経ヶ峰に行ってきました

春一番が吹いて各地で２月の最高気温を更新した翌日（１５日）、その暖かさに誘われて経ヶ峰に登って来ました。
経ヶ峰は、三重県津市の布引山地にある山で標高は８１９ｍありますが、急坂はほとんどない実に登りやすい山でした。

ふもとの菅原神社から１時間半あまりで到着した山頂にはたくさんの登山客が休憩していました。
この山頂はこんもりとした草原の小山のようなところで、３６０度広がる眺望が待っていました。
やや霞がかかってはいましたが、鈴鹿、布引の山並、伊勢湾を一望にできます。そして青山高原のたくさんの風力発電用風車も目を引きました。

素晴らしい眺望を十分楽しんだあと、帰りは往路を戻るつもりでした。ところが山頂から少し下ったところで後から来た元気な人に追いつかれてしまいました。
まずは挨拶をして「私は三河から来ました」というと、「せっかく遠くから来られたのなら、別のいい道を案内しましょう」というのです。お聞きすると経ヶ峰山頂下にある山小屋の管理人さんだそうです。昭和９年生まれの７４歳だといっていましたが実に元気な人でした。

本当に偶然ですが、経ヶ峰の主のような方に会えたおかげで、歩きながら山の話をし、地元の人しか知らない素晴らしい展望場所などを案内してもらいラッキーでした。
さらに下山後、経ヶ峰の四季を撮った写真や、この山の自然を維持する活動などの写真を集めて展示している津市安濃中央公園内体育館にも案内してもらいました。
おかげで有意義な山行きとなりました。

写真は順に、（1）ふもとから望む経ヶ峰　（2）経ヶ峰山頂風景　（3）経ヶ峰山頂から望む鈴鹿の山並