熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

那須高原 「藤城清治美術館」に行ってきました。

2014-01-26 20:03:40 | 国内旅行
昨日、大丸温泉旅館をチェックアウトした後、那須高原に昨年オープンしたばかりの「藤城清治美術館」を訪れました。
海外でも個展を開くなど有名な影絵作家で、かえるのキャラクター「ケロヨン」の原作者としても知られる藤城清治氏は現在89歳。長年の創作活動の集大成として開館した美術館で、若い時の作品から現在に至るまで時系列的に代表作が展示されています。

アトリエで創作活動中の藤城清治氏。影絵は緻密な作業の連続で集中力は勿論、眼も酷使する作業。89歳と高齢ながらも現役作家であることに頭が下がります。(パンフレットより転写)


美術館入口、因みに入館料は1500円也。
入口扉には猫の漫画が描かれています。猫は、同氏が若い頃、良く描いた対象物の一つとかで、敷地内には猫のオブジェも目にします。




敷地内に建つ小さな教会。将来、ウエディングを受け付ける予定とか。
窓は、同氏デザインによるステンドグラス。




美術館の全景。複数の平屋の建物から構成されています。


下の画像はパンプレット等から転写した展示作品の一部です。どれも影絵とは思えないほど色鮮やかで表現が豊か、メルヘンの世界に引き込まれそうな作品でした。(館内は撮影禁止)








陸前高田の奇跡の一本松。
東日本大震災の被災地を訪れ、目にした光景が作品として幾つか展示されていました。


美術館のオープンに合わせ完成させた渾身の大作でタイトルは「魔法の森に燃える再生の炎」
幅6mもある大きな作品で、影絵とは思えない迫力で見る者を圧倒します。


那須に行かれた際は、藤城清治美術館に足を運んでみては如何ですか。鮮やかな色使いと緻密な作品に感動すること請け合いです。

コメント (2)
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奥那須の温泉宿 「大丸温泉旅館」に宿泊

2014-01-25 22:12:41 | 国内旅行
今年初めての旅行先は、自宅のある千葉県から比較的アクセスの良い那須に決定、昨日から一泊で出掛けて来ました。
滞在した宿は、日本秘湯を守る会・会員宿「大丸温泉旅館」

東北道・那須ICで降り、レストランや土産物店など立ち寄りポイントが点在する国道17号を那須岳方面に30分ほど走り、那須温泉ファミリースキー場前を通過して直ぐの場所、茶臼岳の麓にある。標高は1300mと高い。


建物はかなり年数が経っているものの、適宜リフォームされているようで、小奇麗に維持されている。
受付前のロビー。新聞が置かれておりコーヒー(有料)が飲める。


館内は純和風




部屋からの眺め。建物自体、やや下がった場所にあるため、眺めはあまり期待できない。


開湯は200年以上前に遡る歴史ある源泉で那須御用邸にも引湯されているとか。
泉質はメタケイ酸(H2SiO3)を多く含む単純泉で無色透明、無臭。
源泉かけ流しだが、70度と高温なため、冬の寒い時期でも露天でさえ40度前後と快適だった。

雪景色を眺めながらの露天風呂は格別だった。ただ、別館の直下にあり、反対側は高台になっているため、いささか開放感に欠ける。
混浴露天では男女とも、タオルを使用。


内湯も丁度良い湯温に保たれていた。


この宿で一番気に入ったのが食事。
地場の食材を活かした会席料理が基本だが、一品一品手がこんでいて見た目綺麗なだけでなく、味付けを抑えながら素材そのものの旨みを活かした内容だった。
      

こちらは朝食。
朝食とは思えないほど、こちらも手が込んでいた。小鉢の一つ一つが更に彩を添える。


建物の古さは否めないが、料理の良さに加えスタッフの対応など満足の行く宿でした。じゃらんnetのクチコミ評価は4.7と高かったが、それだけの評価が頷けました。


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