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Rescue-A Rules 2011 1.4 Line:

2010-12-28 | Rescue Rules 2011

次のお題は「ライン」です。


1.4 Line:
1.4.1 On the floor, there will be a black line for the robots to follow, composed of 300mm x 300mm tiles. The black line may be made with standard electrical (insulating) tape, 1 - 2 cm wide or printed onto paper or other material. The black line traces a maze on the floor. (The grid lines indicated in the drawings are for reference only, and will not physically be on the arena)
1.4.2 Where the black line is used, it will enter and exit each room through the standard doorways. Any straight section of the black line running alongside a wall (in a room or on a ramp) may have gaps of up to 20 cm in it.
1.4.3 The arrangement of the tiles within each room may vary between different rounds.
1.4.4 Due to the nature of the tiles, there may be steps or gaps of up to 3mm between each tile. These are not intentional and will minimised when possible by the organisers.


1.4. ライン
1.4.1 300mm×300mm のタイルにロボットがたどるための黒線が書かれていて、それをフロア並べます。 黒線は幅1~2cm の標準的な電気(絶縁)テープもしくは印刷された紙などをタイルに貼り付けて迷路のように引きます。(上の図の格子線は参考であり、実際にはありません)
1.4.2 黒線は各部屋の標準位置の入口から入り、出口から出ます。(部屋または傾斜路の)壁に沿って延びる黒線の直線部分に、20cm までの切れ目を設けることができきます。
1.4.3 各ラウンド毎にタイルの置き方を変更するかもしれません。
1.4.4 タイルの性質上、各タイルの間に最大3mm の段差や隙間があるかもしれません。
これらは意図的ではなく、主催者はできるかぎりそれらを最小にするようにします。


こんなかんじでしょうかねぇ。

この章は、2010年のルールと変更がありません。

この黒線が書かれたタイルを組み合わせてコースを作るのは2010年ルールから採用されました。 それまでは、もちろんフロアに直接ビニールテープを貼っていました。

直接書く方式だと、複数の競技フィールドに「全く同じ」に設定するのは難しいですよね。 世界大会でも参加チーム数が増えて競技フィールドの数が多くなると、チーム毎の公平性を保証するのが難しくなってきました。 そこで、このタイル方式が採用されたそうです。

もともとは、ロボカップオーストラリアで使用されていました。

Rescue15 

シンガポール世界大会ではこのタイルの組み合わせが威力を発揮していました。

シンガポール世界大会のレスキューAでは練習フィールドが4つ、競技フィールドが6つもありました。 

(レスキューBは競技フィールドがたった1つ・・・悲)

競技は、一日に2回~3回実施され、毎回コースを変えます。

競技のコースは毎日朝に設定されました。

そのコースを変える作るときに・・・1つのフィールドだけOCが設定して・・・さあ、これと同じものを作って下さい、と頼むと、シンガポールの学生さん(ボランティアスタッフ)が、わらわらとタイルを持って競技フィールドに散らばって、ぱっぱっと同じコースができあがります。

本当に短時間で、同じクオリティのコースが、複数できあがりました。

これを見て・・・なかなか使えるじゃん! と思いました。


10月のブロック長会議に参加したときに・・・「ジャパンオープンでは、タイルは使わずに、これまでと同じように直接黒線を貼ります。」と言っていましたが、何で使わないのだろう・・・大変なだけなのになぁ・・・と思っています。

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2 コメント

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>競技は、一日に2回~3回実施され、毎回コース... (M&Y母)
2010-12-28 19:50:03
>競技は、一日に2回~3回実施され、毎回コースを変えます。
この表現だと1日に2~3回コースを張り替えていたようにも受け取れるのですが、
毎朝、6台の競技台に2~3種類のコースを作成していました。
同じ、コースを作るのには大変有効です。もちろん、1日に2回コースを作るときにも有効です。出来上がった後で、GAPを入れ忘れたことに気づいたときにも、同じ位置に同じGAPを入れられるので有効です(実話)。
また、2008年の世界大会のように夜遅くまでOCが苦労して、作ったコースにカバーをして帰ったら、その後まで残っていた某国のチームがカバーをはずして試走していた・・・・
なんてこともなくなるので、OCの努力が報われないなんてこともなく、不公平もなくなるのでとっても良い方法だと思っています。
ただ、競技台が1台のノード大会ではどうでしょう?
ある程度、同じようなレベルで日本中のブロック大会を開ける利点や
初めてコースを設計する方には設計し易いという良いところもあります。
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確かに、2008年の某国のチームにはビックリしました。 (M&Y父)
2010-12-28 20:16:48
確かに、2008年の某国のチームにはビックリしました。
審判たちが帰った後は・・・無法地帯!ですねぇ。

2010年も競技フィールドは競技の時しか使用されず、競技が終了したら、コースを剥がしてしまっていました。
競技の前に「パッと」作って、競技が終ったら「パッと」剥がして・・・ができるので、とても良いシステムかと・・・
ただ、規格化されたコースは、推測航法のターゲットになりやすいのも事実かと・・・
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