もう既に1か月以上も前の話で・・・今更ですが・・・
ジュニア・ジャパンオープンに参加したレスキューBのロボットについての紹介など・・・
Rescue-B Team "札幌日大OLEO(北海道)" in RoboCupJunior JAPAN OPEN 2015 AMAGASAKI
LEGOのEV3を2台搭載するLEGOロボットです。
NXTにしろEV3にしろ、センサーポートが4個しかありません。どのチームも、いかにして沢山のセンサーを付けるか、という工夫をするのですが、このチームは2台のEV3を搭載して接続するセンサーの数を2倍にしています。(ただ、こうすることで、2台のEV3間でお互いに通信をする必要があり、それがまた大変だと思うのですがねぇ。)
そして、このロボットの最大の特徴は、温度センサーです。
それもLEGO純正の温度センサーです。
普通は、壁に触れずに温度を測る「非接触型の温度センサー」を使用するのですが・・・このロボットに搭載されているのは「接触式の温度センサー」です。
ロボットは、温度センサーを壁に触れながら進み、被災者を捜します。
ということですが・・・これで、本当に被災者を発見できるのでしょうか!?
(インタビューの時にには、「これで発見できます」という回答でした・・・)
あとは、写真を見てわかる通り、前と左右に距離センサー、そしてジャイロセンサーまで搭載しています。
最終成績を見ると、3回の競技で発見した被災者が0だったので、やっぱり無理だったのでしょうねぇ。(いや、どう考えても無理でしょう・・・無理ですよね・・・)
成績は 0-30-0点で合計30点でした。(12位)
被災者の発見数は・・・やっぱりゼロでした。(被災者発見の数がゼロだったのは、このチームだけでしたので、他のチームは温度センサーがきちんと機能していたってことですね)
EV3はデイジーチェーンモードがあるので、単純にポートが増えた形で、プログラムできますよ。
なるほど、そうなんですね。
EV3は触ったことも無いので・・・
なんか、再起動に時間がかかるからレスキュー向けではないと聞いています。