かねて、エルミタージュ美術館やエカテリーナ宮殿、そしてクレムリンなど、スケールが大きい 美しいロシアを訪ねてみたいと思っていました。
今回、コンパクトな日程で、 戦略的、精力的に観光するツアーを見つけました。短期間ながらエルミタージュ美術館をたっぷり6時間見学できると いうものです。
一人でも行くつもりでしたが、山仲間でもあるKオジサンさんに話したところぜひ一緒にということだったので 二人で参加することにしました。そのKオジサンさんはご自分でも絵を描かれるなど 美術関係に造詣が深いので頼もしい存在でもあります。
まずはモスクワですが、クレムリン周辺が主体です。
(1)まずは赤の広場
北京の天安門広場と同様、石畳の広大な広場です。
赤というと共産主義・社会主義の赤を連想しますが、本来は「美しい」という意味合いだそうですね。
(2)聖ワシリー寺院 赤の広場の奥にある、1560年に建てられた鮮やかな色彩のネギ坊主
(3)大統領官邸
掲げられた旗はロシア国旗ではなく大統領を示す別の旗だそうです。
この時、ウラジミールがいたかどうかはわかりません。
(4)クレムリン大宮殿
ナポレオン軍の攻撃で焼失したのち、1838年~1849年に再建された建物。
全長125m、700の部屋があるそうです。
(5)ウスペンスキー大聖堂
14世紀に建てられたクレムリンの中で最も重要な聖堂
(6)ウスペンスキー大聖堂のイコン これは外側にあるイコン((聖像)ですが、
内部の壁・天井・柱の全面にイコンが描かれています。道内は撮影が禁止されています。
(7)ボリショイ劇場
バレエを観る時間はありませんでしたので外観だけです
(8)グム百貨店 赤の広場側から見たグム百貨店
(9)グム百貨店の内部
日本のモールよりもきれいなくらい。
庶民の生活も、もう社会主義体制から脱却した感じです。
(10)グム百貨店の内部・その2
(11)今回の行程
赤の広場って、モスクワにも、あるんですか~!
結構年代物の建物が多そうだけど、観光で回ると歴史を感じるでしょうね。
ロシア正教の教会は綺麗ですね。
私は若い頃、ヨーロッパは3カ国行きましたけど社会主義の国に行った事はありません。何となく物資が乏しく窮屈なイメージだったので。今はそんな事もないのですね。
事前に行程の事を勉強しておらず、エルミタージュ美術館に行く。
その程度に捉えていました。
モスクワ1日。サンクトペテルブルグ2日の駆け足旅行でしたが、中身の濃い旅行でした。
以前に、日本で見た名画に再び会う事が出来たのが良かったです。
今回の旅行で特に心に残ったのは「戦争」と言う事です。教会の高いオダリスクに何本もの砲身が貼り付けてありました。クレムリンでも沢山の砲身が並んでいました。
エルミタージュ美術館には将軍の間があり、ナポレオン時代に戦ったであろう様軍たちの肖像画が何点も展示してありました。
スェーデンと戦って凱旋門を造ったとか、トルコと戦争したとかと、ガイドが話してくれました。
日露戦争で日本とロシアが戦ったことは知っていましたが、レニングラード攻防戦でナチスドイツと戦いました。侵略から守るため像を隠す写真が生々しく見えました。
ずっと戦争の歴史だった事が判りました。
エカテリーナ宮殿。
この煌びやかな場所で大黒屋光太夫がエカテリーナ2世に拝謁しました。シベリヤからこの場所に来た。
その事が凄いと思います。
言葉では表せない苦労が有った事と想像します。
サンクトペテルブルは教会と運河の町。そんな事も発見しました。それに、この辺り。全然、山が無い場所でした。
色々と知る事が出来ました。
また、知る事が面白かったです。
好い旅でした。
この度は、ご一緒させて頂きまして、有難う御座いました。
若者たちが盛大に祭りを祝う。
検索しましたら2011年のですが、こんなのが有りました。
https://www.youtube.com/watch?v=nGTLah4mcOA
北の地方で太陽に恵みに遠い場所。
それが一気に爆発する。
そんなイメージがします。
クレムリンの城壁は赤ですが、そのほかは赤ではありませんでした。
それに思っていたよりスケールが大きいものでした。
すっかり社会主義経済から脱却した感じを受けました。
聖ワシリー寺院は特別に派手ですね。
ほかのロシア正教の教会も、屋根(塔)が鮮やかな青や緑、金色など独特なものがたくさんありましたよ。
Kオジサンさんが書かれたコメントで旅の総括ができてしまったような感じがします。
私もKオジサンさんの感想と同じ思いです。
一緒に行っていただき感謝しています。
歴史的建造物は、体制が代わっても美しく保たれているので、ロシアの誇りが感じられたのではないでしょうか。