カンボジア日記  ゆめきの日々

カンボジアの情報と、世俗・慣習・文化
等も少し入った文章にしようとしています

ご期待の下さい

遺跡の話とイオンの話

2013-04-14 10:37:29 | 日記
カンボジアはクマエ正月を迎えましたので、プノンペン市内は喧噪の世界から静寂の世界になり、生活排熱も少ないのでかなり気温が低下していますし、数日のチョロと雨と曇り空で私の体調も快調快調。笑いで事実。

遺跡の話
プレイビヒァ遺跡の事ですが、訪問が可能だろうと思慮します。
昨年の末ぐらいには、反インラックの政治集会が何度も開催されていまして、対抗する親インラックの赤シャツリーダーが対抗政治集会を開催していましたから、行くべきでないと記述していました。
その後も3月初旬くらいまでは、タイ国内の赤シャツの親インラックグループが政治集会を開いておりまして、何かがあれば一発触発の可能性が強かったからです。
タイ国内事情による政治対立が、タイ国軍による遺跡周辺での軍事行動を引き起こす引き金になっていましたので、常に政治と相関関係にあったという事ですが、日本の外務省は他国の事情に不介入の原則ですので、此処まで掘り下げての説明がないだけです。
しかし、訪問する時は、タイの国内事情も考慮しながら訪問してください。
できるならば、日記を一度精読されて情報を勘案してからが良いのではと思慮します。


ビーンの摘発光景
ビーン(黒檀・ソートリーウッド)の摘発光景が映し出されています。
大型トラックに山と積まれたドムローン(カンボジア・ヤム=いも)の中から、一次加工された木が沢山出てきます。
テレビ映像の摘発するときには、警察官の高官が何人も立会いして大規模な摘発ですから逃げようがありませんし、必ず何人かは犠牲になります。
一台あたり一回でおよそ60,000$の摘発ですから3台分でus180,000$が国家の収入になりますが、今回はタイに近い方の地方都市でした。
※実勢価格は、加工した分が軽くなり価格更に安価ですから、発表された金額での取引にはなりません。
※あくまでも、警察発表の自画自賛金額・・・現実とは乖離。

カンボジアのテレビ放送では、バッタンボン市内が大雨で市内が水で溢れていましたね・・・概ね数時間で解決します。
放送されていたのは、大砲で破壊された地域ではない所でした。

地域が何処だったかな?
17才の少年がナイフでブッスリやりましたら、相手はそのまま刺殺されました。
酒を飲み、ダンスに興じていた時に「殴り合いともみ合いの中で刺殺」です。
当地の殺人事件はとても多く毎日幾人も命が奪われる事態ですから、警察官も大増強されてもまだまだ足りません。
私が考えるには大人が悪いのですが、大人でも他人の子供のお金を何とかして巻き上げようとする言動が見られますので、幼子の時から自己は自己で保護する意識が芽生えます。
平たく言えば、当地の生活というか生存する食べ物が無いというか、生存する為には「盗んででも生存の道を探らねばならない」というか、このような状況がありました。
本当にどうにもならない話があります。
このような話を真似する日本人が沢山いまして、マルハン銀行に勤務する太めの日本人女だと思いますけれど、初対面の人に「平気で嘘つき」ですからどうにもなりません。
あーあ、皆、政治家みたいに嘘つきで生きていくようになったら「おしまい」だぜ。
だけど、嘘を言われたからって「喧嘩するか殺し合い」するしかないわけだけど、そんな事もできんしね。
そういえば、今度の選挙では、農村部の所得を倍増するのが自民党の政策だとよ・・・何ー? 開いた口が塞がんねー。
TPPで所得が減少するのが明白なのに、倍増?
円安で貧しき者達から更に奪い、消費税でさらに奪い、今度はナンちゅう騙しの話だ?
大体、労働人口の1%にも満たない正社員だけが所得アップし、ほとんどがボーナスという形なので一度きりか単年度あるいは都合数回程度で終わりそうだし、99%の人は枠からはみ出で支払いばかりが増額するというのが円安誘導だから、所得が上がるわけがない。
しかし、黒田日銀総裁は、既に政府の約束は果たしたという「自画自賛」だから、なんちゅうやっちゃ。
評価は他人という国民が行うもので、テレビや公務員が行うのではない。
有権者が行うもの・・・選挙で自民党には入れるなよ。
入れたら、国籍日本で思想と心が蓮舫と一緒で朝鮮人か中国人だぞ。
私は、カンボジア人49% 日本人50%   1%は中国人 
石原に入れろよ・・・頼む・・ぺこり

月の家賃がus1700$/per month というのは日本人だけに通用する「戯言」と何度も記述していますが、レストランの話も同様ですし、シルクのクローマー話も眉唾というか「口あんぐり」です。
カンボジアの中間所得層の給与が月間どの程度かという事から推測可能で、現在の最低賃金が概ねus110$/per month なので、通常最高10倍程度の家賃までというのが常識的回答と思慮します。
したがって、レストランでの食事代金も同様で、富裕層でも訪問するレストランの支払い金は概ね一回一人15$程度までですから、これより高額な料金設定の店は潰れます。(2014-april)
私はこの事実を何度も記述していますけれど、ホテルを除けば当地で外国人専門の店舗が繁忙営業だったのは2003-4年程度まででしたから、現在は現地の人を相手にする営業方針が必要です。
考え方ですが、全てに当てはまりますので、この事実を認識していない経営者は「数年で破産」しカンボジアからの退場を余儀なくされています。
イオンも同様だと思いますから、イオンに付随して進出した企業もまた同様なはずです。
考えて欲しいのは、タイと同じように中国人との混血が進んでいて、幼子の時から中国人専門教育の中で敵対心を育てる教師による教育現場があるという事です。
しかも、彼らは素晴らしいネットワークを保持していまして、中国語新聞に代表されるように自らの民族の繁栄の源を子弟教育という場で、どこどこのだれそれという門閥とが教育を通じた個人的繋がりの話があるだけでなく、政府機関に働く子弟や富裕層だけが行う無尽の集会などでも頻繁に情報交換を行います。
日本の流通業者がタイで成功した話を聞いたことがありませんから、更に小さなマーケットのカンボジアはより難しい立場での経済活動なはずですし、どのようなことがあろうとも、イオンが支払う流通料金の支払いが彼らより安価な訳がありません。
カンボジアのラッキーマーケット(super-market)
ラッキーマーケットの品ぞろえ商品の変遷については流通と深くかかわっているのですが、この話を合理的に説明し対抗処置を取れる日本人がいるのでしょうか?
平たく言えば、強力な政府の後押しが欠かせず、後押しがある間に打開策を講じられるかという時間との戦いだろうと思いますが、一般的にはチョロ甘のイオンにコバンザメのようにくっついて、できるだけうまいこと話しながら長く事業展開して欲しいと願うのが「現代的ビジネス手法」かもしれません。
結論
どうせ、撤退するはずだが、その結論までの期間が利益に結びつかせられると問題だぁー。
★私自身は、この地でイオンが長く営業を続けて欲しいと願って諌言のつもりで記述しましたので、誤解なさらないでほしいと思います。
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