夏の間、低山では、花は皆無に近くなるが、
秋めいてくると幾つかの種類が咲き出して来る。
秋田県の南東端にある東成瀬村は、スプリングエフェメラルを見るため、
春の時期、ときどき訪れていた(例えば、こちら)。
2013年は秋の花を見るために9月9日に来ていた。
秋は春ほど花の量は多くなかったが、一応報告してみる。
奥に見える山は栗駒山の支峰、秣岳と思われる。
山道に足を踏み入れ、最初に見たのは、
オオウバユリの実だった。
そしてツリフネソウ。
キツリフネ
サラシナショウマ
サラシナショウマ
クサボタン
ジャコウソウ三態
ちょっと場所を変えて、水力発電所のある斜面に行ったら、
そこはツユクサの大群生地になっていた。
右上はニガクサだろうか。
ここは春はアズマイチゲがびっしり群生していたところだった。
近くの山の木が赤っぽくなって見えた。
紅葉にはまだ早すぎる。たぶんナラ枯れ現象だと思う。
この年は8月30日、隣の湯沢市の低山でちょっと珍しい草花を見ていたので、
こちらで報告させて頂く。
ママコナ(ハマウツボ科)だ。
秋田では湯沢市の一部と周辺の限られた場所でしか見られない。
以上。
たぶん、わたしは野外で見ても区別がつかないかと思います。
比較すると、葉っぱの形も微妙に違いますね。
見る機会がありましたら、気を付けて見てみます。
秋が来ると、以前は野草探しにあちこちの低山に出かけたものですが、
今年はまだ暑すぎてその気になりません。
ハードディスクの中をあたったら、消滅したホームページの
懐かしい元写真が出て来ましたので、再度まとめ直してアップしてみました。
ジャコウソウ、ツリフネソウは今頃咲く野草の中でも特に奇麗な花で好きな花です。