日本基督教団中津教会

中津教会での出来事を書いていきます。

部落解放九州教区全国キャラバン2013

2013-06-14 22:23:57 | 行事のご案内
解放九州教区全国キャラバン2013
中津教会集会の御案内


日 時 6月20日(木)19時から21時
会 場 日本基督教団中津教会

4人の若いメンバーが1台の車に乗って各地を
回り、解放への熱い思いを語り
共に解放への思いを分かち合いつつ


どうぞ地域の皆様、お気軽にご参加下さい。
 


6月21日(金)13時半から日本基督教団別府野口教会でも集会がもたれ
ます。

第19回LOVE&PEACE CONCERTのご案内

2013-06-13 13:23:52 | 行事のご案内
第19回LOVE&PEACE CONCERT



日 時  2013年8月2日(金)午後7時-8時15分
場 所  グレース保育園
共 催  グレース保育園 日本基督教団中津教会
     大分県中津市大字大塚字下の濱199
ゲスト  TRIO LOS FANDANGOS


いわつなおこさん(アコーディオン)、秋元多恵子さん(ピアノ)、谷本仰さん(ヴァイオリン)。1999年福岡での結成以来、アルゼンチンタンゴの楽しさとダイナミズムを全身で表現し続ける。譜面台のないステージで展開される、柔軟で息の通うライブ演奏は、聴衆や、国内外の共演タンゴダンサーから、そして福岡、大阪、横浜、東京、ブエノスアイレスなど各地のタンゴダンスパーティー「ミロンガ」において熱い支持を得ている。

2002年より毎春、世界的に活躍するダンサー・ケンジ&リリアナと共にタンゴショウ「タンゴの節句」を開催、九州各地、山口、広島で公演。2011年には2度目のアルゼンチン・ブエノスアイレス公演。主要ミロンガ、アルゼンチン建国200周年記念ホールでの単独コンサート、カンパーナ市長就任式など計11公演、国営ラジオ2×4や「タンゴレラハード」などラジオ番組4本に出演、「タンゴの故郷ブエノスアイレスの空気そのもの」「3人とは思えない力強さ」「日本から来た、初めての『躍らせるバンド』」と評される。 


   

使徒言行録17:22-34「悔い改めの使信」

2013-06-06 14:43:07 | 説教
世界とその中の万物とを造られた神が、その方です。この神は天地の主ですから、手で造った神殿などにはお住みになりません。
使徒言行録17:24

 本日の箇所の舞台となっているのはギリシャのアテネ、アレオパゴスはギリシャ神話に登場する「戦いの神アレス」を祀る巨大な岩の丘です。
 そのような異教の地にキリストの福音が、パウロによって宣べ伝えられました。
 この当時のアテネがギリシャ神話の世界の只中にありました。
 「パウロはアテネで二人を待っている間に、この町の至るところに偶像があるのを見て憤慨した。」(16節)と書かれています。
子どもさんが、本物のお父さんと思って、似た服装の人についていったりしたら、最初は安心でも、後には混乱が起こったりします。悪い人だったら、大変です。私達、信仰者は聖書が示す父なる神様に従っていくことが大切です。
 本当の神と出会っているパウロは、偶像が神様とされていること、そこにすがりついている人を見て、悲しくなりました。
 特にアテネの町は、ギリシャ全国に匹的するほど、人の数よりも偶像の数が多いと伝えられほど、偶像の数が多かったと言われています。
 テニソンの詩に「我は夜に光を求めて泣く子のごとく、ことばはなくて、ただ泣くのである」という言葉があります。
 ギリシャの神々がどのようなものか、明らかではありませんが、言いしれぬ寂しさを持っている人が、神殿に集う人にもいたと推察されます。そして、その闇から救う神は、不在でした。
 パウロの憤りは、そこから出ているとも考えられます。
パウロは真の神であるイエス・キリストに出会って、キリスト者になりました。ですから、本物の神を知っています。そして、自分が知っているだけでなく、その本物の神を人々に一生懸命に伝えていたのです。
パウロは、アテネの町の中にある「アレオパゴス」と呼ばれている広場に行って、人々に本当の神のことを伝えました。
 彼らの信じることへの熱心さを認めた上での、伝道です。
 そして真の神を拝むように招くために、真の神への悔い改めを促す説教を行いました。
 天地を創造された神様は、人間の手で造られた神殿に収められるような方ではありません。神様は他の何者かによって自分自身の世話や管理をしてもらう必要はなく、むしろ、神は他のすべてのものを造り、生かし、いやす方であります。
 神と似ているものは、金や銀や石でつくられた像ではありません。むしろ、アダムという一人の人間から生まれた一人一人の人間を愛することが大切です。
 そして、死者の復活について語りました。 
アレオパゴスに集まった知識人たちの多くは、パウロが語る死者の復活に躓き、その場を去りました。しかし、少数派でしたが、死者の復活を信じて、福音を受け入れた者がいたことが記されています。
アレオパゴスの議員が登場します。議員ディオニシオは多数意見に従いませんでした。人を恐れず神を畏れる者であったと思われます。ダマリスという婦人やその他の人々もイエス・キリストの福音を信じて従いました。このような少数者によってギリシャに教会が生まれたのです。
 本物の素晴らしいものに触れてほしい。そういう熱心さは大切です。保育園も幼い時から本物に出会って欲しいと、子ども達が、芸術や音楽の生演奏に触れる機会を持っています。それ以上にみ言葉を語り、本当の神様との出会いを大切にしたいと思います。
 この世界のすべての人々は神様の愛のもとにあります。そのことを信じる時に、どんな人とも前向きに対話を続けていけるのです。

月主題「やってみようかな」

2013-06-05 13:20:30 | キリスト教保育
イエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。
             ルカによる福音書2章52節
 
イエス様は、神の恵みにおいて成長しました。神様の愛・人間相互の親切や好意などが、「恵み」に含まれています。
  フレーベルの詩

  ばったりこ ぼうやがころびます
  にこにこ 愛が起こします。
  ぼうやがかわいく笑います お母さんが見守れば
  ぼうやは痛くありません
  ぼうやはおもしろいことばかり・・・
  ばったりこ またころぶ
  にこにこ お母さんまた起こす
  こうして心も体も育ちます
  いつでも思いやりに支えられ
 
愛に支えられているという「安心」を土台にして、好奇心が生まれ、いろいろな力が引き出されます。
 又一緒に笑うこと、笑顔でいることが、子どもに大きな影響を与えていきます。笑うと、「セロトニン」(多少の苦難を絶対化せずに笑い飛ばす力)
ドーパミン(がんばる気持ちを支えとなるもの)という脳内物質が増えていきます。ハッピースマイルと親子のふれ合いが、「やってみようかな」という気持ちを育てていきます。 
 一緒に嬉しい・楽しい時間を過ごすほど、子どものコミュニケーションの力が育ちます。
小塩 節先生のお言葉を紹介しましょう。
 「キンダー・ガーデンとは、子どもたちが花と咲き開く花園の意味です。でも子どもたちの日々にも常に涙もあれば、喜びもあり、見守り育てる保護者、保育者にも大きな責任と喜びとがあり、日々の労苦は幼児たちの笑顔によって報われます。いちばん大切なことは、もろん背丈ものび、知識も知恵も増しつつ、何よりも神と人とに愛され愛することです」

マタイによる福音書11章25節-30節 「神の富」

2013-06-05 13:17:38 | 説教
わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。
マタイによる福音書11章29節


 主イエスが「わたしのくびき」と言われるとき、そこには私たちの人生そのものを担って下さる主がおられるのです。主はそれを「わたしのくびき」とさえ呼んで下さり、そして言われます。重く、辛く、苦しい人生の「くびき」に疲れたる人は誰でも私のもとに来なさい。
 ただ招くだけでなく、私たちとの絆を深めて下さり、労苦を慰め、重荷を解いて下さり、ちょうど私たちに相当した荷物に変えて下さいます。
 「くびき」を負う2頭の動物が決して離れることがないように、主イエスは私たちと決して離れることはないのです。イエス様と絆に結ばれること、そこに豊かな祝福があります。
 星の王子さまのストーリーに次のような物語が出てきます。
不時着してパイロットは、修理は進まず飲み水もつきてしまいました。困り果てた飛行士を見て、王子は井戸を探しに行こうと提案します。歩きながら王子は「月夜の砂漠が美しいのは砂漠がどこかに井戸を隠しているからだ」とつぶやきます。初対面の時と仲良くなった後では人の印象が異なるように、世界は心によって違う姿を見せます。主イエスと交わることによって、世界も違って見えてくるのです。
渇くことがない王子さまが井戸を探すことは、喉の乾いているパイロットの気持ちへの思いやりから出てきた行動でした。ここに登場する井戸とは「絆」のことで、二人の関係性が寄り添うことを意味しています。私達は主イエスとの関係の中で、井戸の水が、命と心を輝かせるのように、永遠の命に生かされていくのです。
 マタイによる福音書は神との絆がもたらせる大いなる恵を語っています。