タイ【ルークワ】が行く・・・⑪築地・波除稲荷神社

 

　　　　　　　　　　

 

今日で＜ルークワ通信＞も終わりです。

心と頭の整理もあって、時間がかかってしまいましたが、

最後までお付き合いありがとうございました。。

 

 

最後の＜ルークワ通信＞は、築地の波除神社をご紹介。

場外市場と場内市場の間に、静かにたたずむ小さな神社です。。

350年前、1656年（萬治2年）に建立られた由緒ある神社ですが、

ご存知ですか？
　
　

 

４代将軍家綱公の時代に行われた、江戸開府に伴う築地の埋め立ては、

波もきつく困難を極めたそうです。。

ある夜海上に光るものが漂流し、それを現在の地に社殿を作り祭った処、

海が静かになり、無事工事が完了したと言われています。

それ以来、今日に至るまで、「災難を除き、波を乗り切る」波除稲荷様として、

災難除・厄除・商売繁盛・工事安全等のご神徳に崇敬が厚い神社として

崇められています。

境内はこじんまりしていますが、御本社には

「衣食住」「殖産工業」「商業」の守り神である「倉稲魂命」（うがのみたまのみこと）

をお祀りし、波除様と尊称されています。

 

 

 

災難を除き、波を乗り切る「天井大獅子」 。。

雲を従える龍・風を従える虎を一声で威伏させる

獅子の巨大な頭が奉納されています。

 

 

また中には、玉子塚・鮟鱇塚・活魚塚・海老塚・すし塚など

築地市場に縁のある塚（供養塔）が並んで建てられています。。。

小さい小さい神社ですが、

築地にお立ち寄りの際は、覗いてみるのもいいかもしれませんね。

ちなみに【ルークワ】は、興味を示しませんでしたが・・・＠＠；。

 

 

 

 

あとがきとして・・・。

今回、１年の予定で我が家に来たタイ人の女の子（２５歳）の

【ルークワ】が、わずか４日でギブアップしてしまった件で、

「ホームスティって何だろう？」とゆーコトを色々考えました。。。

 

 

【ルークワ】は認めませんでしたが、それでも、

やっぱり「家族になるコト」だと思うのです。

「１部屋貸し」ではないと思うのです。

「他人」ならば、お金や時間をかけて相手にするのには限界があります。

「お客様」ならば、「何の縁もゆかりもない人」を受け入れることは出来ません。

「家」とゆーのはプライベートな場所ですから・・・。

「家族」になるのが面倒な人は、ホームスティに来てはいけないのです。

 

 

「家族」になるのは、簡単ではありません。

お互い、妥協も主張も必要になってきます。

「楽しさ」だけではないのが事実です。。。

それでも、「家族」になれた時、

そこには「お金」では得られない充実感や喜びがあります。

お互いがお互いにとって、「財産」になると思います。

その「努力」が出来ない場合、したくない場合、

ホテル＆ウィークリーマンション住まいが、お互いにとっていい選択でしょうね。。

 

 

「自由」が好きな人は、普通の旅行がＢｅｓｔです。。

ホームスティは、絶対しなければいけないものではないのです。

出来ないのが、興味を覚えないのが、悪いコトじゃないのです。

 

 

話は戻って、家族になるのは・・・ 

「簡単」ではないのですが、「難しい」コトでもないと私達は考えています。

「向かい合うコト」が出来れば・・・・。

（もちろん言葉が解るに越したことはないですが、）

「人間対人間」です。絶対解ります。

相手と「向かいあって」コミュニケーションを取れれば、絶対解ります。

（まるっきり言葉の解らない国の人とも、ちゃんとやってこれました。。）

でも【ルークワ】の場合、最後まで向かい合うコトを拒んでいました。

彼女が向かい合っていたのは「タイ人」と「タイ国」だったのです。

日本にいて我が家にいても、「タイ」だったのです。。。

 

 

それから、これは本当の「家族」も一緒なのですが、

「感謝の気持ち」が大事だなぁ～～って改めて思いました。

全てが「当たり前のコト」ではないのです。

やってもらって当たり前になってはいけないなぁ～～と。

そして「感謝する」とゆー気持ちは、

親が子供に教えなければいけない、大事な気持ちなんですね。。

教わらなければ、解らないコトなんだと知りました。

 

 

長々とありがとうございました。。

これで終わります。

きっと次の出会いはいい出会いであること、祈ってます。。