小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

ベランダでの読書中の小さな出来事

2012年05月28日 | インポート
東京では、かなり、暑くなったようであるが、小諸の里山では、まだまだ、夜は、長袖のシャツだけでは、肌寒く、朝まだ、気温が上がらない内は、部屋の中でも、少し、陽にでも当たりたくなる。そこで、デッキ・チェアーを持ち出して、日向ぼっこがてら、読書をすることにした。何とも、緑が濃くなり、梢を渡るそよ風の葉の音色、野鳥のさえずり声や、春蝉の声、おまけに、熊ん蜂の羽音まで、聞こえてくる。流石に、小さなアブ程度ならば、しつこいと、手で払って済むが、大きな蜂の類では、そうは行かない。じっくりと、移動してもらうのを待つ他ない。陽に当たりながら、上を見上げると、何やら、白い霧のようなものが、(実際には、黄色い色である)さらさらと太陽に照らされながら、降り注いでくる。どうやら、これまで、春の黄砂と見間違っていたのは、実は、樹木のおしべの花粉のようである。とりわけ、ドングリの樹の花粉が、多いようである。スギ花粉でないのが、幸いであるが、、、、、、。そうこうしているうちに、一羽の茶色い羽に、白い紋様のある蝶蝶が、どういう訳か、近くを舞っては、近づこうとする。何と、ズボンの太股付近に、止まってしまった。写真は、その時に、待ち構えていて、撮った物である。(後で、昆虫図鑑で、調べたところ、ミスジチョウという名の蝶のようである。) 何とも、不可思議な人なつっこい蝶蝶である。それにしても、都会では味わうことできない屋外での読書である。



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