熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

霧ヶ峰高原ハイキング

2013-05-30 11:06:36 | アウトドア
先日、八島ヶ原湿原を起点に霧ヶ峰高原ハイキングを楽しんで来た。
八島山荘前の駐車場に車を止め八島ヶ原湿原~蝶々深山~車山肩~八島ヶ原湿原に戻る一周コース。途中緩やかな上りがあるだけでのんびりと1日散策を楽しむことができる。


八島ヶ原湿原は、釧路湿原や尾瀬ヶ原湿原と並び日本を代表する「高層湿原」の一つで、冷涼な気候や貧栄養など厳しい自然環境によりミズゴケや植物の分解が進まずに泥炭となり堆積することで形成されるそうだ。
ここ八島ヶ原湿原の泥炭層の厚さは8m近くとサロベツ湿原に次いで2番目に厚く、湿原が形成され始めて12,000年が経過しているそうだ。

八島ヶ原湿原に立ち入ると目の前に八島ヶ池が広がる。


開花間近のグミの木??
この木に限らず植物の開花には少し早過ぎたようで、花を楽しむなら6月中旬以降が良いようだ。


八島ヶ池から10分ほどで鎌ヶ池に到着。


ここから車山方面を目指す。緩やかな上り道を30分ほど歩くと物見岩(標高1792m)に到着、ここで小休止。この日は生憎雲が多く視界は良くない。


ホオアカ(?)


鳴き声を良く耳にするカッコー。
新緑が芽吹き始める前の今は野鳥を見つけやすい。


霧ケ峰高原の夏鳥を代表する渡り鳥、ノビタキ


蝶々深山(標高1836m)を通過して車山湿原を右手に眺めながら車山肩方面へ。
車山山頂(標高1925m)経由のコースもあるが、この日は見晴らしが良く無さそうなのでパス。


美ヶ原高原と同じように霧ケ峰高原でも鹿による植物の食害防止策がとられていた。


鳥の巣と見間違いそうな寄生植物。


生憎植物の開花時期には少々早過ぎたが、平日とあって人影はまばら、4時間ほどのんびりハイキングを満喫することができた。

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青鬼集落の棚田と北アルプスの眺め

2013-05-14 07:33:54 | 国内旅行
棚田の向こうに雄大な北アルプスの景色を望むことのできる山村集落の青鬼地区。
伝統的な造りの家屋や棚田等農地や石垣などを含め「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている。
兼ねてより一度訪れたいと思っていた所だが、行くなら北アルプスに雪が残っているこの時期に限る。というわけで、昨日は天気も良く出掛けて来た。

14戸ある民家は江戸時代末期以降に建てられたものとか。
昔は茅葺屋根だったそうだが、今は全て鉄板屋根に変わっている。




棚田と冠雪の北アルプスの絶景。棚田は日本の棚田百選にも選ばれている。




集落の中心部から石段を登って行くと青鬼神社がある。
今の神社は明治時代に建てられたものだが、神社の創始は800年代と言い伝えられている。


青鬼集落の手前、姫川第二ダム付近で、北アルプスを背景にたまたま通りかかった電車を撮影。


帰る途中、大出吊橋付近の絶景スポットに立ち寄った。


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クラインガルテン滞在記~パークボランティア講習会

2013-05-13 12:24:28 | クラインガルテン生活
クラインガルテン滞在中、何か自然保護活動に携わりたいと考えていたが、クラインガルテンから車で一時間ほどの場所にある美ヶ原高原でボランティアを募集していることを知り、参加することにした。昨日は、そのボランティア講習会の日。

前日の雨も上がって朝から晴天に恵まれ、水が張られた田んぼに北アルプスの山並が映っていた。この光景を身近に見られるところも緑ヶ丘クラインガルテンの魅力の一つ。


美ヶ原林道に入り高度を上げていくと視界が開け、南アルプス~中央アルプス~北アルプスの山々を一望することができた。


クラインガルテンから車で約1時間、講習会の会場となる美ヶ原自然保護センターに到着。
活動内容など説明を受けた後は参加者全員で王ヶ頭~王ヶ鼻と周辺散策を楽しんだ。


ボランティアの主な活動は、ササ刈り、自然観察会の手伝い、ゴミ拾いなど清掃活動や外来植物の駆除など。ボランティアを対象とした高山植物などに関する研修会も計画されている。

一方、高原や山岳地域で問題となっているのが増え過ぎた鹿による樹木や植物への被害。ご他聞に漏れず、美ヶ原高原でも鹿による被害に悩まされている。
更には生い茂ったササにより、咲き誇っていた草花が姿を消しつつあるとのこと。
放牧、草刈、野焼きなど人間の営みが途絶えると、亜高山帯の高原は将来森林化してしまう運命にあるらしい。
高原の景観と生態系を維持するのに人間の営みが欠かせないとは意外だ。自然破壊の元凶は人間活動によるケースが多いのだが。

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庭の水栓を移動

2013-05-08 22:03:09 | DIY
以前DIYで玄関先に洗車用水栓を設置したが、場所的に見栄えが良くないので敷地内に移動させることにした。
塩ビパイプを使って所定の場所に移動。


防腐処理済みの木材を使いパイプカバーを製作。



パイプカバーを塗装後、塩ビパイプに取り付け、地面下部分とパイプカバー内部にセメント流し込み、パイプカバーの上蓋をして完成。
蛇口がありきたりなのでその内ガーデニング用の製品に交換予定。
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大型フラワーコンテナの製作

2013-05-03 16:34:34 | 
玄関脇にモッコウバラを這わす計画だが、一面コンクリートなのでコンテナに植えるしかないが、市販の製品は多きいものでも40L程度で根が張ってくると狭すぎる。そこで自作することにした。容量は約100L。
使用した材料は防腐処理済みの1x3と1x4の木材。

まずは1x3を2枚ずつ張り付けて脚を4本製作。


これにカットした1x4を張り付ける。


底部には曲げ加工済みの塩ビ製波板を使用。これに水抜き用の穴を開ける。




波板が土の重みに耐えられるよう底部を木材で補強。


側板は内部をビニールで覆って直接土が触れないようにした。防腐処理がされていても、長い間土に触れていると腐るのは時間の問題。培養土の入っていたビニールを再利用。


ステン塗料を塗って完成。幅70cm、奥行35cm、高さ62cm。


モッコウバラを二株植えたが、生育するとこの大きさでもちょっときついかも知れない。



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