熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

違和感のある"落下傘候補"

2012-12-05 16:19:42 | 日常の出来事・雑感
衆院選の立候補者が出揃った。
自分の選挙区ではどのような人物が立候補したのか選挙ポスターを眺めたところ、民主、自民は毎回議席を争ってきたいつもの顔ぶれ。

そして、その横に並んでいた第3極と言われる某政党の立候補者は当選挙区は勿論、県とも全く縁もゆかりもない他県選出の元国会議員、いわゆる落下傘候補というやつである。

おまけに、その候補者たるや、現職中に不倫が発覚、その他にも国会議員としては相応しくないパフォーマンスが批難を浴び、離党するしないの騒ぎに発展、ワイドショーや週刊誌でも話題になった人物。
「当選挙区を馬鹿にしているのか」と言うのがポスターを目にした時の偽らざる気持ちである。

落下傘候補を立てる目的としては、知名度の高い党の有力幹部やタレントなどを擁立するケースと、党の事情による配置換えなどのケースが多いらしく、今回は後者の事情のようだが、当人の地元では評判が悪過ぎて当選見込みが薄いと判断しての鞍替えとも考えられる。

そもそも、その地域のことを分かっていない落下傘候補は如何なものだろうか。それとも、特殊な事情を抱えていない地域に於いては、立候補者は誰でも務まると言うことなのか。

いずれにしても、選挙区とは縁もゆかりも無い人物の立候補には違和感があるし、品位に欠ける人物では尚更である。

因みに、イギリスやアメリカでも落下傘候補は認められているようだが、アメリカでは3ヶ月以上住民でなければ立候補できないらしい。
日本も何らかの基準があっても良いように思える。

コメント
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