モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

初秋の鳥海山・滝の小屋から。前編。(2020年9月7日)

2020-09-14 | 鳥海山/南面

9月7日は約半月ぶりに鳥海山に行った(前回はこちら)。
今回は南側の滝の小屋コースを辿り、久々に山頂まで(と言っても七高山まで)。
今年は鳥海山にはもう四回も来ているが、いずれも花の撮影がメインなので途中の御田ヶ原や千畳ヶ原止まり、
山頂まで行ってなかった。

この日、下界(秋田市や酒田市など)は晴れて猛暑日との予報。そのため、少しでも涼しいうちにと、未明に自宅を出発。
象潟インターを下りたら、南天にオリオン座が架かっていた。スズムシらしき虫の音を聞き、季節の推移を実感。
その後、一般道を走り、登山口の滝の小屋駐車場手前で日の出になった。


滝の小屋駐車場手前で見た東側の朝焼け



朝日を浴びた鳥海山。




月山もよく見えた。




今回の非合法マップ



登山口駐車場にて、柿の種号。                                                                         約20分歩いて滝の小屋。

 



滝の小屋から登ると初めにしんどいのは八丁坂の登りだ。
ここでは標高1300mから1500mくらいまで一気に200mの標高差を稼ぐ。

既に森林帯を抜けており、見晴らしはとてもいいのだが、日差しを遮るものが無いので暑い日は過酷な場所だ。
おまけに登山道は鉾立コースのように舗装?されておらず、岩がゴロゴロしていて歩きにくい。
夏場はハクサンシャジンやトウゲブキなど花が咲き乱れるが、今回、花はほとんど終わっていた。

八丁坂の登り




ミヤマアキノキリンソウの残花




庄内平野の眺めが素晴らしい。




ヤマハハコの残花                                                                                       まだ登りは続く。

 



鳥海山本体が見えるようになったら、




八丁坂はストンと終わる。渓流の音がして、この先は急に平らになる。


河原宿で見た花。

エゾオヤマリンドウ                          紅いのにシロバナトウウチソウ
 



河原宿の先から眺めた鳥海山




河原宿から先は河原のようなところをしばらく歩く。大きな石がゴロゴロしているので歩きにくい。

これは雪渓が消退した跡地だ。
途中、心字雪の末端を掠める。
雪渓はだいぶ小さくなっていたが、早ければ来月には雪が降るので、越年するものもあるようだ。


雪渓の端を掠める。



雪渓跡地で見た花たち。

イワイチョウ                                                                                           
ミヤマリンドウ
 


ハクサンボウフウ



チョウカイアザミ                                                                                       ミヤマキンバイ

 



来し方を振り返る。


河原宿の小屋跡、遠く月山や朝日連峰を望む。




今日は酒田港の遥か沖合にぼんやりと佐渡島も見えた。




薊坂が近づくと、外輪山が迫って来る。この岩峰は仙ヶ洞と言うらしい。




薊坂の手前、最後の雪渓付近でちょっと珍しい花に遭遇した。ヒメクワガタというオオバコ科の小さな地味な花。

花色は白で、コバルトブルーの個体もあった。
鳥海山をはじめとした日本海側の高山に分布すると聞いているが、なかなか出逢えないでいた。
個人的には30数年前、同じ鳥海山の祓川コースでしょぼい株を一度見たきりだった(こちらの頁に掲載)。
その後はいくら探しても見つからなかった。
自分にとってはまぼろしの植物になりかけていたが、
今回、再会した。
しかもここにはうじゃうじゃ生えていた。近くで咲いていた他の花も合わせて。



ヒメクワガタ




ヒメクワガタの大株




アオノツガザクラと一緒。




キバナノコマノツメと一緒                       ミヤマコウゾリナ

 



ここにはウサギギクも多かった。




薊坂入口から庄内平野を見下ろす。




後編」に続く。


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