しなしなの記録

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箱根の大涌谷に行くのに、箱根登山電車を利用しました。小田原駅から、3回ものスイッチバックで強羅駅に向かいました。

2021-06-23 17:42:01 | Weblog

 私が前回、箱根に行ったのは2015年5月10日です。この時、箱根火山の噴火により、5月6日から、大涌谷は立ち入り規制になっていました。立ち入り規制が全面解除されたのは、翌年、2016年7月26日です。なので、大涌谷には行けませんでした。
 今回、行っていない、大涌谷に行こうと、6月13日(日)、小田原駅から箱根登山電車に乗りました。

 

 箱根登山電車を運行する箱根登山鉄道㈱は、鉄道事業として、小田原駅から強羅駅までの15kmの箱根登山電車と強羅駅から早雲山までのケーブルカー、1.2kmを行っています。

 この季節、箱根登山電車の沿線には、アジサイの花が咲き誇ります。なので、アジサイ電車とも呼ばれるそうです。

 

 


 この箱根登山電車、3回も進行方向が逆となるスイッチバックが有ります。高低差がある上、曲線とすることができないのでこのようなスイッチバックが採用されています。スイッチバックは、出山信号場、大平台駅、上大平台信号場で行われます。大平台駅の駅名表示は、下のようになっており、進行しない方向にはスイッチバックと書かれています

 


 箱根登山電車の最急勾配は、80‰(パーミル、千分率)です。普通の鉄道では、「鉄道に関する技術基準を定める省令解釈基準」で3.5パーミルです(リニア地下鉄やモノレールは60‰)。かなりの急勾配です。最小曲線半径は30mです。普通は160mです。なので、車両も小さく、窓からはトップの写真のように後続の車両が見えます。

 そのほtか、レールの摩耗を防ぐため、水を撒いて走ること、レール圧着ブレーキを備えている等の特徴が有ります。


 強羅駅は山小屋風になっています。

 


 強羅駅には、モハ1型の模型が展示されていました。

 

 1919年の箱根登山鉄道開業時からの車両であるチキ1形を、1950年の小田急車両の乗り入れ開始時に改造した車両だそうです。まだ現役のもあるようです。
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