5月26日(日)、私は長浜大橋を見た後、伊予長浜駅から列車で伊予大洲駅に向かいました。大洲城を見たかったからです。肱川から大洲城が見えます。
何やら河川敷でイベントが開催されているようです。城山の手前、イベント会場の後ろに苧綿(おわた)櫓が見えています。江戸時代から残っている4つの櫓の一つです。重要文化財です。
歩いて、城山の坂を上がると、高欄櫓と天守閣が見えました。
高欄櫓には、近寄る敵に石を落とす装置が付けられています。
大洲城の全景はトップの写真です。右側の建物が台所櫓です。真ん中が復元された天守閣、左側が高欄櫓です。1596年から1614年の慶長年間に天守閣が建てられたそうです。
その大洲城天守閣ですが、残念なことに1808年(明治21年)に天守閣が取り壊されました。台所櫓、高欄櫓、肱川からの写真に写っていた苧綿(おわた)櫓、三ノ丸南隅櫓の4つの櫓は残されたそうです。
台所櫓と高欄櫓は1970年(昭和45年)に解体修理されました。そして、天守閣は2004年(平成16年)になんと、木造で再建されました。天守閣の木組模型、「雛形」が有ったこと、明治時代の写真が残っていたことから、木造での再建ができたそうです。
台所櫓から入ります。天守閣に登る途中で、高欄櫓を見たところです。
天守閣の木組です。
天守閣からの眺めです。
こちらは、高欄櫓からの眺めです。
この大洲城、「キャッスルスティ」でなんと天守閣に宿泊できます。2~6名が貸し切りで宿泊できるようです。2人だと、一泊2食付きで、一人660,000円です。この部分が寝室になるのだと思います。
最後は、苧綿(おわた)櫓です。敷地内には入れませんでした。