熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

クラインガルテン生活は終えることに

2013-10-27 15:50:51 | クラインガルテン生活
松本市郊外の自然豊かな環境にある緑ヶ丘クラインガルテン、昨年6月より利用を開始したが今年度限りで更新しないことにした。

幾つか理由はあるが、最大の理由は”遠距離家庭菜園”の難しさ。
千葉県内の自宅からの距離は240キロ、高速を目一杯使っても4時間半を要するうえ、交通費もETC割引を使っても往復1万円を超える。
頻繁に通うには限界があり、毎週末と言う訳には行かない。昨年は初めての年と言う事もあり、訪問頻度は多い方だったが、それでも何かと用事があったりして、平均10日~2週間おきの訪問になった。
ところが、成育期に入った野菜を2週間も放置するとわき芽は伸び放題、収穫期を向かえた野菜は巨大化したり、固くなったりとかなりの野菜を捨てるはめになった。

一方、訪問する毎、なるべく長く一週間以上滞在することにしていたが、悩みの種は収穫野菜の使い道である。
一人での滞在だったため収穫野菜を消費するには限界がある。かと言って1週間以上冷蔵庫に保管し持ち帰るのでは、採れたて野菜の新鮮さも失われてしまう。クール宅急便で送るほどの物・量ではない。
と言う訳で240キロ離れた遠隔地での野菜作りに限界を感じた次第である。

一方、野菜作りに限界を感じつつも、北アルプスへのアクセスが良い緑ヶ丘クラインガルテンは、山歩きを趣味とする自分にとってはアウトドアの拠点としての魅力もある。
ただ、年間利用料39万円(区画により異なる)に水道光熱費(月平均5千円)を加味すると1年間の支出は最低約45万円、登山の頻度を考えるとそこまでして、と言う気持ちになる
更に、冬場の厳しい寒さを考えると利用期間は8ヶ月前後と短く、月々の利用料に換算すると実質約6万円と結構な額になる。
果たして、この金額に見合う利用をしているかどうか考えた末、止めることにした。

以上、幾つかの理由でクラインガルテン生活は2年弱で終えることにした。
利用契約が終了する来年3月までに一通り揃えた生活家電品など処分しなくてはならない。

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接ぎ木苗は、まめな管理が重要!

2013-08-12 06:52:32 | クラインガルテン生活
3週間ぶりに訪れたクラインガルテンの畑は、伸び放題の雑草とカボチャのツルで見るも無残な“荒地”と化していたが、2日間作業した結果、一応畑らしい姿を取り戻した。
ところで芝生にまで進出していたカボチャだが、ツルを辿って行くとメロンに行き着いた
左側に伸びているツルがカボチャ、右側はメロンのツル。


ツルに成っていた3個ものカボチャ、大きいものは直径20cm近くある。


肝心のメロンだが、実を数個付けているものの未だ小さい。カボチャにかなりの栄養分を取られてしまったことだろう。
早速、カボチャのツルを切除したが、果たして美味しいメロンが収穫できるかどうか??

接ぎ木苗は病気に強く、育て易いことから家庭菜園に向いていると言われるが、伸びてくる台木の脇芽をちゃんと摘み取らないと今回のような事になる。家庭菜園2年目にして学んだ教訓である。

最後に、この夏初めて収穫らしい収穫を行った。因みにカボチャは専用株から収穫したもの。


スイカは2株植えているが他に2個実を付けているだけ。雑草に覆われていたため昆虫の目に止まらず、受粉がうまく行かなかったのか?
枝豆は実の入りが良くないので撤去。土作りが良くなかったのか、元々発芽率が極端に悪かった。

採れ過ぎて困った昨年の反省を踏まえ、今年は野菜の種類と株数を減らしたこともあり、これから収穫を向かえる野菜は、メロンとスイカくらい、それも数は期待できそうにない。


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3週間ぶりにクラインガルテンを訪れてみると

2013-08-06 12:22:35 | クラインガルテン生活
想像してはいたが、そこは「耕作放棄地」状態。
雑草がはびこり、どこに野菜があるのか分からない。雑草の成長力の凄さに改めて驚く。


雑草の成長力もさることながらカボチャのつるも伸びが早い。
芝生のところまでつるが伸び、実を付けていた。ただこのカボチャ、植えた記憶が無い。キュウリの台木から伸びていることも考えられる。その場合はまずいので廃棄するしかない。


枝豆の脇から伸びていたつるに成っていた30cm近くあるウリ状の物体。どこからか種が紛れ込んで来たのだろう。
試食してみるとキュウリをやや固くした感じ。食べられなくもないが無理して食べるほどでもないので廃棄。


野菜に負けずと1mほどだったヒマワリが僅か3週間の間に2m以上に生長し、開花していた。


ログハウスの壁には20匹近くの蜂が巣作りに精出していた。
火であぶって蜂を追い払い、巣を撤去。ただ、この蜂たちが受粉に一役買ってくれている種類だとすると、ちょっと申し訳ない。


取りあえず、昨日は刈払い機で建物周囲の雑草を刈り取った。畑の中はつるがあちらこちらに伸びているので順次手作業を行わなくてはならない。
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クラインガルテン滞在記~18日ぶりに訪れた畑は・・

2013-06-20 13:45:16 | クラインガルテン生活
6月2日に緑ヶ丘クラインガルテンを後にして以来、暫く自宅を留守にできなかったため、今日は18日ぶりのクラインガルテン訪問となった。
気になっていた畑だが、僅か18日間空けただけで一面雑草だらけ。
前回ここを離れる際、ひと通り雑草は取って行ったのだが。雑草の生命力に改めて感心。
手作業では追いつかないので、後日刈払機で刈り取る予定。


今回訪問時支柱を立て、枝を誘引するつもりでいたトマトは時既に遅しで伸び過ぎて枝同士からみあっている状態。


そして、今年初挑戦のズッキーニ。アブラムシがついていてどの葉も見るも無残な姿。
無農薬栽培なのである程度は目をつぶるとしても、このままでは収穫を望めそうにない。アブラムシ対策が課題。


昨年秋に植えたイチゴはと言えば、付けていた実の大半が無くなっていた。虫に食べられたのか。僅かに残っていてもこのような状態で収穫はゼロ。楽しみにしていたのだが。


インゲンと枝豆は種から育てているが、発芽率が悪く未だ半分も発芽していない。
土のせいなのか、種を植えた後暫く雨が降らなかったせいか、原因は不明。


スイカ、ナス、プリンスメロン、カボチャは何とか順調のようだ。
それにしても、18日間はあけ過ぎた。せめても10日以内を目処に訪れたいのだが、自宅から230キロ、時間を考えると思うようにならない。

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クラインガルテン滞在記~パークボランティア講習会

2013-05-13 12:24:28 | クラインガルテン生活
クラインガルテン滞在中、何か自然保護活動に携わりたいと考えていたが、クラインガルテンから車で一時間ほどの場所にある美ヶ原高原でボランティアを募集していることを知り、参加することにした。昨日は、そのボランティア講習会の日。

前日の雨も上がって朝から晴天に恵まれ、水が張られた田んぼに北アルプスの山並が映っていた。この光景を身近に見られるところも緑ヶ丘クラインガルテンの魅力の一つ。


美ヶ原林道に入り高度を上げていくと視界が開け、南アルプス~中央アルプス~北アルプスの山々を一望することができた。


クラインガルテンから車で約1時間、講習会の会場となる美ヶ原自然保護センターに到着。
活動内容など説明を受けた後は参加者全員で王ヶ頭~王ヶ鼻と周辺散策を楽しんだ。


ボランティアの主な活動は、ササ刈り、自然観察会の手伝い、ゴミ拾いなど清掃活動や外来植物の駆除など。ボランティアを対象とした高山植物などに関する研修会も計画されている。

一方、高原や山岳地域で問題となっているのが増え過ぎた鹿による樹木や植物への被害。ご他聞に漏れず、美ヶ原高原でも鹿による被害に悩まされている。
更には生い茂ったササにより、咲き誇っていた草花が姿を消しつつあるとのこと。
放牧、草刈、野焼きなど人間の営みが途絶えると、亜高山帯の高原は将来森林化してしまう運命にあるらしい。
高原の景観と生態系を維持するのに人間の営みが欠かせないとは意外だ。自然破壊の元凶は人間活動によるケースが多いのだが。

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