晴遊雨読・暢呑夢酔の戯れごと

絶景かな!!浅間山、空気と水の美味しい町で余命人生エンジョイ中

梵鐘の 音色こだまし 里栄え

2008-10-19 22:10:39 | Weblog
梵鐘の 音色こだまし 里栄え

 20年10月19日(日)大安 朝は曇り霧、秋晴れに。  10度
 
 雲間に光の朝日

 起床は6時30分、雲間から太陽が覗いている。
今日は津金寺の「梵鐘撞き初め・鐘楼竣功」落慶の日である。
待ち望んだ3度目の梵鐘の音色が、12時には町中に鳴り響くことになるのだ。
 9時30分、の檀家衆と迎えのマイクロバスに乗る。
受付を済まて行道が始まる11時まで、1時間以上を待つ。
梵鐘と鐘楼に、色づき始めて境内の紅葉を見て楽しむ。
 
 初撞き寸前の梵鐘
 
 除幕と初撞きを待つ梵鐘。見事な鐘楼である。

 仁王門に寄り添う鐘楼
 
 歴史を感じさせる仁王門とは対照的な、鐘楼が寄り添うように見える。

 梵鐘再々鋳・鐘楼改築
 
 仁王門の正面には、真新しい案内板が掲げられている。

 紅葉の始まる境内
 
 時間があるので散策がてらに、まだ早い紅葉を見て歩く。

 行道(ぎょうどう)
 
 池にかかる橋を渡って、住職23人が赤い傘の下を歩いてくる。
こんな光景を見るのは初めてである。

 除幕式法要
 
 住職を入れて100人近い人で、堂内に座れないので廊下で立って法要を聞く。
あーあー えーえー うーうー おーおーと続くお経で、これも初めてのような気がする。

 撞き初め
 
除幕式のあと、Y副住職をトップバッターに8人により、初撞きが行われる。
おや?なぜ副住職がと思っていたら、後継者となられるようだ。
 時間は丁度12時と設定されている。なんと素晴らしい音色だろう!!!

 防火祈願放水
 
 山部区の消防隊による、防火祈願の放水式が行われる・
この町ではこんな風習があるのだ。我が家の新築時のも、平林分団がやってくれたのを思い出す。残してほしい風習の一つである。

 集まった住職23人
 
 宗派を超えて集まった近在の住職23人は、この祝い事の大きさ、重要さを物語っているようだ。圧巻である。
 記念写真は3回に分けて撮る。カメラマンは「毛かる」屋さんのY氏である。

 落慶祝斎
 
 客殿に席を移して13時15分から始まる。
この席で近々、就任40年になる住職から、副へのバトンタッチがある旨、挨拶がある。
 客殿に入らないほど盛大に、乾杯のあと祝斎が始まる。
痛風でビールが飲めないので、酒を所望する。「しき」の料理も腹が減る時間であり、美味しくいただく。

 篤志家への記念品
 
 祝斎の席で篤志家としての記念品をいただく。
家紋入りの木曾の漆器盆である。大切に使わせていただくつもりである。
 15時15分双方の万歳三唱で、中締めとなるが実際はお開きである。

 22年には「四霊仙人」の立川流の彫刻が出来るという。
東に獅子仙、南に龍仙、西に麒麟仙、北の鳳凰仙が取り付けられるそうだ。
 それでひときわ伯がつきそうだ。

 これから毎日この鐘の音が聞かれるとは、なんと幸せのことだろう。

 テレビで「篤姫」を見る。27歳の若さでなくなる公方様の無念さと、天璋院と和宮の悲しみに思わず涙する。