わせ。
定刻より20分ほど前に到着。
(10分ほどブラブラしようかな)
お土産併売の書籍コーナーが目に入りました。
どんな本が並んでいるのかナ、と書棚を眺めていましたら
「夫のトリセツ」
が目に飛び込んできました。
えっ、夫(おっと)を商品扱いか、まあ目くじら立てずにパラパラと。
「取扱い説明書」の題名はこの本を売るための戦術なのでしょう。
夫婦にも若夫婦、中年夫婦、老夫婦など年代により様々なスタイルがあります。
望ましい姿は円滑な意思疎通があり、信頼関係の維持でしょう。
夫婦の関係は本人たちしか分からない世界です。
亭主関白でもその逆でも本人たちがナットクしていれば全く問題ないと思います。
高齢になりますと予期しないことも発生することもあります。
どちらかが介護の必要があったり病を得ている場合はトリセツという言葉は関係ありません。
まあまあお互いに普通の日常生活を送れる健康状態であれば、摩擦を生じるのも自然です。
夫婦というのは本音のぶつかり合いですからお互いに気配りも必要です。
今の時代は夫婦の力関係はフラットと思いますが、妻を所有物と勘違いしますと摩擦係数も
大きくなります。
(オレノ イウコトガ キケナイカ!)
となりがちです。
円滑な関係維持には
つかず離れる(離れず、ではなくて)買い物など同行を強要しない
何を聞いても受け止める、
相手の領域に踏み込まない、
男の出番の雑用はこなす、
自己都合の緊急出費で妻に頼らない工夫、
など色々ありますが人それぞれの処方箋です。
中には金婚式を迎えても新婚当時と変わらないアツアツ夫婦もおられます。
全く別の新書を買ってしまいましたが、新書の値段は10年前と変わらず据え置き状態ですね。