最近のことですが、妻と、「私たちは、能も狂言も歌舞伎も人形浄瑠璃も見たことが無い。日本人なんだろうか?」と話し合いました。「ならば、二人で見に行こう。」となりました。これまで、能と狂言は見にいきました。かなり面白かったです。そして、7月5日(水)、昨夜、歌舞伎を見に行きました。
松竹大歌舞伎で、演目は「菊畑」と「土蜘」でした。言葉は半分ぐらいしか分かりませんが、掛け合いや間合いの素晴らしさ。また、踊りの滑らかな優雅さ、止まる時の美しさとその姿勢の維持等に驚きました。
特に「土蜘」は、あの糸を出し、口を開けて、ビタッと止まるのは感動でした。また、鳴り物、三味線や鼓、太鼓などが盛り上げてくれます。
江戸時代の人が夢中になったのも分かる気がします。楽しいです。また見たいとも思います。
妻は、「ドリフと同じだ。」と言います。そのとおりだと思います。「歌舞伎を見たことの有る人は、ドリフターズは歌舞伎から盗んでいってるって気づくのかもしれないが、知らない私は、ドリフと同じだと思う。」と言います。
次は人形浄瑠璃に行こうと決めています。さらに相撲や寄席、宝塚(妻は行ったことがあるそうです)、雅楽等を一度は見ておきたいと考えています。