小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

松毛虫の「繭」化

2011年08月04日 | 自然・植物・昆虫
晴天が続いたので、ベランダのパラソルをそのままにしていたら、開いたパラソルの傘に、松毛虫とおぼしき毛虫が、松から落ちてきたのか、ついて行き場をなくしていた。多少、嫌がらせが、ないではないが、どのようにして、パラソルの傘から、降りてくるのであろうかと、思って、そのままにしておいた。雨が、夜降り出し、翌日、パラソルを畳もうかと思い、松毛虫を探したが、見つからない。傘のひだの一つ一つをチェックしていたら、何と、松毛虫は、「さなぎ:繭」に、なっていました。色々なさなぎは、よく、冬場に見かけられるが、何と、繭になる適当な場所を探していたとは、、、、、。取りあえず、パラソルの傘は、外に、立てかけてある。慎重に、人差し指と親指で、つまんでみると、何やら、内部で、ある生命体が、ゴソゴソとうごめくのを感じた。どうやら、赤松の害虫であることは、分かっていたが、「蛾」の姿は、見たことがなかったので、「みんなが作る日本産蛾類図鑑」をネットで、調べ再確認してみると、170番に、和名:マツカレハ、学名:Dendrolimus spectabilisと言い、見たことのある蛾が、写真で、確認出来た。綺麗な「蛾」になる日は、いつのことであろうか?と期待するどころか、茶褐色の蛾で、害虫であることが、改めて、分かると、今度は、何とか、自分の手を汚さずに、自然に、鳥が食べてくれないものかと祈るばかりである。全く、人間とは、身勝手な生き物である。未だ、羽化には、間がありそうである。それにしても、随分と色々な蛾がいるものであるし、又、それを研究・趣味にしている人が多いのにも、ビックリした。因みに、サイトは、こちらです。http://www.jpmoth.org/  因みに、蛾の種類が分からないときには、掲示板で、検索も可能なようである。http://www.jpmoth.org/f2bbs/ 余り、真剣に「蛾」を見ていたら、何故だか分からぬが、「羊たちの沈黙」の映画を想い出してしまった。一寸行きすぎか?


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