8月9日(木)、仙台駅から真っ直ぐ青森駅に向かったのでは、青森駅に早く着きすぎる(北海道に戻るのは夜行急行のはまなすです)ため、わざわざ仙山線経由で、山形県新庄駅により、新庄市の郵便局訪問をしたのち、奥羽本線で青森駅に向かいました。
時間の合間を縫っての訪問ですので、訪問したのは、次のわずか6局です。
新庄駅前、新庄大手町、茶屋町簡易、新庄、新庄大町、新庄金沢町
トップの写真は、4880局目となった茶屋町簡易郵便局です。
新庄市には、10年以上も前ですが、出張で行ったことがあります。私が講師の会合があったためです。会場は下の写真の「雪の里情報館」でした。
ここには、「雪害」という概念を広め、大正15年に積雪地域に住む人間は、暖かい地方に住む人間より、とても不利な状況があるとして、「雪害救済運動」を提唱し、進めた松岡俊三氏の碑があります。
松岡俊三氏は村山市の出身で、国会議員として9回当選しています。氏の努力等が実を結び、新庄市に昭和8年、農林省調査指導機関の「積雪地方農村経済調査所」が開設されます。碑の後ろが当時の建物だったと思います。この調査所の結果等が、戦後の公務員の寒冷地手当の創出になったそうです。
今、このような政治家がいないと感じています。時代の流れに乗って、当選しようという輩ばかりなような気がします。
新庄市では、8月24日、25日、26日と新庄まつりが賑やかに行われていることでしょう。祭りのメインは、20台の出車(やたい)です。新庄駅(ゆめりあ)に昨年の川西町若連の連獅子が飾られていました。
題材は歌舞伎や物語から選ばれます。街を歩いていて、清水川町若連の風流渡辺綱物語の出車(やたい)が製作中でした。
古い建物が続くのは素敵です。下の写真です。
三浦焼きソバ店というのがありました。
午前11時くらいでしたので、開店の準備が進められていました。縮れていない麺で、具はキャベツとさくらえびで、青のりがかかっているそうです。札幌に戻って調べたところ、新庄の焼きそばとして有名なようです。