本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。
岩手の三ツ石山(こちら)に続いて栗駒山に行ってみた。
この山の紅葉は近頃、日本一と宣伝されている。
それはちょっと大げさだと思うが、東北に限ったらおそらく一番か二番だろう。
天狗平付近から栗駒山頂方面を眺める。
28日、午前3時頃、秋田市自宅を出発。
今回は須川温泉からうぶ沼コースを登って山頂へ、それから天馬尾根を歩き、秣岳から須川湖に下りる計画なので、
須川湖に駐車させてもらう。
今回の非合法マップ
須川湖から秣岳を望む。
丁度6時頃、秣岳山頂に朝日が当たるのを見計らい、車道歩きを開始。
25分後、須川温泉から先は遊歩道歩きとなる。
ゆげ山の湯気を掻き分けて名残ヶ原へ。
そして苔花台から左に進み、うぶ沼コースに入る。
(今回は、いつも使っている須川温泉からの直登コースが火山ガス発生で通行止めになっているので、うぶ沼コースを使用。)
うぶ沼付近はまだ紅葉してなかった。
このコースを歩くのは三年ぶり、当時は刈り払いも悪く、ダラダラ長い印象だったが、
今回は道も良く整備されており、(須川温泉から)二時間もかからず山頂に着いてしまった。
山頂手前で振り返ると、岩手斜面はびっしり紅葉していた。
うぶ沼コースの山頂側出入り口付近
山頂標
栗駒山の立派な山頂標はうぶ沼コースから見ると裏側になっていた。
なんか裏口から入山したような気分だが、登山者の数は宮城側が圧倒的に多いからしょうがないか。
なお紅葉は宮城側が凄いと聞くが、今日はあまり紅いとは思わなかった。
宮城側の紅葉
山頂はザワザワと人が多いばかりなので長居は無用。
秋田側にすぐ歩き出し、山頂を振り返る。
宮城側(南側)でもこのポイントだけは紅かった。
今日のメインは秋田側、天馬尾根なのでそちらを眺めると・・・
西側、展望岩頭の方角を望む。右奥にうっすらと鳥海山。
鳥海山は霞んでよく見えないが、秋田側の紅葉は良さそうな予感。
須川温泉からの直登コース・降り口は封鎖されていた。
五円禿げのような紅葉いや草紅葉
サラサドウダンの紅葉は壮絶な色だった。
山頂から西の方に少し(30分ほど)行くと、展望岩頭という高さ1573mのピークに達する。
ここは北側が切れ落ちており、岩手や秋田側の眺めが素晴らしい。
いつもなら風が強くて立ってられないほどだが、今回は珍しく風が弱く、じっくり眺めることが出来た。
展望岩頭から北側の眺め。真下に昭和湖。奥の山なみは焼石岳。
展望岩頭から西側(秋田側)の眺め。
真下に竜泉ヶ原、右に須川湖。左には手前から秣岳、高松岳、薄く鳥海山。
竜泉ヶ原付近をアップで。
展望岩頭北斜面の紅葉を続ける。
栗駒山の紅葉と言えば、赤一色のイメージがあるが、
この場所から見る紅葉は様々な色が混じり、錦絵を見ているようだ。
昭和湖を今一度。
この付近で今、紅葉している樹木はほとんどがサラサドウダンだった。
同じ種類なのにオレンジがかっているものからワインカラーまで幅が有った。
ハイマツの緑とのコントラストが素晴らしい。
後編へつづく。
栗駒山へ行ったことはありますが、紅葉の初めで、これ程の紅葉は見てないです。
素晴らしい眺めですね。(*^^)v
栗駒山の紅葉は最近人気があり、シーズン中はすごい人出となります。
山頂部は例年、九月の月末から十月のアタマが最盛期ですが、今年は一週間くらい遅れているようです。
宮城側や岩手側は赤一色で「神の絨毯」などとも形容されていますが、
秋田側はいろんな色が混じり、変化に富んでいます。中腹の須川高原はこれから最盛期に突入しますね。
燃えるような山、素晴らしい紅葉ですね。
歩かないと無理だな・・熊・イノシシ嫌だからね
刃物道具は睨まれますし、唐辛子スプレイくらい
でしょうか。
山に登った者だけの景色ですね、お見事です。
ありがとうございました。
実は昨日(10月4日)も行っておりました。
今年は紅葉のペースが早く、昨日は山頂付近の紅葉は終わった後でした。
以前の記録がまだでしたので、今日明日アップさせて頂きます。