今回の広島県福山市郵便局訪問に際して、私は行きたかったところがあります。鞆の浦です。そのため、8日に札幌から飛行機で岡山市内に入り、一泊して9日の朝、福山に向かいました。
福山駅前のバスターミナルで鞆の浦行のバス乗り場を確認したとき、「AKB48 岩佐美咲 わさみんバス運行」と書かれた立看板があり、運行時間が書いてありました。別にAKB48のファンではないし、岩佐美咲も知らないけど、面白そうなのでこれに乗ろうと思い、前のバスには乗らず、その20分後のこのバスに乗ることにしました。
待っている間に駐車場にボンネットバスが入ってきました。
「福山では、こういうバスも走るんだ。」と思いました。後で乗車することになるとは思いませんでした。
わさみんバスが来ました。
岩佐美咲の3枚目のシングル「鞆の浦慕情」の写真等がバス内部に飾られています。
AKB48にも演歌歌手がいることも初めて知りました(おニャン子に城之内早苗がいたことは知っています)。おっちゃんには、岩佐美咲はたいへん可愛いです。
先ほどの停車していたボンネットバスの後ろを通りました。
非常口がバスの真ん中後ろにあるのが、ボンネットバスの特徴です。
わさみんバスは路線バスです。それぞれのバス停で乗降のお客が居れば、停車します。鞆の浦に着くまでの間、途中から彼女の曲、「鞆の浦慕情」が流れます。そして、鞆の浦に着くころ曲が終わります。鞆の浦に着いて、降りたバスを撮影してみました。
鞆の浦、仙酔島の観光を終え、鞆の浦バス停に戻ろうとし、バス停わずか5m手前で、来るときに見たボンネットバスが私を追い越し、到着しました。車掌さんが、「お乗りになる方いませんか。」と声を出したので、走って乗り込みました。おかげで、食べようと思っていた、たい竹輪はいただけませんでした。
懐かしいです。座席等もほとんど昔のままのようです。扉は自動扉ではないので、扉を開ける車掌が必要です。上の写真に写っている車掌さんは、昭和25年から「ともてつバス」に乗務していたそうです。昔は鉄道がバスと平行して走っていたこと、このバス停は、駅のホームの一部であること、福山市の花がバラになったのは市民運動がきっかけだったこと、福山市内の大部分は干拓地であることなど、様々な福山市の解説をしてくれます。
車掌さんが、ある子どもに「あれはなんだと思う?」と質問したのが、下の方向指示器です。
懐かしいです。私が子どもの頃には、まだこのような方向指示器のあるバスが走っていました。
このボンネットバスは鞆の浦から福山駅まで直行です。先ほどの路線バスが510円だったのに対し、10円安い500円です(乗り心地が悪いから?)。
わさみんバスとボンネットバス、楽しませていただきました。ともてつバスさんに感謝です。
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