日本基督教団中津教会

中津教会での出来事を書いていきます。

やってみようかな

2012-04-30 21:52:27 | キリスト教保育
 新年度が始まり、約1ヶ月たち、子ども達も園生活に少しずつ慣れ、いろいろな遊びや、園活動にも興味を持ち始めました。お互いに周りが見えるようになり、関心や興味も深まってきたと思います。
 心躍らせるこの時に、5月の月主題を、「やってみようかな」と定めました。月主題聖句ははイザヤ書6章8節の言葉です。
神に罪ゆるされ、聖められたイザヤが、「私をお遣わしください」と言います。
神の恵みを受けたイザヤは、神と人とのために働かないではいられないような気持ちを持ちました。
 受け入れられている安心が、子どもたちを「やってみようかな」と踏み出させることにつながります。愛され、ゆきとどいた愛情の中に育てられ、乳児期を過ごした子どもには、必ず自発的に知的好奇心とか、探求心とか、何か自分でやってみようと言った意欲が起こります。愛着行動の良い状態と探索行動は比例していきます。
 自発的な活動を阻止して大人のレールに載せない事も大切です。
ウィリアム・ウィリモン師(実践神学者)が、「親の愛とは、子どもが自由に親から離れていくことが出来るように子どもを愛する愛です」と述べています。
神様は、私達がなりうる可能性のあるすべてのものになっていく自由を与えるために、私達に愛を注いで下さっています。神様は、すべての神の子どもたちを愛していますが
子ども達に成長してほしいと願っておられます。
 やってみようかなの環境づくりとは何でもやらせてしまう勢いや思いつきではなく、子どもの気持ちに気づくまなざしであり、やってみた後のことも考えて行う様々な準備と配慮です。子ども達の成長のために皆様と力を合わせたいと願っています。 
   
  初夏に自然と触れあう体験を

ハドソン(イギリスの発明学者)のお母さんは、子ども達に、「花、鳥、虫など
自然界の美しいものは、造り主なる神様からのお使者(つかい)である」と言っています。
 自然に触れあう子どもは、きらきら輝いています。子ども達は自然の中で学び、成長してゆきます。

子ども達は、素敵な初夏をどのように奏でるでしょうか?



グレース保育園で子育て講演会を開催しました。箇条書きで纏めてみました。
講師は幼児教育専門家の熊丸みつ子先生です。1時間があっという間で、ジンときたり、涙が出るほど感動する素敵な講演会でした。
印象に残った内容をまとめてみました
 ほめる事も、叱る(=教える)ことも大切です。手間隙をかけて育てられた子どもは、生きる力の土台を形成します。
 10の手のかかる人は10の財産を持っています。20の手のかかる人は20の財産を持っています。いつか必ず分かる時がきます。
そして、手間暇かけて大切に育てられた子どもは、人を大切にします。
 子どもは飛んだり跳ねたり、じっとしていませんが、全部子どもにとって成長するための「仕事」です。子どものやることに無駄はなく。全部生きる力につながっています。 小さい頃に身体を動かすことは大切です。
 「子育てでイライラするのは当たり前。順調です。イライラする自分もイライラさせる子どもも順調に育っている証です。」と言われました。
立派で完璧な親でなくてもいいのです。多少抜けていても大丈夫です。「自分を守り、愛してくれる親」が子どもには必要。必ず抜けているところを補ってくれる人がいます。周りの大人もかかわることが大切です。子どもの心のタンクにみんなで、愛情とよいものを注ぎましょう。
子どもは笑顔が大好きです。子どもは笑顔をもらうことが仕事です。
  ♪上げたり下げたり上げたり下げたり上げたり下げたり、きりがない~♪
熊丸先生のご指導で皆さんで手をつなぎ、歌いました。きりがない子育てにみんなで力を合わせて取り組みましょう。








イザヤ書60:1 「福音の光を放つ」

2012-04-24 00:11:57 | 説教
「起きよ、光を放て。あなたを照らす光は昇り、主の栄光はあなたの上に輝く」
                           イザヤ書60:1
年主題の聖書箇所を取り上げました。イザヤ書60章は第3イザヤと呼ばれていましす。書かれた時代は、紀元前538年直後と言われています。
 イスラエルが捕囚の地から解放され、エルサレムに帰還した頃です。
高い山の頂きは、くぼ地よりも早く日が照ります。神の民に、その光が照らされ、これを他の民に反射するということです。
 私たちが起きて、光を放つためには、どうしなければなりませんか。私たち自らは光を放つことができません。神様から光を受けなければなりません。
「 起きよ 光を放て」。この言葉は、弱く倒れている者をも、起き上がらせ、立ち上がらせて下さる神様の力に満ちています。
 神は、私達を、神の光をこの世に持ち運ぶ人間に造りかえ、生まれ変わらせて下さるのです。
 主イエスは十字架にかかり、3日目に墓の中から甦られました。
 その復活の命は私達にも注がれ、闇の中から起き上がり、光を放つ者にに生まれ変わらせる力があります。
福音の光を放つ時、飢えていた人が良いもので満たされたり、弱い人が強くなったり、罪ある人々が赦されたりという素晴らしい出来事が訪れます。
これらの人は、み光によって絶望の外へ招きだされたのです。
強さと繁栄の中にある人に対して、宣教はどのような視点を持つのでしょうか。
 キリストの光は、神様の祝福という観点から見れば、そのような人にも意味を持ちます。
 「感謝」を強調することです。与えられた光を隠すこともありません。それがどのようにして与えられたかについて、正直でいてほしいと呼びかけます。
そして、「与えられた光は、神様からの贈り物です」という視点をもつことです。
 「有り難う」という言葉の中に宇宙があります。その贈り物が良いという前提と、贈り手を認識しています。 
 パウロは与えられた良いもの、知性、受けてきた教育を神様のために用いたのです。、
 光を放つ世界へと強さと繁栄にある人をお招きする視点も必要です。
力を神様のために用いることの出来る人は、その力の秘めた出所を知っている人です。
本当の力は、見えない秘めた力を宿しています。それゆえに奉仕のために捧げられる自由を持っているのです。




イースター礼拝・愛餐会報告

2012-04-12 21:55:21 | 出来事


中学生の堤君が洗礼を受けられました。おめでとうございます。
甦られたイエス様が共にいて、導いて下さいますように。
喜び溢れる出来事を、与えて下さった神様に心から感謝します。

午後の愛餐会はとても素敵で、楽しい一時でした。

オカリナ同好会トトロの皆様の演奏です。心に響くオカリナの響きでした。


青年会の楽しいクイズです。沢山のきれいな卵の中から、選んだ卵を超能力者が当てる
という不思議なスゴイ業に驚きました。



湯元さんのピアノ弾き語りです。「卒業写真」「瞳はダイヤモンド」とおしゃれな演奏でした。


とりの演奏は大北絵三子姉のピアノ独奏で
古いガタガタの教会のピアノも、驚くほど、素敵な音で響いていました。
前日、チェンバロのコンサートに出演され、お疲れだったと思いますが、
力をふりしぼったスゴイ演奏に感動の拍手が響きわたりました。


壮年会・女性会の演奏がありましたが、牧師も一緒に歌わせて頂いたので、写真がありませんが、みなさんと歌うと心癒される思いがしました。
楽しいイースターのプログラムはあっという間に終わりましたが、いつまでも心に残るでしょう。



マリアガーデン開園式・入園式

2012-04-03 21:27:59 | 出来事

4月2日に、いずみの園事業所内保育施設マリアガーデンの開所式・入園式が行われました。
明るい雰囲気の素敵な保育園です。


おめでとうございます!
3人のかわいいお子様が入園されました。神様の愛に根ざして、心豊かな人に育ちますようにお祈りしています。
又職員の皆様のお働きに主の祝福をお祈りします。