しずけき祈りの 讃美歌21 495番
ウィリアムウォルフォード(1772-1850)が原歌詞の作者です。彼はイギリスで伝道した盲人説教者です。聖書の言葉をほとんどすべて覚えていて、説教の時にはそれらを活用したと言われています。又彫刻が出来たと言われています。
1842年に彼が作った詩を、英国の組合教会のサーモン牧師が聞きとり、ニューヨークで発表したと言われています。
英語では、Sweet Hour of Prayerという題がついています。直訳すると「祈りの楽しい時」と訳せるでしょう。Sweetには、「気持ちが良い」「快い」という意味もあります。
楽しいのは、慰めが与えられ、喜びで満たされるからです。
ジャズベース奏者のロンカーターが、この曲を演奏していたのを聞いたことがあります。なんて、素敵なメロディーだと思いました。作曲はウィリアム・ブラッドベリーです。
ファニークロスビーは彼の影響で讃美歌の作詞を始めたと言われています。彼女も目が見えませんでした。多くの讃美歌を残しています。、
申命記34章、モーセが神のご命令によってネボ山に登り、ピスガの頂から目の前に広がるカナンの地を見させられる場面。モーセは目の前に流れるヨルダンを渡って、約束の地へ足を踏み入れることは出来ず、天に召されます。
3番の歌詞は、そのことを思い起こさせます。この讃美歌は、単に個人的な慰めを求める祈りではないと思います。後の時代に生きる信仰者への、作者の暖かい眼差しを感じるのです。
しずけき祈りの ときはいとたのし
そびゆるピスガの 山のたかねより
ふるさとながめて のぼりゆく日まで
なぐさめをあたえ よろこびをみたす
由木 康先生が讃美歌の特殊性についてこう述べています。
①歌詞の内容が聖書的であり、なんらかの聖句に基づいている。
②それらの歌は個人的でなく共同的な性格を持っている。
③讃美歌は含蓄的でなく、表現的である。
讃美歌は表すべきことを的確に言い表す。
本日の壮年会・女性会で、牧師の愛唱讃美歌が話題となり、愛唱讃美歌についての
解説・感想・その理由を書きたくなった次第です。
ウィリアムウォルフォード(1772-1850)が原歌詞の作者です。彼はイギリスで伝道した盲人説教者です。聖書の言葉をほとんどすべて覚えていて、説教の時にはそれらを活用したと言われています。又彫刻が出来たと言われています。
1842年に彼が作った詩を、英国の組合教会のサーモン牧師が聞きとり、ニューヨークで発表したと言われています。
英語では、Sweet Hour of Prayerという題がついています。直訳すると「祈りの楽しい時」と訳せるでしょう。Sweetには、「気持ちが良い」「快い」という意味もあります。
楽しいのは、慰めが与えられ、喜びで満たされるからです。
ジャズベース奏者のロンカーターが、この曲を演奏していたのを聞いたことがあります。なんて、素敵なメロディーだと思いました。作曲はウィリアム・ブラッドベリーです。
ファニークロスビーは彼の影響で讃美歌の作詞を始めたと言われています。彼女も目が見えませんでした。多くの讃美歌を残しています。、
申命記34章、モーセが神のご命令によってネボ山に登り、ピスガの頂から目の前に広がるカナンの地を見させられる場面。モーセは目の前に流れるヨルダンを渡って、約束の地へ足を踏み入れることは出来ず、天に召されます。
3番の歌詞は、そのことを思い起こさせます。この讃美歌は、単に個人的な慰めを求める祈りではないと思います。後の時代に生きる信仰者への、作者の暖かい眼差しを感じるのです。
しずけき祈りの ときはいとたのし
そびゆるピスガの 山のたかねより
ふるさとながめて のぼりゆく日まで
なぐさめをあたえ よろこびをみたす
由木 康先生が讃美歌の特殊性についてこう述べています。
①歌詞の内容が聖書的であり、なんらかの聖句に基づいている。
②それらの歌は個人的でなく共同的な性格を持っている。
③讃美歌は含蓄的でなく、表現的である。
讃美歌は表すべきことを的確に言い表す。
本日の壮年会・女性会で、牧師の愛唱讃美歌が話題となり、愛唱讃美歌についての
解説・感想・その理由を書きたくなった次第です。