(本記事は旧ホームページの古い記事をブログ用に復刻したものである。)
(本頁は「見ざる言わざる日光・・・1」の続きである。)
中禅寺湖湖畔を南に散策してみた(17日夕方と18日早朝の二回、イタリア大使館別荘方面へ)。
湖畔は桜の花が終わる頃だった。
湖畔から望む男体山はとても端正な姿だ。
二日目(18日)早朝の男体山と白根山
日光白根山(2578m)
こちらの山林にはツツジの仲間が多く咲いていた。
シロヤシオ(ゴヨウツツジ)
トウゴクミツバツツジ
(右上)アズマシャクナゲ
アズマシャクナゲ
キバナウツギ
湖畔の広葉樹は今が新緑の盛り、針葉樹とのコントラストも素晴らしかった。
針葉樹はウラジロモミだろうか。
戦場ヶ原には17日の昼過ぎと18日の朝の二回行っているが、
本頁では17日の眺めを。
奥日光北西側から。左は温泉ヶ岳(2333m)、右の三つのピークは三岳だろうか。
群馬県境に聳える温泉ヶ岳(2333m)
奥日光東側に連なる兄弟火山。左から山王帽子山、太郎山、小真名子山、大真名子山。
山王帽子山(2077m)と太郎山(2368m)
太郎山(2368m)
小真名子山(2323m)と大真名子山(2376m)。あいだに見えるピークは帝釈山だろうか。
ここから見る男体山は笠を伏せたような姿だ。
戦場ヶ原は尾瀬や上高地と並んで子供の頃から憧れていた高原だ。
尾瀬は学生時代と新婚時代に数回、上高地は30歳台の終わりに一回だけ行っているが、
此処は60歳の爺さんになって初めて到達した。
標高は尾瀬ヶ原とほぼ同じ1400m、広さも同じくらいだが、乾燥化が進んでおり、雰囲気はかなり違う。
林の中は明るく、丈の低い笹(ミヤコザサ)でびっしりと被われていた。
今の時期、花はほとんど咲いてなかった。
ヤマウグイスカグラだろうか。
(右上)天然のカラマツ
カラマツの新緑
「3」へ続く。