モタ爺の 山・旅 大好き Orange days

山歩きを始めて60年余。山と旅行の記録ブログです

美しきタージ・マハルとアグラ城

2018-11-30 09:50:39 | 旅行
インド旅行で聖なるガンジスとならんで印象に残るのがタージ・マハルです。
世界で最も美しい建造物といわれるタージ・マハル。その評価が間違いでないことをこの目で見て実感しました。
周知のとおり、皇帝シャー・ジャハーンが若くして亡くなった妻のために建てたタージマハル。しかし彼は息子に皇帝の座を追われ、アグラ城のムサンマン・ブルジュ(幽閉の塔)に幽閉されます。シャー・ジャハーンはこの幽閉の塔からヤムナー河の対岸に見えるタージ・マハルを眺めて過ごしたといわれます。
そのアグラ城は、巨大にして堅牢な造りながら美しい宮殿を持つお城でした。

詳しくは次の「インド旅行記」をご覧ください。
《聖なるガンジスと歴史的建築物・インド》

(1)タージ・マハルに入っていく正門


(2)正門内から見たタージ・マハル


(3)タージ・マハル


(4)これぞ美しきタージ・マハル


(5)タージ・マハル近撮 内部は撮影禁止


(6)タージ・マハルの横に建つモスク


(7)アグラ城の城門前にて


(8)アグラ城にあるジャハーンギール宮殿も美しい


(9)息子に皇帝の座を奪われ幽閉されていたアグラ城のムサンマン・ブルジュ塔
   幽閉の塔といわれ、ヤムナー河の対岸にタージ・マハルが見える


(10)アグラ城からヤムナー河の向こうに見えるタージ・マハル



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インド 聖なるガンジス

2018-11-28 09:06:47 | 旅行
ぜひ行ってみたいと思っていたインドへ行ってきました。
聖なるガンジスと歴史的建築物を訪ねる旅です。
まずはヒンドゥー教最大の聖地ガンジス河。教徒の祈りがささげられていました。
街には物乞いする人たちがいっぱいいるということは、カースト制が根強く残っているからではないでしょうか。インドの問題点の根幹はいまだ解消されていないようです。
『輪廻転生』を求め、ガンジスに祈りをささげる人たち。現世を正しく生き、生まれ変わって上層階級になるという 教えを信じ、来世に希望を抱いて現世で一生懸命に生き抜く人々の姿を見たように思います。

詳しくは次の「インド旅行記」をご覧ください。
 
《聖なるガンジスと歴史的建築物・インド》


(1)毎夜行われるガンジス河に祈りをささげる儀式「プージャ」


(2)プージャの儀式


(3)早朝、ガンジスの沐浴を舟で見学に行く


(4)夜明け前から各ガートに教徒たちが集まってくる


(5)ガートに集まってきた沐浴する人たち


(6)沐浴する人たち ―― 頭までガンジスに潜って沐浴する


(7)沐浴の様子


(8)ガンジスの夜明け


(9)明るくなったガートの様子


(10)1日中煙が絶えない火葬場 ―― 荼毘に付され遺灰はガンジスに流される

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ロシアへ (5)プーシキン エカテリーナ宮殿

2017-07-01 21:27:49 | 旅行

サンクトペテルブルクの南東25km、プーシキン市にあるのがエカテリーナ宮殿です。
この宮殿は女帝エカテリーナ二世の夏の離宮で、長さ(間口)が300mもあります。
礼拝堂もあり、広い庭園のある宮殿でした。
また、ここには有名な「琥珀の間」というのがあります。
侵攻してきたドイツ軍がこの琥珀の間の琥珀をすべて持ち去って行方が分からず、現在の琥珀の間は新たに造ったものだそうですが、今ではこの模造品の方が価値があると言われているそうです。

(1)エカテリーナ宮殿   全長300mあるそうで1枚の写真に入りきらない


(2)宮殿の礼拝堂

(3)正面階段


(4)大広間・舞踏の間(鏡の間ともいう)
   
ロシアに漂着した大黒屋光太郎が、帰国許可を得るため皇帝エカテリーナに謁見
   したのがこの大広間だったという。許されて帰還する。  


(5)叙勲者の食堂   この後も出てくるが、この宮殿には食堂が多い


(6)白の食堂


(7)赤の食堂と緑の食堂   赤の食堂は皇帝の家族の食堂だったらしい


(8)琥珀の間   琥珀の間は、金箔の部屋よりも重厚さがあり高級感があった


(9)絵画の間


(10)エカテリーナ(隠れ家)   庭園を隔てた先にある


(11)ロシアのカラス
   真っ黒でなく2色のカラス。鳴き声が日本のカラスと少し違うとガイドの説明
   

 

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ロシアへ (4)ペテルゴフ ピヨートル大帝夏の離宮の庭園

2017-06-30 20:25:47 | 旅行

ピヨートル大帝は、サンクトペテルブルクの西約30kmのところにあるペテルゴフに夏を過ごす離宮を建てたのだそうです。
大帝は海が好きだったそうで、バルト海フィンランド湾が見える場所に離宮を設け広大な庭園を造らせたといいます。
庭園内には150を超える噴水があり、長大な水路で水を導き、高低差を利用して噴水を24時間出し続けることが可能だそうです。

(1)11時になると音楽とともに一斉に噴水が吹き上がる


(2)大宮殿を背にして見る噴水と水路   水路の先にはフィンランド湾が見える


(3)サムソンの噴水   サムソンが両腕で広げた獅子の口から噴水が出る


(4)大宮殿を背景に噴水の水がカスケード滝となって流れ下る


(5)宮殿の聖堂   光り輝くキューポラ


(6)いたずらの噴水「傘」 
   
傘の下に入ると出てこられない
   ほかにもベンチに座ると噴き出す噴水などいたずらの噴水がいくつもある


(7)太陽の噴水   中央の丸い噴水が回転する

(8)ピヨートル大帝の像   森の中の小径に立っている


(9)モン・ブレジール宮殿
   ピヨートル大帝と王妃がプライベートに使用した建物で、すぐ裏がフィンランド湾


(10)バルト海フィンランド湾   モン・ブレジール宮殿のすぐ裏側


(11)庭園内の橋の上から見た大宮殿と噴水、そして水路
    
宮殿と水路、庭園はベルサイユ宮殿をモデルにしてつくったという


庭園の噴水は5月から10月半ばまでだそうです。

夏を過ごすためにこれだけの離宮と庭園を造らせてしまうという権力と財力にはたまげます。
「ロシアをヨーロッパに並ぶ強国へと発展させようとしたピヨートル大帝の野心が伝わってくる」とガイドブックに書いてありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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ロシアへ (3)サンクトペテルブルク エルミタージュ美術館②

2017-06-28 20:12:38 | 旅行

いよいよ、この旅行の戦略的目標である絵画を中心とした美術品の鑑賞です。

従来、エルミタージュの本館・冬の宮殿3階に展示されていた、印象派以降の作品ですが、現在は新館に移されていました。そのため、本館の見学の前にガイドさんが案内してくれることになりました。宮殿広場を挟んで向かい側の建物です。

そのあと、本館の展示品をKオジサンさんと二人で見て回ったのですが、正直に言って疲れました。
あらかじめ見たい作品や、コースについても検討してきました。はじめは良かったのですが、自分の位置はわかっても、次に行くべきルートが分からなくなってしまうのです。係りのおばさんと、双方共の片言英語ではなかなからちがあきません。
広いし、人は多いし、山へ登るよりも疲れてしまいました。
それでも、絵画のほか彫刻や古代の遺品まで、かなり広範囲に見てくることができたので良かったと思います。

(1)印象派以降の作品がある新館   小さなバルコニーの下が入口です

 

(2)印象派やそれ以降の展示作品
   1.あばら屋 ; ゴッホ            2.Lady in the Garden ; モネ
   3.ピアノを弾く少女 ; セザンヌ    4.ダンス ; マチス

 

ジャンヌ・サマリーの肖像 ;ルノアール
最も見たかった作品の一つです。
この作品の前にルノアールが描いた半身像のジャンヌ・サマリーの絵を「プーシキン美術館展」(2013年、名古屋)で見ました。そこで今回エルミタージュで全身が描かれた方の絵をぜひ見たいと思っていたのです。

彼女は女優で、数年間ルノアールのモデルを務めました。しかし、このあと34歳の若さでチフスにかかり亡くなってしまったそうです。

 

果物を持つ女 ; ゴーギャン
タヒチの少女を鮮やかに描いていますね。


Woman with a Fan ; ピカソ


(3)エルミタージュ本館の作品  
 ここからは、Kオジサンさんと2人で、観たいと思っていた作品を探しながら観て回りました。
まず最初の部屋がイタリア美術の部屋です。そのあと、レオナルド・ダ・ヴィンチの部屋、フランドル美術、スペイン・オランダ美術、というように巡ります。
途中から迷子になりましたけどね。

写真はイタリア美術の部屋です。


ダナエ; ティツイアーノ

 

リッタの聖母(左)  と ベヌアの聖母 ; レオナルド・ダ・ヴィンチ
聖母マリアとイエス・キリストが描かれた傑作ですね。

 

聖ペテロと聖パウロ ; エル・グレコ
エル・グレコはティツイアーノらに学んだというスペインの画家


放蕩息子の帰還 ; レンブラント
ひざまづいて父に抱かれる息子の姿が、レンブラントの不遇な晩年に重なる、と本の解説にありました。

 

アントニア・サラテの肖像 ; ゴヤ
モデルのアントニアは女優だったそうです。

 

犬と少年 ; ムリリョ
屈託のない少年の笑顔に魅せられます。

 

エルミタージュ美術館は世界3大美術館の一つといわれるだけのことはあります。
展示されている部屋も元王宮ですし、エカテリーナ二世が財力と権力で集めた作品もすごいです。

ただ、新館の方は、ガラス張り天井から自然光が展示室内に入ってくるところもあるので作品に悪い影響がないかと心配です。日本だったらもっと作品を大事にしようと工夫すると思うのですけどねえ。
いい点は、フラッシュさえ使わなければ作品の撮影が自由にできるということですね。

さて、エルミタージュ美術館を見学したばかりですけど、7月1日から9月18日まで、愛知県美術館で、「大エルミタージュ美術館展」が開かれるので、そちらも観に行くつもりです。

 

 

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