熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

宿予約サイトの口コミ評価、その信ぴょう性は?

2019-06-26 09:07:31 | 海外旅行
今回のヨーロッパ旅行で滞在した宿は18カ所、予約は全てBooking.com。
以前は他に幾つかの海外予約サイトを併用していましたが、Booking.comは宿情報が充実している事などから、今はBooking.comのみ。

宿を選ぶ際、最重要視しているのは口コミ評価点数。まずは点数8以上で候補を絞り込んでいます。
今回滞在した18カ所の宿も全て口コミ評価8以上だったのですが、中にはこれで8以上?と評価点数を疑ってしまう宿も。
特に、評価点数と実際泊まってみてギャップを感じたのは、個人や家族経営のB&Bや小規模の宿。

個人や家族経営となるとオーナーと顔を合わせる事になり、どうしても悪い点数を付けづらく、評価が甘くなってしまう。
若しくは、悪い点数を付けるのは気が引けるので評価を止めてしまう人が多く、結果として甘い点数が多くなり、平均値を押し上げてしまう・・と言った構図でしょうか。
特にオーナーが親切でフレンドリーだったら、少々設備が古くても、ベッドの寝心地が悪くても評価しにくくなるのが人情。

もう一つの背景は、宿の規模に関係なく言えますが、一人一人の価値観や捉え方の違い。

ある宿の口コミ評価に、「閑静な住宅地にあって静かな立地場所、豆から挽いて出されたコーヒーは生まれて初めて飲む美味しさ・・」とべた褒めの投稿がありましたが、宿の前はトラムが走る大通りでとても”閑静な住宅地”とは言い難い立地場所(部屋は静かでしたが)、コーヒーはどこにでもあるコーヒーマシンで作るコーヒーで可もなく不可もなし。今までまずいインスタントコーヒーしか飲んだことが無かったの・・なんて考えたりします。
因みに、この方の評価点数は9.6、滞在後の私の評価は7.9、平均値は8.6。

評価は、宿にお礼を述べる場ではないので、もっと客観的に評価しないとこれから泊まる人をミスリードし兼ねません。

滞在した宿18カ所中、評価点数とのギャップを感じた宿は4カ所ほどであることを考えると、評価点数はそこそこ実態を反映しているように思いますが、5軒中1軒程度の外れがあることを想定しておく必要があるように感じました。

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海外でのATMキャッシングの落とし穴~お金が出ないのに利用明細には

2019-06-22 16:40:13 | 海外旅行
クレジットカードがあれば日本出発時、わざわざ高い手数料を払ってまで円を外貨に交換する必要は無く、現地に着いてから飛行場、または街にあるATMで都度キャッシングすればレートも良く、手数料も僅かで済みます。そもそもどの先進国も日本以上にカード利用が進んでいて、必要最低限の現金を所持していれば、十分です。

ただ、時たま多額の現金が必要になることも。
今回のケースでは、ロッテルダムの宿泊料が現金払いなら5%安くなると聞き、そうすることに。
宿代約300ユーロ、ついでに300ユーロを加え合計600ユーロ(約7万3千円相当)のキャッシングです。

ロッテルダム駅構内にATMを見つけ、額を指定してPINコードを入力、OKボタンを押したのに現金が出てきません。表示はオランダ語でモニターに表示されている内容は不明。カードが戻ってきたので再度、試そうとすると今度はカード自体がrejectされる始末。
ATMは無人機で周囲には誰もおらず、問い合わせる窓口は見当たらず。

てっきりATMのトラブルでキャッシング自体が受け付けられなかったのだろうと安易に考えたのが間違いのもと。
帰国してカードの利用明細を確認すると、しっかりと600ユーロ相当額が計上されていました。

早速、カード会社に電話、状況を伝えたものの、調査に数ヵ月要する、仮に現地から出金確認があると補償することは出来ない、とのこと。お金が出てこなかった事は証明のしようが無く、カード会社の結論を待つしかありません。

カード社会故にATMの設置台数も多く、中には故障しているATMもあるようで、今回は運悪く故障中のATMに当たってしまいました。

海外でATMキャッシングする時の注意事項;

1.一回の引き出し額はなるべく少額に留める。100ユーロ程度なら諦めもつきます。
2.無人のATMはなるべく避ける。何か起こってもクレームできません。出来れば銀行建物に設置されたATMで、利用は銀行の営業時間内とする。何かあれば銀行関係者を呼ぶことが出来ます。

後は、極力カード払いにしてキャッシングはなるべく行わない。コーヒー一杯、僅か2,3ユーロですらカード払いの社会です。

海外でATMキャッシングを考えている方は気を付けて下さい。


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フランスでの高速料金の支払い方

2019-06-20 11:46:26 | 海外旅行
ヨーロッパの高速道路は基本的に無料だと思っていましたが、フランスに限っては有料区間の方が多く、それも複数の会社が運営していることもあってか、頻繁に料金所PEAGEを通過します。

この先、料金所有りの標識。
”t”の表示は日本のETC、その他に現金とカード払いができることを示しており、全ての料金所でこの3つの支払いが可能。


因みに、高速に入る時は、発券マークの標識が手前に設置されている場所と、距離に関係なく定額料金の区間では何も設置されておらず、いきなり料金所が現れることも。

料金所は支払方法によりゲートが分かれており、レンタカーの場合は普通、ETCが使えないので現金かクレジットカードの表示があるゲートを通過します。


右はETC車専用ゲートで上の30は通過速度。
間違って入ると一応ヘルプボタンはあるものの、なかなか英語が通じないフランス、後続車があると一大事。
左はETCとカード専用ゲート


緑の矢印は、現金・カード両方可能であり、”t”も表示されていることから、ETCを含めすべての支払い方法に対応したゲートを意味します。


料金徴収機。
高速の運営会社によっては、特定のクレジットカードが使えない場合もあるとかで、全て現金で支払いました。おつりもちゃんと出ます。




ヨーロッパは国を跨いで高速が繋がっていることもあるのか、ETC搭載車は少なく、多くの車が現金やクレジットで精算しているのは意外でした。

因みに、料金は日本の半分以下、片側3車線で最高速度130キロ。
大型トラックやトレーラーは110キロで右車線を走る決まりになっていて、安全面でも日本より進んでいます。

参考までに、こちらは今回の旅の相棒、トヨタのヴィッツ・ハイブリッド(オートマ)。
一般道を含め時速70~80キロ以上と高速域での走行が殆どのヨーロッパ、EVモードになることはほぼ皆無でガソリンエンジン車と変わらず。ヨーロッパでハイブリッド車が普及しないのもうなづけます。


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ヨーロッパ旅行記~帰り支度

2019-06-19 17:54:29 | 海外旅行
フランス・ストラスブールから帰国便の出発地アムステルダムまで約700キロ。
途中、ベルギーのデュルビュイと言う小さな村で一泊、翌日はクレラーミュラー美術館に近いアーネムで一泊し無事アムステルダムに到着しました。

デュルビュイは「世界で一番小さな町」としてギネスブックに登録されているとのことで、さぞかしひっそりした町かと思いきや、着いてみると日曜日という事もあって大勢の観光客で大賑わい。
ただこの喧騒は週末だけで、翌日月曜には嘘のように静かな町になっていました。


町で一番高い貴族の館と小さな教会


全ての建物は石造り




40年近く前のBMW、未だ現役。石畳も歴史を感じさせます。


肉屋の中を覗き込む豚(勿論、置物)


町外れにある巨岩。この一帯には露出した巨岩が点在しているようです。


高台にある展望台からは町全体を一望。
因みに、展望台の周囲は柵に囲まれていて観光ミニトレインに乗らないと拝めません。


デュルビュイを発って次はアーネムまで360キロ。
町は特に見所はないので宿で休養して、翌日クレラーミュラー美術館へ。


アムステルダムのゴッホ美術館に次いでゴッホの作品を多く所蔵する美術館で、テレビや雑誌でしか目にしたことのなかった有名作品が展示されています。


「アルルの跳ね橋」


「夜のカフェテラス」


クレラーミュラー美術館でゴッホの作品を鑑賞して、約1か月間のオランダ・ベルギー・フランスの旅を終えました。
ブラッセルで車を借りてアムステルダムまで3900キロ、細くて一方通行の多い旧市街の通り抜けなど緊張する場面もありましたが、殆どは高速道での走行、快適なドライブ旅でした。



コメント (2)
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ヨーロッパ旅行記~フランス編(ストラスブール)

2019-06-18 05:17:38 | 海外旅行
ジヴェルニーを皮切りにフランス国内を反時計方向に18日間かけてほぼ一周したフランス・ドライブ旅も、ストラスブールが最後になりました。

ドイツとの国境まで僅かな距離にあるため、アルザスの他の町と同様、木組みの家に代表されるように、ここがフランスかと思ってしまうほど、ドイツの香りがする町です。

イル川が4つの支流に分かれる「プティット・フランス」と呼ばれる一帯は、木組みの家が多く残っており、一番の人気スポット。






市街の中で一際目立つ大きな「ノートルダム大聖堂」
12世紀に建設を始め、完成するまで何と250年。
尖塔の高さは142m、中世に建てられたものとしては最高だそうです。


扉の周囲は繊細な彫刻の装飾




内部のステンドグラスも見事。




からくり人形付きの天文時計、13~14世紀製造。


大聖堂を出て旧市街を散策、カフェやファッション類の店など軒を連ねています。

出入り口を塞ぐ看板犬?かなり退屈そう。


曜日に関係なくどこも観光地は人で溢れています。


フランスの昔ながらの焼き菓子パンデピス。
フランス国内でもアルザスのパンデピスはクッキー風で美味しいと評判なので、専門店「ミレイユ・オスター」でお買い上げ。


フルーツやナッツ類を加えた10種類ほどのパンデピス、甘党にはたまりません。



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