熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

大晦日の食卓

2012-12-31 14:26:24 | 男の手料理
大晦日の今晩は息子夫婦を交えてのホームパーティ。
メニューは何にするか迷った末、我が家では人気の、且つ手間がかからない手巻き寿司に決めた。
中に巻き込む具材は刺身パックを使用。一品ごと買い揃えるとどうしても量が多くなるのでこのパックは重宝する。足りない具材だけ買い足し、卵焼きを作るだけ。
準備は実に簡単なうえ、おしゃべりしながら各自好きな具材を使い自分で手巻き寿司を作るのもちょっとした楽しみである。



オードブルは、フランスパンにガーリックバターを塗り、軽くトーストしたうえ、タルタルソースとツナとカマンベールチーズをトッピング。


食後のデザートは昨晩作って冷蔵庫で冷やしておいたチーズケーキ。


大晦日といっても、紅白歌合戦はこの何十年間観たことはないし、年越しそばも食べないので、夕食にちょっと贅沢した以外、普段の夜と何も変わらない。 
時代が変われば、昔からの風習や週間も次第に影が薄れて行き、特別な日と言う思いはますますしなくなって行くことだろう。 特に元旦から営業するスーパーが現れた頃からその傾向を強く感じる。
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リタイア後の海外移住、良い話ばかりではない

2012-12-30 08:40:53 | 日常の出来事・雑感
7,8年くらい前からだろうか、リタイアを機にタイ、マレーシア、フィリピンといった東南アジアの国々に移住した熟年夫婦が時々テレビで取り上げられるようになった。
物価が安いので年金だけで十分暮らしていけると語っていた。人件費も安いので、中にはメードを雇って毎日のようにゴルフに明け暮れる夫婦も登場していた。
お金にある程度の余裕があって、夫婦元気に暮らしていける限り、年中暖かい国で老後を過ごすことはさぞかし楽しいに違いない。

ところが、先日テレビで取り上げられていた悲惨な例は、移住先で病気になったり介護が必要になったケース。中には介護費用が安いからと、介護を受ける目的で移住する高齢者もいるようだ。

長期滞在となれば、住民票を海外に移すのが一般的。そうすると日本の健康保険が使えなくなり医療費は全額自己負担、大病しようものなら多額の出費を余儀なくされる。
日本人を受け入れる介護施設があっても、日本語のできるスタッフがいなくて意思疎通ができない。 
日本に戻りたくても、自宅を処分して移住したため戻る場所がない。
それに、移住した頃に比べ物価や人件費も上昇しているそうだ。

今は元気でも将来大病を患ったり、介護が必要になった時のことを考えておかないと大変なことになる。特に、全財産を投げ打っての海外移住はちょっと無謀過ぎる。

やはり日本人である以上、いくらこの国が住みにくくとも、元気なうちに日本に戻り、日本で最期を向かえるのがベストな選択と言うことだろう。
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シートベルトの取り締まり

2012-12-29 11:17:18 | 日常の出来事・雑感
最近自宅周辺でシートベルト装着義務違反の取り締まり風景を良く見かける。
二人の警官が何十メートルか間をおき、物陰に隠れての取り締まり、なんとなく違和感がある。

そもそもシートベルト違反は歩行者に危害を与えるものではないし、自己責任。 それに、今時シートベルトをしないドライバーや助手席に座る人は希だろう。

そんな事よりも他に取り締まって貰いたい事があると考える人は多いのではないだろうか。
例えば、危険なスピード違反、迷惑な違法駐車、赤信号に変わり際、強引に通り抜けようとする車、危険極まりない無灯火の自転車もそうだ。
話は変わるが、どこの警察署だったか、忙しいからとストーカー被害者への対応が不十分だった為、殺人事件にまで発展したケースもあった。

シートベルト装着義務違反は軽妙な違反として反則金は無く1点減点されるだけ。
反則金の無いシートベルトの取り締まりが頻繁に行われていることはちょと意外だが、逆に反則金を伴わず、準備いらずで簡単に取り締まれるので良く行われるのか。
検挙率を上げるためといった穿った見方をする人もいるようだが、まさかそれはないだろう。

あくまでも衝突事故時の死亡率低減を目的に行われているのだろうが、その他の違反行為に対する取り締まり状況を考えると、ついつい疑問が湧いてくる。
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マックの 「60秒サービス」

2012-12-28 09:33:01 | 日常の出来事・雑感
外出先で無線LANを使いたい時など時々マックを利用しているが、昨日都内のマックでコーヒーを注文すると、レジのスタッフが円筒形の容器を逆さまにし、そこに貼られていた数字を私の番号だと言う。

何のことやら最初分からなかったが、暫くして商品を差し出された際、「60秒以内なので無料コーヒー券をどうぞ」と言われて分かった。
この円筒形の物は60秒の砂時計で、番号はお客を判別するためのものだった。


注文を受けて商品提供まで60秒を超えるとハンバーガーの無料券、60秒以内ならコーヒーの無料券が貰える「60秒サービス」と言う最近始められたサービスだ。
どの店舗でもやっているのかどうか知らないが、流石マック、色んなサービスを考えつくものだ。



ただ、60秒という短い時間内に商品提供をしなくてはならないスタッフの事を思うと、ちょっと酷なような気もする。
恐らくその日毎、ハンバーガー無料券の発行枚数を集計して多い時は店長から激が飛ぶことだろう。
このサービスをアメリカで始めようものなら、従業員から猛反発を受けそうだ。

ファストフード店で何分も待たされるのはどうかと思うが、60秒が90秒になっても良いではないか。日本人はそこまでせっかちではないだろう。
それにしても、コーヒー1杯の客にもコーヒーの無料券とは・・、ちょっと申し訳なかった。
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NHKスペシャル「日本国債」

2012-12-27 22:00:24 | 日常の出来事・雑感
日曜に放送されたNHKの特別番組「日本国債」、ドラマとドキュメンタリ-の2本立てで日本国債のしくみと現状を紹介する番組。

NHKと言えば基本的にニュートラルな立場で事実を伝え、最後の判断は視聴者に委ねるやり方が多いが、今回の番組に関しては、一貫して日本国債の危うさを伝えると言うか、どちらか言えば訴える内容だった。

日本国債が危険水域にあることは、新聞、テレビの報道を通じ理解しているつもりだったが、この番組を観て、一層不安が強くなった。

特に印象に残っている場面は、日銀の国債発行部門の責任者自ら大手都銀を訪れ、なるべく長期国債を買って欲しいと要請するも、銀行からは、リスクが高く増やせないと長期国債の枠拡大を渋る場面。
日銀として、良くぞ撮影を許可したものだと感心したほどである。

次は米国で伝説の投資家と言われる人物がシンガポールでのセミナーで語った言葉。
彼曰く、日本の厳しい状況を解決するには、人口を増やすか、外国人労働者を受け入れるしかないが、どれもできていない。最後は日本人が生活レベルを下げるしかない。日本国債を売るタイミングは近づいていると言うものだった。

著名投資家の発言とは言え、鵜呑みするのもどうかと思うが、この投資家以外に登場したヘッジファンド責任者やIMF関係者の口からも悲観的な発言しか聞かれなかった。

政権移行を受けた円安と景気回復への期待感から株式市場は上げ上げムード一色だが、海外投資家の日本を見る厳しい目には変わりが無いことを改めて思い知らされた。
首相を始め国会議員にも是非とも観て貰いたい番組だった。
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