RCXにも、液晶ディスプレイが付いてましたが、まあ数値を表示するのが精一杯でした。
ところが、NXTには大きな(そんなに大きくないですが・・・)液晶ディスプレイが付いています。
(しかも、ドットマトリクスです。)
このディスプレイは 100×64ドットです。 しかし、座標の開始 (0,0) が、画面左下というのが、なんか使いにくいように感じるのは私だけでしょうか?
じゃあ、このディスプレイに四角を書いてみます。
四角を書くのは RectOut 関数を使います。
RectOut( x , y , width , height )
左下の座標が (0,0) で右上の座標が (99,63) になります。
で、画面一杯に四角を書くには
RectOut( 0,0,99,63 );
となります。
なんとなく、 RectOut( 0,0,100,64 );が正しいような気がしますが・・・
1ドットの四角(それを四角と言うかどうかは別として)を書くときは、widthとheightを0にします。
つまり
RectOut( 0,0,0,0 );
とすると、左下の1ドットだけ黒くなります。
さらに、文字と図形は重ねて表示できます。
文字は5×7ドットで構成されており、1ドットの隙間を入れると最大16文字×8行の表示ができます。 割り算をすると16.5文字表示できる計算になりますが・・・キチント1文字分表示できない部分は表示されません。(半分表示・・・とかはできない)
画面の左上から文字を書くのであれば
TextOut( 0,56,"Hello!" );
とします。 つまり、文字の左下の座標を指定します。 (難しくて、理解出来ないゾ!)
人形とか四分円とかも制御できます。
あ、それだけです。
確かに工夫すればRCXのディスプレイでも、ある程度は活用できますね。