瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

巨木の夢

2005年02月09日 | 夢日記
◆巨木の夢
明け方、夢を見た。妻とともに登山をするため上高地に行った。しかし予報は嵐の接近を報じていた。このまま登れば下山できなくなる可能性があった。それでも登りたいという妻を私が説得し、登山のかわりに周辺を散策することになった。行ったところは、何故か千葉県の九十九里浜に近い、私の母の実家だった。庭の広い農家だった。その横は、子どもの頃から私が好きだった、背の高い樹木が並ぶ道だった。

妻とともにその道を進もうとすると、前方に巨大な樹が見えた。幹の直径が7~8メートルもありそうな巨木だった。その大きさに驚き、圧倒され、不気味さと畏敬を感じた。大地に根を張りこずえは高かった。見ると幹の上の方は、表面が人の顔のような形をなしていた。偶然の造形にしてはあまりに人の顔をしていた。

そんな夢だったが、目覚めたとき、今しがた夢の中で見た巨木の神秘な威容が強く印象に残っていた。ミンデルの影響もあってすぐに身体の状態をチェックした。体調はよく、とくにいつもと違いはなかった。しかし一つだけ思い出した。たぶんこの夢の前だったと思うが、右足のふくらはぎが激しくつったのだ。思わず「痛い」と声をあげならが筋肉を伸ばしている間に納まった。しかしそれと樹木の夢の結びつきは分からなかった。

むしろ巨木は、最近の瞑想の中で感じる、日常的世界とは違うある種の感じに共通のものを持っているような気がした。巨木はまた、無意識の世界に宿る深い智恵のようにも感じた。こんな形容が今の私にはいちばんぴったりくる。私の無意識の世界に眠る得たいの知れない智恵、ないしは生命。今、私はそれに少し気づきつつあるのだ。しかし、それに出会うと思わず不気味さを感じて、遠のきたくもなる。‥‥‥

◆居眠りか瞑想か
最近は、帰宅後にすぐ15分ほど瞑想をする。それから食事の準備の手伝いや食事をすると、9時過ぎになる。1時間ほどパソコンに向かうと眠気ががるる。階下におりて家族がテレビを見たりしているコタツに入り40分くらいうとうとする。すると急に元気になり、2時、3時ごろまでパソコンに向かって作業をしたり、時には深夜に食器の片付けなどをする。

昨日は、コタツでうとうとしないでその時間を瞑想にあてた。今日も瞑想をした。瞑想中にうとうとするのか、やはりその後は元気になる。