第9回は、「ボ-ナス得点」です。
ボーナス得点は、競技の終了時に加算されます。
以下のように「信頼性ボーナス」と「終了ボーナス」の2種類があります。
信頼性ボーナス
競技終了時、その競技で発見した被災者の数、レスキューキットの配布に成功した数、競技進行停止の数に応じたボーナス得点が得られます。
具体的には、
(発見した被災者の数)×10 + (配布したレスキューキットの数)×10 - (競技進行停止の数)×10
となります。 競技進行停止の数が多いと、せっかくのボーナス得点が減ってしまいます。
しかし、このボーナス得点はマイナスにはなりません。 (そこがルールを考えた人の親心なんでしょうか・・・!?)
終了ボーナス
迷路内の探索を終えたロボットがスタートしたタイルに戻って(訪れて)停止した場合に、その競技で発見した被災者の数に応じたボーナス得点が得られました。
ルール上は、何秒経過したら・・・という具体的な数値は書かれていません。
(2013年ルールでは「5秒間」と具体的に書かれていたのですが、消えました)
ブラジル世界大会では、まあ、大体5秒間位の停止を確認していました。
スタートしたタイルは銀のタイルなので、全ての銀タイルに入ったら、5秒間停止する、というようなズルをしたロボットが有ったかどうかは不明です。(無かったと思います・・・思いたい)
ただし、もし、そのようなロボットが有った場合でも、終了ボーナスを与えるかどうかは、最終的には審判の判断になります。
これらのボーナスのおかげで、1人の被災者を発見すると・・・
・被災者発見の得点(+25点または+10点)
・信頼性ボーナス(+10点)
・終了ボーナス(+10点)
と、結構大量の得点が入ります。
さらに、レスキューキットの配布に成功すると・・・
・レスキューキットの配布の得点(+10点)
・信頼性ボーナス(+10点)
と、20点のプラスになります。
結構、でかいですよねぇ。