ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

こひのふね

2018-08-17 04:19:10 | 短歌






かなしきは みなとをしらぬ こひのふね 櫂をかへして 夢にかへらむ





*恋に溺れる者は、港を知らない船のようだ、という歌ですね。どこにもいきつくところがない。永遠にさまよっているしかない。そういう恋の道など早くにあきらめてしまったほうがいいということです。

あなたがたが、好きと思うてもかなえられないのは、愛を馬鹿にしてきたツケというものです。セックスがしたいのなら、暴力で奪えばいい、などということを考えて、そんなことばかりやってきたからです。

法則的現象として、暴力でセックスを奪うと、セックスがしたくてもどうしてもできない、ということになって帰ってくることが多いのです。

好きな女性ができて、セックスがしたくてたまらないのに、どうしてもできない。それでいろいろとあがいているうちに、馬鹿なことを繰り返し、恐ろしい闇に落ちてしまう。そういうことになる人が多いのです。

因果の法則は厳しい。人間はセックスに関してあまりにひどいことをしすぎているので、それがとてつもない現象になって帰ってきたのです。

かのじょを落とそうとした男が何人いたでしょう。女を馬鹿にして、金でてなずけられる馬鹿にして、なんとか手にいれようとしたが、そんなことにひっかかるような人ではなかった。あらゆる手を使って、狂ったように何度も同じことを繰り返して、やってやれないことはないとがんばったが、とうとう最後までかなわずに、かのじょに死なれてしまった。

結局、なんにもならなかった。それどころか、人類の救済を大幅に崩してしまった罪が発生し、それを永遠をかけて支払っていかねばならないことになった。かのじょが人類の救済を目的に生まれてきていた天使だったからです。

ひどいことですね。性欲に狂った猿と言われても返すことができない。

だがこれは覚えておきましょう。暴力でセックスを奪うなどということをすると、セックスがしたくてもどうしてもできないという法則上の結果を引き寄せるのです。そしてそれに延々と苦しみ、地獄のようにのたうつのです。






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