モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

デビッド・クロスビーが亡くなった。(2023年1月21日)

2023年01月22日 | ボヤキ雑件

デビッド・クロスビーが亡くなったとの報道があった(死亡日時や死因などは不明)。
ご冥福を祈る。

その名前を知ったのは、半世紀前。当時の私は高校生だった。
偶々手持ちのCSN&Y(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)のCDを昨晩、久々に聞いたが、
クロスビーの代表曲とも言える「デジャ・ヴ」のメロディー進行は実にユニークで難解だ。
何十回(もしかしたら百回以上)聞いても、いまだに覚えられないでいる
(同じアルバム中のグラハム・ナッシュやニール・ヤングの曲は二、三回聴いて口ずさめると言うのに・・・)。
これはひとえに私自身、音楽的素養が乏しいからだろうと思うが、
デビッド・クロスビーの仙人様、いや哲学的な風貌にはずっと惹かれるものが有った。

CSN&Yを初めて知ったのは先に申した通り、高校二年生頃だった。
しかしレコードをまともに聴いたのは大学に入ってから。
場所は裕福な同級生の下宿だった。
裕福と言っても偶々ステレオ(当時流行っていたパイオニアのコンポ)とレコードの両方を持っていた程度で、
「デジャ・ヴ」も含めたレコード(LP)は全て兄が買ったものを持ち込んだとのこと。
それを聴かせてもらったのが初めてだったと記憶している。
「デジャ・ヴ」は始まりの呪文のようなハーモニーと
その後のうねる様なクロスビーのソロとの落差が衝撃的だった。
凄い音楽だと思った。また他の曲も含め、高音の混じるハーモニーは奇麗だなと思った。

あれはクロスビー、ナッシュのどちらの声なんだろう。
自身、ステレオや「デジャ・ヴ」のレコード(LP)を買ったのは、大学を卒業、就職して三年目頃なので、
それまで10年近くの間は心の中、脳内で、CSN&Yを再生していたことになる。
更に時が経ち、前作のCS&Nや4ウェイストリートも含め、いつの間にかCDも数枚所持するようになっていた。
しかし何故かほとんど聴くことはなかった。
昨日、何十年かぶりに「デジャ・ヴ」や「カット・マイ・ヘアー」を聴いたが、昔のような感動はほとんど無かった。
年齢のせいで麻痺してしまったのか。はたまた認知機能の衰えか。
報道によれば、デビッド・クロスビーはロックの殿堂入りを果たしていた。
そして予想していた通り、ひどい薬物中毒だったようだ。
今後は自身の年廻りの関係もあり、往年のスターやアーチストの
訃報に接する機会も今まで以上に多くなるだろう。

その前に自身が往くかもしれない。

なんかまとまりのない文章になってしまい、申し訳ない。

今日はデビッド・クロスビーのご冥福を祈る。



以上。


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2 コメント

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Unknown (juraku-5th)
2023-01-22 15:33:36
こんにちは。
初めてコメントいたします。
デビッド・クロスビーが亡くなったのですね。
4人の個性が激しくぶつかり合い
それが魅力だったCSNY。
デジャブや4ウェイストリートを擦り減るように聞いた私も当時は高校生でした。
中でも大人の音楽を感じたのがデビッド・クロスビー。
寂しさを感じます。
返信する
juraku-5thさんへ。 (モウズイカ)
2023-01-22 16:14:42
コメントありがとうございます。
デビッド・クロスビーはCSNYのメンバーとしては
ニールヤングやスティルスに較べると地味ですが、
多感な高校生時代に聴いたということもあり、
それがしのつましい音楽体験の中では大きな存在と言えます。
こういった寂しさ、これから増えて行きますね。
まあ年齢のせいですから、いたしかたありません。
返信する

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